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減圧症のメカニズムと安全停止の有効性

先日、ダイビング関係のセミナーなるものを受講してきました。
テーマは「安全停止のなぜを覗く」というもの。
http://seminar.jaus.jp/

安全停止ってなに?
ダイバーの方なら誰でもご存知の安全停止。
これは、ダイビングの終了間際に水深5m程度の浅いところで、3分間停止して、水圧で体の中に溶け込んだ窒素などのガスを対外に少しでも排出し、その後、水面上に浮上するというものです。

なぜ、こんなにまどろっこしいことをするのか?
一言で言ってしまえば「減圧症の予防」のためです。
ダイバーにとって最も怖いのは、急浮上です。
なぜ、急浮上が怖いかというと減圧症になってしまうから。

水の中で圧力を受けている状態で呼吸していると、水圧と同じ圧力のかかった空気を吸っているわけです。そうすると体内のあらゆる組織に空気の成分である窒素などのガスが溶け込んでいきます。
その後、浮上すると圧力が下がるわけで、体中の組織に圧力で溶け込んだガスは気化しようとするわけですね。
炭酸飲料のペットボトルの蓋を開けるのと同じことが体の中で起きます。


するってーと、体中に溶け込んだガスが気化して泡になる。
これが、小さい泡で静脈血が肺に運んで自然に排出されればよいのですが、大きな泡になったり多量の泡になったりすると、体中のあちこちで不具合が発生するわけです。

そらそーですよね。
体中のあちこちに泡ができたらその回りの組織は破壊されたりするわけで。

血管の中で大きな泡ができたら、血管は詰まってしまう。
皮膚の内側で泡ができると発疹になったり、かゆくなったりする。
脳の中で気泡ができたら、脳の組織は大きなダメージを受ける。
影響を受ける組織によって、症状はいろいろです。
関節とか筋肉の組織の中で泡が悪さをしたり、脊髄や神経に影響するのとでは当然違った症状になるわけです。

では、それを防ぐ為にどうするか?
基本的にはゆっくり圧力を下げていけばよい。
よく振った缶ビールでも、プルトップを一気に開けないで、ちょこっとずつ空気を入れて休み休み開けると噴出さないのと同じ。

人の体は缶ビールよりもうまいこと出来ていて、体中の毒素とか不要なものは血液が洗い流してくれる。
静脈血に混じって洗い流されるわけですね。
毒素なら肝臓とかで分解され、腎臓で尿が作られ体から排出される。
小さな泡となった窒素は、肺の毛細血管から対外に放出される。

だから、大きな泡が体内に発生しないようにゆっくり上がれば(圧力を下げれば)よい。
肺から排出する以上の速さで、体中に泡ができてしまうと、体内にドンドン泡が溜まってしまうので、排出する方が多いスピードで、ゆっくりゆっくり浮上していく。
その一環として考え出されたのが安全停止。
究極の「ゆっくり」は「止まる」ですからねー。

目の前に海面が見えるところで、サクッと浮上せず、圧力のかかった状態で体の中の泡をより放出しようという試みが「安全停止」です。
ダイビングの最後には「5mで3分間の安全停止をする」というのは、レジャーダイバーの中では常識になっているのですが、この医学的、科学的根拠ってどうなの?というのが今回のセミナーのテーマでした。

ルールとして守っているという人が多いと思いますが、どんな時に有効でどんな効果があるの?というところを、明確に説明できる人は少ないのではないでしょうか?

世界の科学者の減圧理論とか、アメリカ海軍の調査データとかはここでは説明しませんが、基本的な考え方は下記のとおり。

減圧症を防ぐ為のアプローチは二つ。
・体に溶け込むガスの総量を減らす。
・体に溶け込んだガスを多量の泡や大きな泡にしない。

どっちかしかないわけですね。
溶け込ませないか?無理なく排出させるか?のどちらか。



溶け込ませない方法も色々あります。
・なるべく浅いダイビングをする
・なるべく短いダイビングをする
(ヘリウムが体に溶けにくい特性を活かして、空気に含まれる窒素をヘリウムに置き換えてた特殊なボンベで潜水するとか、様々な方法がありますが、一般的ではないのでここでは割愛します。)
※注

上の二つの考え方を元にダイビング計画を立てます。

例えば、Aというスポットは25mのところに面白い地形がある。
最初に25mまで一気に潜って、そこで10分間過ごし、その後、北側の15mのB地点を経由して、最後はC地点で5~10mのところにあるサンゴ礁を観察して、安全停止後、浮上する、とか。
「25mでは10分間だけ」と制限するのが「体に窒素を必要以上取り込まない為の計画」になるわけです。
(ダイビングテーブルとか、ダイブコンピュータというのは、○mに○分いるとどれだけ体内にガスが蓄積するか?を計算してくれるものです。)

最初に深いところに行けば、その後、浅いところで少しずつ排出されるので、深いところを最初の方に計画するのがセオリーです。
ダイビングの後半で深いところに行く計画を立てると、浮上はどうしても一気に浮上する計画になりがちですので、そうすると危険度の高いダイビングになってしまいます。
だから、1本のダイビングなら最初に、1日のダイビングなら最初の1本に、深いところを計画するわけですね。

ただ、どんなに計画したって、ガスを少なくすることはできても、ゼロにはできない。
であれば、今度はそれをどうやって効率よく安全に排出するのか?という話です。
体内で、排出できない程の大きさの泡ができない様するにはどうしたらよいのか?という話になります。

これも二つの方法がある。
・ゆっくり浮上する
・途中で浮上を停止してガスの排出を待つ
(浮上途中で高濃度酸素を使用することで窒素の排出を早めるという方法もありますが、テクニカルダイビングの世界の話であり、一般的ではないのでここでは割愛します。酸素中毒の危険がありますので良い子は真似しないでくださいねー♪)

二つと言っても言っていることは一緒ですね。
「ゆっくり」をより強くしていくと「停止」するわけで。

最近ではディープストップという言葉がありまして、先ほどから説明している「安全停止」の深さに辿りつく前に、何段階かの深さで停止して段々と上がっていこうという考え方です。

難しいもので、人間の体って均一ではないんですよね。
組織によって、ガスが早く溶け込みやすい組織もあれば、ゆっくり溶け込み、ゆっくり排出する組織もある。
早く解ける組織に対しては「安全停止」が有効で、遅く解ける組織には「ディープストップ」が有効です。

そんなことを考慮に入れ始めると話はややっこしくなります。
その日や前日のダイビングのプランによっても有効な方法は変わってくるわけで。。。

話が複雑になるので、ここでは基本の話だけにとどめます。
その辺の話をより詳しく知りたい方は、ダイバー向けに日記を書いていますので↓こちら↓にどうぞ。
http://www.moemonya.com/owner/owner.html
(2011/09/29の日記)

ま、減圧症予防の基本的な考え方は、体内に取り込むガスを最小にする、ということと、急激に大きな泡を作らないで、体がダメージを受けない細かい泡で排出すること、が大事です。

今回のセミナーテーマの「安全停止」について、結局、ある潜水パターンに対して有効ではあるが、細かい数値設定については科学的な裏付けは不十分、という話でした。
でも、現実の世界では一定の効果を発揮しているよねー、というのが、講師の方を含めた業界の方々の見解でしたが。

だって、安全停止というもの自体がなければ、シュポーンと海面に浮上しちゃう人もいるかもしれないけど、一旦、海面の目の前で止まることで、少なくとも急浮上はそれなりに抑制されているだろうし、深く短い潜水パターンが多い昨今では、科学的にも効果があるであろう、という話でした。

知れば知るほど、疑問が増えていく。
どんな世界もそうかも知れませんが、知識欲は広がっていきます。

※注
ヘリウムは浅い潜水や短い潜水では空気よりも減圧時間が長くなることがあります。大深度潜水では窒素酔いの対策としてヘリウムが利用されることがありますが、必ずしも体内に溶け込みづらいものではありませんでした。失礼しました。
須賀さんご指摘ありがとうございました! 2011/09/29修正

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野尻湖クリーンダイブ紀行

先日の土日で長野県の野尻湖のクリーンダイビングに参加してきました。
文字通り、湖底を清掃するダイビングです。

主催は社団法人 レジャー・スポーツダイビング産業協会(以下JRDA)という団体で、ここ数年の過去実績では年15回から20回余りのクリーンダイブを実施しているようです。
先日、この団体を知り、サポーターとして入会。(よく一緒に潜るバディの紹介です)
今回の野尻湖クリーンダイブに初めて参加してきましたのでリポートします。
(ナウマン像の化石が発見された野尻湖ですが、今回は発掘ツアーではありませんでした。残念!)


通常は現地集合、現地解散らしいのですが、東京から野尻湖は遠い!ということで、品川からの送迎バスが用意されていました。
参加者は朝7時半に品川駅に集合して、あとは観光バスでくつろいでいる間に野尻湖に到着!

ファイル 112-4.jpg

ちょうど台風が来ているということもあって、道はガラガラ。
今回の台風は大型で強い勢力ということもあり、関西方面では大きな被害が出ていました。
そんな大きな台風が来ていても湖は割りと静か。時折、さざなみが立つ程度です。
(海はうねりがひどく、かなり離れた海域でもクローズになっていた様ですが、海況不良の際は湖でのダイビングというのも良いかもしれませんね。ただ、漁業権の関係で潜れるスポットは少ないですが。)

野尻湖にはお昼ごろ到着。
着いたら、まずは腹ごしらえ。お宿で昼食を取りました。
その後、タンクとウェイト、ヘルメットが貸し出されて、小雨の降る中、器材準備を行う。

淡水ダイビングはご存知のとおり、浮力が海水より小さいため、ウェイトは少なくて済む。
私の場合、体脂肪率は高いのだが、ウェットスーツが古くペシャンコ(涙)なので、淡水の場合はウェイトなしで潜れる(笑)身軽で楽チンなのだ。

ブリーフィング後、船へ乗り込む。
地元漁協の全面協力の下、地元のテレビ局の取材なども来ていました。

ファイル 112-5.jpg

漁協の船で清掃ポイントまで移動。
水深は5~10m程度。潜水時間は40分程度を目安として最大でも1時間。透明度は5m程度と割と良いので、リラックスして潜れそうです。

開催場所によっては10~50cm程度の透明度ということもあるそうで、その場合は、バディとの連携は困難になる。
10cmというと、私も以前経験がありますが、自分のダイコンの表示を見るのも困難です。
ゲージなんか、マスクにくっつけてライトを当てないと見えないし。
上下左右もわからないので、泡の行方を追って上下を知ることになる。(ま、ナイトダイビングもおんなじですが。)
そんなダイビングでは、各自「自分の身を自分で守れる人」というダイビングスキルレベルが参加条件となってくる。

潜ってみると、湖底にはソフトルアーが多い。(野尻湖はバス釣りのポイントです。)
そこかしこに白いウネウネとした巨大な幼虫みたいのが落ちている。
頭にジグヘッドが付いているものはその重さで湖底から白い幼虫が生えている様に見える。
異様な風景だ。

拾う、拾う、ゴミを拾う。
空き缶、空き瓶、ソフトルアー、ソフトルアー、空き缶、ソフトルアー、拾う、拾う。
ペットボトルは思いのほか少ない。水に浮くからかもしれない。

大きなものでは古タイヤが多い。
湖底と言っても、浅場の岸や船着場周辺にあるわ、あるわ。
2日間で全体で40本以上引き上げたのではなかろうか。

ファイル 112-1.jpg

どこの湖でも似ているところが多いと思うが、湖底は泥である。
フィンキックで巻き上げちゃうと視界はあっという間にゼロになる。
ましてや着底してしまうと泥が大きく巻き上がる。

海であれば流れがあるので、しばらく待っていると視界は晴れてくるが、湖は流れがないため、一度、泥が巻き上がってしまうと、ちょっとやそっとでは視界は晴れない。
なので、巻き上げないことが大事。
自分も困るし、周りの仲間を危険に陥れることにもなってしまう。

ということでどうするか?というと、フィンキックは基本は「あおり足」。
湖底周辺でバタ足をしてしまうとどうしても巻き上がってしまうので、ひざを曲げて足を上に突き出すかたちであおり足をする。
前後、左右への移動はこれでOK!

前後左右よりも、上下の移動が泥を巻き上げやすい。
なので、上下移動は浮力を使って調整するのが一番良い。
中性浮力(無重力みたいな感じ)を取っていて、息を吸えば上に上がっていくし、息を吐くと沈んでいく。
その加減で上下の調整をするのが巻き上げ防止には一番良い。ゴミ拾いと一言に言っても、奥が深いのだ(笑)

面白いと思ったのは、常連さんとの話をしていると、皆、目がハンターなんですね。
どれだけ大物のゴミを見つけて引き上げたか?というのが一種のステータスなのだ。
こりゃ、面白い!はまります。


僕は今回、ドラム缶は見つけられなかったけど、古タイヤ数本と大型のキャンプ用折りたたみ椅子、大鍋、大型のタモ、3m位の巨大なプラスチック製ネットなどを引き上げました。
プラスチックのネットは重くて引き上げられず、陸上サポートの方からロープを受取り、湖底で巻きつけ、引き上げていただきました。

ファイル 112-2.jpg

他にも両手で持てるように取っ手の付いた大型のバッテリーも発見したのですが、結局、自分ひとりでは引き上げられず。。。
ロープを使うには桟橋から遠すぎて、BCの浮力の限界を超えており、フロートでも持っていれば持ち上がったかもしれないのだが、ナイフとライト位しか持っておらず、断念。

後で、回収したゴミを背景に記念撮影をした際、そのバッテリーが引き上げられており、悔しい気持ちになりました(涙)
次回はフロート必携です。
そのうちエアリフトなども持ち込んでやろうと密かに企んでおります。

2日間、のべ40名で引き上げたゴミは1トン弱。
ゴミを背景に記念撮影です。

ファイル 112-3.jpg

今回の交通費とか宿泊代、タンク代などをスポンサーとして負担してくださっているそうな。
日本釣振興会自体は、主に釣り関係のメーカーさんからの寄付によって成り立っているということで、ソフトルアーや釣り糸を販売した利益で、ソフトルアーや釣り糸のゴミを回収しているのでした。

JRDAの資金は、昔は水産庁からの予算があったようですが、昨今の事業仕分け?(もっと前から?)の削減要求などもあり、現在は上記のような寄付に頼っているとのことでした。

JRDAでは、あちこちの湖や海、川の清掃や、沖縄周辺では珊瑚の植苗も行っています。
興味のある方は下記Webサイトをご参照くださいませ。
http://www.diving.or.jp/

私も(俺も)サポーターになりたい、という方はこちらから申し込みができます。
http://www.blue-eco.jp/

ただし、水中でも自分のことは自分できるダイバーが条件だと思います。
ガイドのお尻ばっかり追いかけるファンダイブに飽きた方、普通のダイビングポイントに飽きた方、真っ暗で上下左右が分からない状態でもパニックにならない方が、対象になると思います。

単なるゴミ拾いと言っても、あなどれない。
いかに大物を見つけて、引き上げるのか?
面白いです!是非、ご一緒に!

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今、日本のリーダーに必要なこと

  • 2011/08/31 21:20
  • カテゴリー:教育

先日の朝日新聞に「板橋区で無料の塾」を開講している方についての記事がありました。
板橋区は給食費の補助等がもらえる「就学援助」の制度を利用する人が4割近くもいるそうです。
そんな中、公立の小中学校に通う子供達を対象に「無料の塾」をボランティアで経営していると。

この男性自身、有り余る財産や時間を持っているわけではなく、事業失敗の経験があり、現在も昼と夜のダブルワークをしながら、当時の借金を返済しているとか。
この話自体、本当に素晴らしいことです。
それは一切否定する余地もない。

でも、何かがおかしいと思うのです。
根本的な何かが。。。

こないだ、夜遅くタクシーで帰宅する途中、タクシーの運ちゃんと大激論を交わしたのを思い出しました。
大激論は走行ルートの話でもタクシー料金についての話でもありません。日本の未来の話です(笑)

夜中の2時頃、おっちゃん二人で(運転手と私)狭い車内の中、日本の未来を語り合う(苦笑)


「まずは未来に希望を持てる国にならないと・・・」
「人口減少は国力低下の根本的な原因の一つ・・・」
「移民政策を取らないなら、人口増加するには子供を増やさねば・・・」
「子供一人育てるのに数千万円もかかる馬鹿な状態を改善しないと・・・」
「そうだ、そうだ」と盛り上がっていたのでした。

運ちゃんいわく「高校無償化策を進めるべきだ!」と。
ここで意見が食い違う。

実際に中学生の子供を持つ親としては、違うと思うんですねー。
高校を無償化しても人口は増えない!(きっぱり)

公立高校の入学金と授業料がいくらなのか?というのが本質的な問題ではない。
冒頭の無料の塾の話を思い出して欲しい。
なぜ、学校に行っているのに、さらに別途、塾に行かねばならないのか?
そこがおかしいと思うのですよ。

なぜ、お金に余裕のある家は子供を私立の学校に行かせたがるのか?
問題の本質はそこにある。

いくら無償化されたって、今のほとんどの公立高校は、別途、塾に通わねばならない。
僕の通っていた高校は進学校と言われていたけど、皆、4年目は駿河台とか代々木に通っていた。(予備校ね♪)
8割以上が進学ったって、その半分が予備校では進学校って言えるのだろうか?

加えて、教師の質の問題。
近所の小学校には、親の目から見ても(ごく偶にしかその先生に会わなくても)おかしいと思う教諭というのが複数いる。
そんな先生が教科別担任だったりすると、てきめんにその科目の成績が軒並み下がる。うちの子だけでなく、近所中、その学校に通っている児童、みんな下がるのだ。

私立ならそんな先生は淘汰される。
具体的にはクビになったり、法的にそれができなくても第一線からは外され、事務処理などの仕事に回される。(事務職がどうこう、というのではなく、直接子供に接しない仕事という意味です。)

本人の希望と適材適所が必ずしも一致しないのだから仕方がない。

しかしその仕組みが公立学校にはない。
校長に訴えたところで、できるとしても次の異動の対象になる程度の話だ。
異動して別の学校で同じことをしている。これでは何の意味もない。目の前の臭い者にフタをしただけだ。

そのため、組織として崩壊しているところがいくつも見受けられる。

今春、ある少年が公立中学に入った。
中学校は小学校より学区が広いので、いくつかの小学校から集まってクラス編成される。
特定の小学校からきた児童達(中学なら生徒か)が徹底的に出来が悪い。というか、授業が成り立たない。
座っていられないというか、喋りっぱなしだったり。。。
聞けば、彼らが卒業した小学校はいわゆる学校崩壊しており、小学校の授業自体が成り立っていなかったとか。

水は低いところに流れる。
簡単に流れていく。
その中で、自らの"普通"を維持していくにはどうするのか?

塾だとかの習い事に頼るわけだ。
危機的状況というのはそこにある。

昔は他人より上を目指すために塾に通った。
より難しい学校に入るために塾に通ったが、今は違う。
落ちこぼれにならないために塾に通うのだ。

これって、仕組みとして成り立っていませんよ。すでに。



私立の学校は厳しい。躾も授業も厳しい。
でも、学校だけに行っていれば、その年代に必要な学力や人間関係など必要な経験がそこだけでできる。
部活に宿題と子供達本人も大変ではあるが、塾や習い事に行く必要もないし、行く時間もない。
教師もひとり一人の進路を真剣に考える。直接自分の業績にもつながるので必死だ。公立高校の先生とは背景が違う。

どちらが合理的なのか?
同じ条件でどちらでも選べるのであれば、どの親も間違いなく私立を選ぶだろう。

戻って、タクシーの運ちゃんとの話。
いくら学費が無料になっても、結局それで事足りないのであれば、決して安いものではないと思うわけです。
だから、その方向にパワーをかけるのではなく、質の向上を目指さねばならない。

私立と違って公立の先生って、よっぽどのマイナスがなければ、問題なく翌年も教師という職務に就ける。
そんな会社って、ないと思うんですよね。いまどき。
私立の高校教師のように成果が上がらないと生き残れないような仕組みが必要。
公立の先生ほど、のほほんと生きていても大丈夫な世界は、郵便局が民営化された今、他にはない。(きっぱり)

この国の未来を作るのは子供達な訳ですよ。
そこに投資しないでどうするんでしょう?

今日明日の生活費に、集めた年金ばら撒いて、未来の子供達が返済する赤字国債を刷りまくって、明るい未来なんか有り得ない。

話を元に戻すと、理想を言えば、日本全国すべての塾が廃業せざるを得ないような公立学校にする。
そこまでいかなくても、ましな教育をしていかないと、いくら無料化したところで、まったく意味がない。

ボランティアで塾を経営することはもの凄く立派ではあるけれど、むしろそれを見ている、その地元の先生達はどう考えているのが知りたいですね。
頑張っている先生がいるなら、その先生がボランティアを引き受けて学校の指導要綱に縛られないで塾で教えているとか、そんなことって、実際ないんだろうなぁ。

もちろん、先生達だけでどうにかなる問題ではなく、教育委員会とか文科省の問題もある。
そもそも、民間は出来が悪いと左遷されるけど公務員は別、というところから直さないといけない。
中小企業なんて普通にクビになっているわけですよ。事実上。

クビにまですることはないかもしれないけど、「受益者の満足を計測する仕組み」は絶対に必要なんです!

計測してますか?

公立学校ははじめとする公共サービスは、顧客満足の計測をして自己のサービスのレベルを適正に把握していますか?

満足を与えられない人を同じ職務に就けておくこと自体が悪です。
お互い不幸ですよ。サービスを受ける側も提供する側も。

そこを直さないと、いくら国家予算を組んだって駄目。
まず、そこで働く人(主に教師)のレベルを上げる。
向いていない人は他の職務に異動させる。(他の学校に異動、ではなく、教職から異動していただく。)

以前も書いたが、学校社会だけしか知らない教師は不要です。

だって、ほとんどの学生は卒業したら社会に出て行くわけです。
しかし、教える教師が社会のことを知らないで何が教えられるのだろうか?
学校社会でしか通用しないことを教えているから、日本の新卒社員は膨大な社員教育を受けないとビジネスマン初級レベルにすらなれない。(この話は詳しくはこちらを

さらには教師の側にも武器を持たせなければならない。
体罰は駄目、ちょっと強く叱っただけで親が出てくるようであれば、おっかなくって真剣に教育なんてできない。

その点、私立の学校は武器を持っている。
私立小学校で学校崩壊しているところがないのは、単にこの武器があるからですね。

もちろん、体罰とか強烈な叱責が許されているなんて言うことはないのだが、駄目な奴は退学させる。
ただそれだけ。
「ルールが守れないならお引き取りください」というただ一言。
その意味では公立高校はこの強い強制力を持っているわけだが、全体の組織としてうまく機能しているところは少ない。

板橋区のダブルワークをしながら、友人達を教師として集めてボランティアで塾を行っている方は凄い。
でも、そんな頑張りをしなくても良い、世の中に、少しでもこの国が進み始めると、僕ら庶民にとっても未来が明るく見えてくるのではないだろうか。

このままこの国が進んで行ったらえらいことになるぞ、と皆思っている。
だから、未来に希望が持てない。
同じ、駄目な環境の中でも、少しずつでも良い方向に行っているなら、あるいはどちらに行けば良くなるのかが見えていれば、未来に希望が持てる。

今は調整型のリーダーは、この国には要らない。
明確なビジョンを示し、邁進していく強いリーダーが必要なのだと思う。
少しでも明るい未来が想像できるようになった瞬間、この国は本当に復興に向けて強く動き出すことができるのだと思う。

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潜水士試験、合格のコツ

昨日、潜水士免許なるものが送られてきました。
小さな運転免許証みたいなカードで「潜水士」の欄に"1"が付いていました。
労働安全衛生法による免許なのでボイラー技師とかガス溶接作業主任者とかと同列の資格ですね。

IT業界で仕事をしているので、仕事上では使い道がないのですが、趣味の資格ということで7月に受験したものです。
海底の秘密基地にデータセンターを構築する仕事、、、とか、あったら資格を活かしてやりますよ!(笑)

試験は午前と午後の2時間ずつで4科目を受験。
2科目分2時間ぶっ続けの試験は結構長いです。そんなに集中力はもちましぇん(汗)

難易度はどうでしょうねー。
問題自体はそれなりに専門的な内容なので、ダイバーの方以外にとってはちょっと難しいとは思うのですが、合格基準は全科目の合計点が6割以上、かつ、各科目4割以上ということなので、合格正解率は低いです。
全体で4割間違っても合格なんですから、それ程、難しくはないですね。

過去問題集が充実しているので、ダイバーなら問題集を一通りやっておけば大丈夫。(2回やれば大丈夫かなー)
テキストを何度も読み込むよりも、断然、過去問題集をやった方が合格への近道だと思います。
問題を解いて、解説を一通り読む。
2度目は間違ったところの解説をよく読んで理解する。これで大丈夫だと思います。

私の場合は、この方式で、朝夕の通勤時間(往復約2時間)×2週間でほぼ理解できたと思います。

暗記が必要な問題は少ないです。
一部、法律で定められた点検の周期とか、潜水方式の違いによるホースの太さとか、覚えておかないと答えられないものがありますが、いくつかしかないので、一覧にまとめておいて、試験直前に見直すだけで大丈夫かと。

機器の構造とかは、それぞれの役割を理解しておけばわかると思います。
予備空気槽の役割とか、空気の流量計と圧力計の違いとか。
予備空気槽に必要な内容積を求める計算問題とかも出ます。

あとは、理解しておく必要があるのは、圧力関係の法則でしょうね。
高気圧環境下での人体に及ぼす影響を理解するための設問が多いので、理論的なところは圧力に関する知識を問うものが多い。
僕は学生時代、物理が大っ嫌いだったけど、過去問題集をこなして、間違ったところの解説を何度か読み直せばだいたい理解はできた。
過去問題集は解説が充実しているので、ダイバーならテキストを読まなくても過去問題集だけでも合格できると思います。
(逆に過去問題集をやらないでテキストだけの勉強だと難しいかもしれません。)



圧力関係では、僕が戸惑ったのはゲージ圧力と絶対圧力。
どちらを指して言っているのかを明確に理解しないと数値がずれてしまう。
絶対圧力は水深20mで3気圧だけど、ゲージ圧力は水面でゼロとカウントするので水深20mならプラス2気圧なのね。

あと、ヘルメット式潜水とか、フーカー式潜水とか、実際に見たことがないとイメージするのが難しいかも。
ロバートデニーロの映画「ザ・ダイバー」とかに出てくるのがヘルメット式潜水。映画の時代設定は第二次世界大戦当時なので、出てくる装備はちょっと古いですけど、基本構造は今も変わらないのでイメージはできるでしょう。

実際、潜水士試験には、減圧症にならないために必要な知識が多く取り入れられていて、ダイバーには非常に有用な知識だと思います。
潜水を仕事としないレジャーダイバーにもお勧めの資格です!
むしろ、ダイビング指導団体の認定資格(Cカード等)には減圧症に関する設題が少ないので、潜水士試験の勉強をするとそのあたりが補完されますね。

減圧症関連では、医学的な問題の出題もあります。
心臓とか循環器系の構造とか、減圧症を考える上で必要となるからねー♪
右心房と右心室ってどっちがどっちだっけ?とか、自律神経ってなんだっけ?とか。

高気圧状態で、体中に窒素が溶け込んだ状態から減圧すると(浮上すると)溶け切れなくなった窒素が体の中で小さな泡になる。
これらは静脈を通って肺から呼気によって体外に放出されるわけだけど、急浮上すると、大きな泡が体内で発生して血管を詰まらせたり、泡が体内の組織を傷つけたりするわけです。
この大きな泡は体内のいろんな場所で発生するわけで、その部位や程度によって発症する症状は異なる。
骨の中の骨髄の血管が詰まると骨髄が壊死することもあるし、手足の毛細血管が詰まるのと、内臓の血管が詰まるのでは、当然、症状も異なる。

あと、肺が傷ついたり、動脈に静脈血が流れ込むような心臓疾患があったりすると、静脈内の気泡が動脈に直接流れ込む。
それが脳の毛細血管にたどり着くと、脳の血管を詰まらせてしまって、非常に危険な状況となる訳ですね。



もちろん、潜水中の危険は減圧症だけではないけれども、減圧症の理屈は理解しとかないと危ないわけですね。
水中溶接中の感電事故とか、ガス漏れによる爆発事故とかって、直感的に危険なのが判るのですが、減圧症は体内の組織の仕組みや減圧症発症のメカニズムを理解しないと実感的に危険なのがわからない。
なので、減圧症予防に関する出題が多いのでしょうね。

試験のポイントはそんな感じですかねー。

合格だけを考えれば、1科目の最低ラインは10問中4問だけ合っていれば良いのだから、不得意分野をざっくりと切り捨てても、得意分野で高得点を目指せば、合格はできるかもしれないですね。
もちろん、1科目あたり4問は正解する必要はあるわけだが、2問位は比較的やさしい問題が出るので、残りの8問の内、2問正解すればよい。

問題は5択なので、何も考えなくても正解の確率は20%。
8問の20%は1.6なので、2問正解には少し足りない。残りの0.4をなんとか実力で切り抜ければよい(笑)
そのかわり、トータルで6割の正解率が必要だから、得意分野で点を稼がないとならないけどねー。

ところで、そもそも、実技試験のない潜水士資格ってどうなんでしょうね?
通信教育で空手とか剣道の資格を取るのと同じような気がするが。。。(笑)

たしかに、問題は実際の潜水をするうえで有用なものが多いし、比較的新しい技術や内容も盛り込まれているので良いと思うのだけれども、泳げない潜水士とか、水が嫌いな潜水士とかって、どうなの?

あと、自分としてはありがたいが、更新って要らないの?とかって、ちょっと思う。
1回取得したら一生使える資格って便利ですけどね。
取得して20年経ったら、技術も変わっているだろうし、分野によっては完全に忘れているだろうなーって思う(笑)

最後に試験会場について。

試験を受けて思ったのは、会場の平均年齢が若いこと。僕のような40代のおじさんは数えるほどしかいませんでした。
キャピキャピの女の子達と、坊主頭の高校生が多い。
坊主頭の少年達は水産高校だと思うのだけど、女の子達は何者だろう?サルベージや水中土木工事をやるわけではなかろうに。みんながみんな水族館の飼育員希望?すげーいっぱいいたけど、そんなに人気の職種なのかな???

試験会場は関東地区はなぜか、千葉の五井の山の中。
駅からはバスとか乗り合いタクシーとか。(試験開催日は4~5人で1台の乗り合いタクシーが出る。一人500円だったかな。)
なーーんにもない山の中なので、弁当とか持っていった方がよいですよ。

車で行く人は、会場に駐車場があるので便利です。
なんで、あんな場所なんでしょうねー。都内にもいくらでも施設はあると思うのだが。。。
(平日に試験をしないで、土日にすれば大学とか借りられるでしょ?)

あーだ、こーだ、書きましたが、皆様の合格をお祈り申し上げます!
水産高校の生徒達よ!頑張れー♪

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年間億単位で稼ぐ人の考え方とその仕組みをわかりやすく説明してみた

最近、普通に考えたのでは有得ないほど稼ぐ人と話をする機会があって、あれこれ考えた。
僕自身、億どころか数百万しか稼いでいないので、こんな題名のブログを書くのはおこがましいと怒られてしまうかもしれない。
でも、自分も実践していきたい、という想いも込めて書いてみました。

年間、億単位を稼ぐためには、月額1000万円近くを稼ぎ出さねばならない。
「目指せ年収1000万!」なんていう話とは、一桁違う。

年収1000万円なら、普通の会社組織の中でも、成果を上げて上司や会社組織に認められることで、実現は可能かもしれない。
しかし、年間億単位の収入となると、根本の発想を変えていかないと稼ぐことはできない。
月額100万のサラリーマンはいても、月額1000万のサラリーマンはまずほとんどいないのだから。

一般的に中小企業の社長さんの年収ってどれくらいだろうか?
2000~3000万円程度の方が多いのではないだろうか?
もちろん、それ以下の社長さんもいるだろう。

多分、社長がその会社で最も報酬が多いと思われるので、その金額以上をその会社で目指しても困難だろうということは容易に予想できる。

まず、基本的な考え方と仕組みをシンプルに考えてみる。

基本的な仕組みは簡単で、まず、ゼロから富を生み出す仕組みを考える。

例えば、「塩コショウ」にスパイスを混ぜて「クレイジーソルト」という製品にして売り出すとか、A国で安く売っている商品を高く売れるB国へ持って行って売るとか。
お客様にホームページを作ってあげるとか、ソフトウェアの操作方法をわかりやすく教えてあげるとか。
モノでもサービスでもよいので、富を生み出す仕組みを考える。


(クレイジーソルト、僕も使ってます!おいしいです♪)

この仕組みを、マニュアル化して任せられるところを従業員に任せていく。

商品販売だったら販売担当の従業員に店番を任せて、仕入れの発注管理をパートのおばちゃんにお願いする。パートのおばちゃんには値札付けや伝票処理もやってもらうとか。

これらは、最初にルール付けしてマニュアル化してやれば、従業員に任せることができる。
従業員にはその仕事に応じた、決まった額の給与を支払う。

売上げから経費を引いて、残った分が経営者の取り分だ。(法人なら株主かな。)
たったこれだけの、どこでもやっていること。

「何時間働いたから」とか「いくら売り上げたから」といって所得が決まるのであれば、到底、年間億単位の所得なんかには辿りつかない。

時間換算では1日24時間以上働けるわけがないし、営業職が驚異的な売上げを上げたところで、ルールにのっとって昇給するだけなのだから、たかが知れている。
青色発光ダイオードを発明して会社の売上げに超々貢献しても、給料はルールの範囲でしか上がらないのだ。

つまり、まずは給与を受取る側から支払う側にならないと、月額1000万の収入なんて実現できない。
ビジネスの仕組みを実施する側から、仕組みを作り出す側に立たねばならない。

よく「起業する」とか「社長になる」などという言葉を聴くが、そんな言葉では抽象的過ぎて、やるべきことは、よくわからない。

具体的にシンプルに言うと「富を生み出す仕組みを作って、従業員にそれをやらせること」が起業することであり、社長になり、社長業を続けることなのだ。



さらに、そのビジネスにもポイントがある。

1.一度、仕組みを作ってしまえば、それを反復することで富の再生産がされる仕組みを作ること。
  ⇒その時だけでなく、続くこと

2.その仕組みのコピーの作成や、その運営は、マニュアルによって可能であること。
  ⇒人に任せられること

3.ライバル他社よりも優位性があること。
  ⇒これが最も重要かも知れませんねー

その三つが条件だ。

1ができないと「一発屋」で終わってしまう。
でも、これは、反復できないものを探す方が難しいかもしれない。
普通のビジネスは、ほとんど反復できるものなので。

例えば、都市開発とかは反復するのが難しいかもしれない。
その地域の条例、土地の権利関係、土地の形、作る建築物の用途目的などが、都度違うと、一発屋として仕事をせざるを得ない。
その都度、条件や要件が異なるので、その道の専門家がその都度取り組まないと実現できないわけだ。
むしろ、ビジネスとしては特異なモノでしょうね。

身近なところでは、ヤフオクで安い品物を買って高く転売するとか。
これは同じように安く仕入れられるかどうかは運次第となるわけで、目利きも必要だし再現性が低い。
そういう仕組みではなく、安定的に仕入れ商品が供給される商売を考えないと継続は難しい。

2つ目のマニュアル化と仕組みのコピー。

マニュアル化は全部をマニュアル化できなくても良いが、マニュアル化できる範囲が広ければ広い程よい。
先の店舗運営の例であれば、接客マニュアルが作れるかもしれないし、伝票処理マニュアルが適用できるかもしれない。
特別な塩コショウを作るにしても、レシピを使ってマニュアル化が可能だろう。

次に、仕組みのコピー。
店舗販売なら、同じものを2号店、3号店としてコピーしていけばよい。
塩コショウの製造ラインを1本から2本に増やすのも同様だ。第2工場を作るのも同じ。

でも、ここで陥りがちなのは、何でも自分でやらないと気がすまない社長さん。

店長に任せる部分が少なければ少ない程、自分がやらねばならないことが増えるわけで、そうするとコピーを作れる最大数が小さくなる。

1店舗の経営の半分しか任せられないなら、2店舗が限界だ。
90%任せられるなら10店舗まで増やせる。

店舗経営は100%完全に店長に任せられるなら、自分は数値管理のみで理論的には無限大まで店舗数を拡大できる。(もちろん、資金や人材などの諸問題はありますよ。)

空いた時間で、本来の社長業に専念できる。

さて、社長業って何でしたっけ?

「富を生み出す仕組みを作って、従業員にそれをやらせること」でしたよね?

一つが成功したら、似たようなもので同様の事例が作れないか?別の分野で同じことができないか?を考えるのが、本来の経営者のやるべきこと。
「クレージーソルト」で成功したら、それが「クレージー唐揚粉」に応用できないか?とか、「クレージー醤油」ができないか?とかとか。

首都圏のスーパーに並ぶようになったなら、関西圏に進出するとか東北地方で売ってみるとか。海外への輸出はできないか?とかとか。
スーパーで売れるなら通販では売れないか?レストランに置いてもらえないか?とかとか。

分野を少しずつずらして、守備範囲を増やしていく。
商品サービスを広げていくのだ。
これを考える時間が取れないと、事業は拡大できない。

さて、最後の3つ目。
「ライバル他社より優位性があること」
これが最も難しいですが、最も楽しいところでもあるかもしれませんね。

優位性、これはビジネスの加速装置です。
これがあることで、ビジネスが高速で拡大するし、安定する。
(勢いがつき過ぎて、怪我をすることもあるかもしれませんが。)

あなたのビジネスが八百屋なら、隣の八百屋の人参と、うちのニンジンは何が違うのか?
隣の八百屋には1種類の安い人参があるだけなら、うちは「シチュー用」「サラダ用」「煮物用」で品種の違うニンジンを、各レシピをつけて売り出すか?

隣の居酒屋が「生ビール半額フェア」をやっているなら、うちはどうするか?
「ギターの弾き語り」の生演奏を入れるのか?(アカペラバンドとかね。)
「1日限定10食の特別厳選素材メニュー」を出してみるとか。(他では食べられない、と思わせる奴を)

自分や従業員の特技を活かせればよいですね。

レストランなのに、アルバイトはバンドマンばっかりを雇って、夜の8時と10時にShowTimeをやるとか。
ウェイトレスがボーカルで、厨房からベースギターが出てきて、レジ係りがドラム叩いている、なんて、楽しいかも。

あとはー、通好みの曲ばかりをかけているジャズ喫茶とか。(そんなのあるか。)
別に突飛なものをやらなくても、「清水エスパルス一色の居酒屋」とか、「AKB48一色のラーメン屋」でも、何でも良いのだ。近所に似た店がなければ。

あなたの興味のある方向で、いくらでも特色は出せるでしょう。
それをビジネスの加速装置にする。

従業員の人件費とかを含めた運営にかかる費用を差し引いた残りが、平均して1店舗あたり月50万円なら、20店舗になったときに月収1000万円になる。
マニュアル化を進めて店長に店舗運営がすべて任せられれば、直接運営にかかわらずに年収億単位が実現する。
そんな風な仕組みを「有り得ないほど稼ぐ人達」は考えているようです。

さて、私達はどこから手をつけましょうか?

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ダイビング用語 その2

ダイビング用語 その2

■リップカレント
沖にぐいぐい持っていかれる潮の流れ。
地形と潮の流れによって発生する離岸流で、無理に力技で反転しようとしても体力を消耗する。

あらかじめのブリーフィングで潮の流れを把握しておくことが大事だが、万が一、予測していなかったリップカレントにつかまったら、流れに逆らわず、大回りして回り込むことを考える。



■ダウンカレント、アップカレント
リップカレントは水平方向の流れだが、ダウンカレント、アップカレントは上下垂直方向の流れ。

地形と潮の流れによって発生する。強い潮の流れの中、複雑な地形があるなどの場所では起こりやすい。

水流によって急激に水深を変えられてしまうので注意が必要。

バディと違う流れに乗って、はぐれないようにする。
少しの距離を平行移動するだけで、アップカレントやダウンカレントから外れることも多い。

上や下に引っ張られていると思ったら、落ち着いて横移動だ。
横に崖がある場合はそこから離れると、カレントから逃げられることが多い。

少し話は脱線するが、バディとはぐれた時は意識して上下も探そう。
人は地上に生きる生き物ゆえか、仲間を探す時、無意識だと水平方向にしか頭を動かさない。

意識しないと、上下は探さないのだ。(焦ったりパニクると、この簡単なことに気が付かない。)

あらかじめ決めた時間でバディが見つからず、浮上したら思いの外、近くにいた、なんていうのは、大抵このケースだ。
それ位、水深が違うとお互いを見失い易い。

あなたが、もし、初心者なら、仲間とはぐれたと思っても急に泳ぎ出してはいけない。
それによって、本当に遭難したりする。

多くの場合、上を見上げると(上斜め後ろかな?)ガイドやイントラの優しい目に会えるだろう。

下から上は逆光だし、見上げないと見えないが、上から下は見やすい。
だから、大抵、あなたのガイドはあなたの上にいるものだ。(二人以上で引率する場合だが。)

だから、ひとりぼっちになった!と思ったら、まずは深呼吸。
そして、上を見ろ!

ま、そんなこんなで、横の流れよりも垂直方向の流れの方が、要注意なのだぁ。
とくに引きづり込まれる流れは恐ろしいのだ。

■カレントフック
流れの強い場所で、岩などにしがみついて1箇所にとどまっていると結構疲れるし、グローブが痛むのよね。
そんな時に活躍するのがカレントフックだ。

ロープの片側にフックが着いており、反対側にはクリップがついている。

フックを岩に引っ掛け、クリップを自分のBCDなどにつけて、水中の一点に留まる事ができる便利な道具。

専用のものは途中にバネ等も入っており、水流の強弱があっても外れづらいと解説されているが、その効果は僕は良くわからない。(外れづらい、気もする、程度。)

ホームセンターのパーツと登山用のザイルの細いものを組み合わせて自作するとお安く作れますぜぃ!

■ドリフトダイビング
無理に潮の流れに逆らわず、潮の流れに流されながら行うダイビング。当然、エントリーポイントと、エキジットポイントは別の場所ということになる。

流れに乗って移動するので、体力をあまり使わずに大きな移動ができるはずだが、誰かとはぐれたり、想定している潮の流れと違ったりと、いろんなことが起きる。

その対処で、流れの中でフィンキックをすると、流れのない穏やかな海より数倍疲れるし、空気を消耗することは容易に想像できるだろう。

潮の流れをきちんと読んだ計画と、ドリフトダイビング用の器材準備(風船等)が必要。

■風船
正式名称は「シグナルフロート」かな?単に「フロート」と言われることが多い。

オレンジ色の空気で膨らます細長い風船。長さは1~2m程度が一般的。膨らますと魚肉ソーセージを巨大にしたようなイメージ。

ドリフトダイビングでは、浮上しても各グループが離れた場所で浮上することも多く、ボートがこの風船を目指して移動しつつダイバーを回収する。
海面に浮上しても、波やうねりがあるとダイバーの頭は見えづらいので、オレンジ色や黄色などの視認性の高い色の風船を膨らませて、ボートから発見されやすくするのだ。

海面に浮上してから膨らませても良いが、安全停止時に打ち上げておき、あらかじめ場所を示しておくとボートが移動するのを待たなくても良い。事前に段取りは船長とよーく打ち合わせておこう。

ドリフトダイビングではなくても、BCDの中に入れておくと、はぐれた時にも安心できるグッズである。

値段はちょっと高いが、風船の内側に金属膜が仕込んであり、レーダーに映りやすくなる、というシグナルフローともある。真空パックしてあり、都度、中までびしょびしょにならないのがよい。

シグナルフロートって、ダイビング後、使わなくても洗ってやらないとカビが生えるんだよね。
なので、この真空パックという発想は良いと思う。
使ったことないけど。高いんだもん。ま、命には代えられませんが。

■シグナルミラー
ミラーって、そのまんま鏡ね。

昨日から、海で一人ぼっちで漂っている時に、ヘリコプターが救助に来ました!
ヘリはまだ、自分の存在に気づいていません。

どうする?

風船を膨らませて振れば気づくかも。
が、そんなもんは昨日の夜、無くしてしまった。

では、どうするか?

昼間だったら、太陽光線を反射させて気づいてもらう、というのも一つの方法。
そのためのグッズだ!

鏡と言っても強化プラスチックでできているので割れない素材でできている。
使っていると表と裏がはがれてくる製品もあるが、接着剤で貼り付けてやれば復活する!

穴が開いているものも多いので、その穴からヘリコプターを覗きながら太陽の光をうまく当てよう。

ちっちゃいのでBCDのポッケに放り込んでおいても邪魔にならない。

普段はその穴にカラビナとかフックを通して紐とかをつけておいても良いね。
いざという時に、無くした、なんてことが起きないように、BCDに結び付けておこう!

■海面着色剤
ミラーと共に、昼間の救助で役立つのが、海面着色剤。
よくハリウッド映画で戦闘機が脱出したパイロットが海に落ちたときに自動的に撒かれる緑とかの絵の具みたいなやつ。

色はオレンジとか黄色とか見やすい色がいいね!

ミラーは地味な道具だが、繰り返し使える。
でもこの海面着色剤は流れてしまうので、使うのは1回だけだね。

長い時間、自分と一緒に漂うように作られているらしいが、流石にこれは使ったことはない。
持ってはいるのだが。。。
使う機会が訪れないことを祈っている。

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複数の収入源を持つという事 ~経営者と従業員の考え方の違い~

最近、思うこと。

震災で自宅とともに職場までもが流されたとか、色んな悲惨なニュースが流れています。
福島に震災ボランティアとして行ってきた話は、以前こちらのブログにも書かせていただきました。

「人は皆、明日をも知れぬ身」などと言うことは、頭で理解できていても、実感としてはなかなか湧かない。
でも、今回のような大震災が起きると、そこかしこで、明日をも知れぬ事態が発生しているのを目の当たりにする。
「喉元過ぎれば熱さも忘れる」の如く、3年とか5年とか経つとこの実感もだんだん薄れていってしまうのかもしれない。
それが怖いので、自分への備忘録をも兼ねて今回のブログは書いています。

最近、強く思うのは「収入源の蛇口を、細くても良いのでできるだけ沢山持つこと」が、今後、生きていく上で非常に大事なのではないか?と思っています。

自分に振り返ってみると。。。
収入は勤め先の会社1本。
これが何らかの理由で滞ると失業保険や、もしかするとサラ金のお世話にならねばならなくなるかもしれない。
無茶苦茶、脆弱な基盤ですね。

今度は東京に震災が来るとか、そういう話ではなくって、いつ何が起きるかはわからない。

例えば、従業員に誰か一人悪い奴が紛れ込んでいて、お客様先の重要情報の流出を意図的にした、なんてことが起きたら、お客様とは訴訟騒ぎになりかねない。
企業情報絡みの訴訟なんて、あっという間に億単位の賠償額の話になる。下手すると2ケタも3ケタも違ってくる。
意図的な漏えいだと、訴訟自体に勝ち目はない。
いくらで決着するか?と言う落とし所の話。

当然、会社もその犯人に対して訴訟は起こすかもしれないけど、無い袖は振れない。刑事罰はともかく、損害賠償は無いものは取れない。
資本金1000万円の会社で、数十億とか数百億とかの賠償金を請求されたら倒産れる以外に道は無い。
(あ、もちろん、現実では保険にも入っていますので、簡単には倒産れませんが。)

お客様の不慮の事態に左右されるなどと言うことも、良くある話。
「とばっちり」という奴だ。

まぁ、理由は何にせよ、リスクはそこらじゅうに転がっている。

震災ボランティアに行って思ったこと。

人が何人も入れる大きさのジュラルミンの生け簀(イケス)が田んぼに落ちていて、それを十数人で運んだ話を書いた。
あの持ち主、運び先は会社ではなかった。
もちろん見た目の話です。ただの田舎の農家の様な民家の庭先に設置されていたものでした。
登記上は株式会社だったりするのでしょうけども。

瓦礫の除去をした田んぼの横には、自動販売機が置いてありました。
田んぼになっていない空き地の一部は、駐車場になっているところもありました。

何を言いたいのか?

田舎の方は複数の収入の蛇口を持っている方が多い、ということ。
空いた土地は駐車場にして月極め家賃収入を得る。
片隅に自動販売機を置くのも収入源だ。
生け簀も何を養殖していたのかわからないが、現金収入を得る一つの手段であることは間違いない。

爺さんと婆さんが田んぼでコメを作り、畑で作物を作る。
旦那さんは近所の工務店に勤めて、奥さんは畑を手伝い、野菜を直売所に運ぶ。
空いている土地を駐車場にして、街道沿いの土地には洗車機を置いたり、自販機を置く。
そんな農家って、珍しくない。

それぞれ、一つずつはそれ程、太い蛇口ではないかもしれない。
勤め一つ取ったって、東京の給与水準と田舎の給与水準では違うだろう。
駐車場も1台あたり月額数千円しか取れないかもしれない。
米作りや野菜作りも、農協に卸してみると、手間の割には収入はわずかなものだ。
どれか一つじゃ喰えないのだけど(失礼!)全部まとまると立派な収入となる。

でも、それらの収入の蛇口が何本もまとまっている状態と言うのは、とってもリスク分散されている状態だよね。
(強いて言えば、1地域に依存していると今回の様な災害には脆弱だと言えるかもしれないが。)

前述の農家の家は、旦那の勤める工務店が倒産れても、すぐに危機的な状況にはならないだろう。
台風直撃で農作物に大きな被害が出ても、工務店は壊れないだろうし、駐車場も簡単には被害は受けない。
金利が急上昇したとして、変動金利で借りて作った洗車場が赤字になっても、それだけに頼っている訳ではない。

もちろん、誰しもが同じことはできない。
僕なんか、余った土地どころか、自分で住む場所自体が賃貸なのだから(笑&涙)

このブログに広告を貼ってみた。
一番下にGoogleアドセンスという広告。
プログラムが勝手にそのページを読んで、関連した広告を表示してくれるらしい。

そんなもん、読者の誰がクリックするのか?って。
たしかに、クリックされることは少ない。
この広告を貼り付けて、1週間。売上は約300円。

たった300円だが、僕にとっては衝撃的だった。
今までゼロだったものが300円を生み出したのだ。(ちなみに、このドメインの置いてあるレンタルサーバ代は月額300円だ。)
この300円の中には、メールで友人に宣伝した分が入っているので、同じだけのクリックは今後は続かないだろう。
でもさ、それが半分の150円であっても、1/3の100円であっても、嬉しいのよ。

僕の今年のテーマは「ゼロからお金を生み出す事」です。

今まで何十年も仕事をしてきて、自分に必要だと思ったのは「ゼロから」お金を生み出す事だと痛感した。

一応、会社の経営者の一員として仕事をしているが、実際の仕事は「1000円を生み出す仕組みで1200円を生み出せるように磨きあげること」だったりして、本当の経営者としての仕事ができていない様に思ったのだ。

本来の経営者の仕事とは、まさに「ゼロからお金を生み出す事」なのだと思う。
経営者と従業員の違いって、そういうことだと思う。

あとはその仕組みを、優秀な従業員とかスタッフが1.2倍とか2倍とか3倍とかに磨きあげる。
そして、その仕組みと同じモノを並列にいくつも作って並べていく。
1日1000円生み出す仕組みを1000個作って並べれば、週休2日だって年商2億を軽く超える。
そうやって、会社って成り立っているのだと思う。

自分のやってきたことを振り返る。
同じ仕組みのコピーを作って横に並べることであったり、仕組みの性能を強化して出力を上げることしか、できていなかったのではないか?
自問自答。

世の中にはいろんなビジネスの仕組みがある。
自分の持っているノウハウを、他人のノウハウとかモノとかにくっつけて、新しい価値を生み出すとか。
AとBをくっつけることで、それぞれ単体ではできなかったことをできる様にするとか。

これまで僕は、会社の仕事、自分の仕事、分け隔てして考えてきた。
この考え方は従業員の考え方であり、経営者の考え方ではない、ということに気付いた。

ビジネスを組み上げるにあたって、会社組織を使った方が効果的ならそうすればよい。
より大きな結果が期待できるだろう。
組織とは違ったドメインであったなら、とりあえず自分でやってみればよい。
たまたまうまくいって、更に進化したら、組織を巻き込める部分が出てくるかもしれない。

20年前からの僕のテーマ。

「経済的な独立」を目指して。
(自分や家族の生活のために、自分の時間を費やさないで良い状態を「経済的な独立」と僕は呼んでいます。)

まだまだ悪戦苦闘しながら、ラットレースをヨチヨチ進んでおります!

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イランとトルコとイスラエルの話

中東のパワーバランスがここ数カ月で激変してきていますね。

今日の日経新聞には「トルコのギュル大統領が、パレスチナ自治政府が目指す国連での国家承認に賛成の立場を表明した。」と書かれていましたが。

この記事だけ読んでも、あまりピンとこない方も多いかと思いますので、少しここ最近の背景を解説してみたいと思います。

アラブの強国というと、以前はイラクがありましたが、これは米国にボコボコにされて、現在は国家の体をなしていない。

その後、チュニジアの民衆デモを皮切りに各国に飛び火した民衆の民主化デモは、強国(かつ、親欧米)だったエジプトのムバラクを失脚に追い込んだ。

現在、リビアもNATOと民衆を敵に回し、完全な戦争状態。

そんな中、目立って強力な国家となってきているのがイランだ。
正式名称「イラン・イスラム共和国」。

1979年のルーホッラー・ホメイニー師によるイラン・イスラーム革命により、、、なんて話をここでしてもしゃーないですね。

歴史とかが知りたい人はWikipediaでも見ていただけるとよろしいかと。

とりわけ、イスラエルが最も脅威と感じているのは間違いなくイランであり、事実上、有効な手を打てないで、手をこまねいている様にすら見える。

イランはここ2~3年で核兵器を開発できると言われており、現在は、その最終段階に入っているとも言われている。

戦争大好きなブッシュ前大統領は「イラン空爆」を口にしていたが、イランも軍備増強をひたすら続けており、簡単には攻撃できない状況となってきているのです。

アメリカにとっては、石油基地である中東のパワーバランスと言う話でしかないが、イスラエルにとっては国家存続にも繋がる超重要事項。
元々、イランは「世界地図からイスラエルを抹消すべき」と叫んでいた国のひとつだ。

これまで、イスラエルは周辺国が核を持とうとしている事がわかると、必ず先制攻撃を仕掛け、そのことごとくを破壊してきている。

1981年にはイラクの原子炉を空爆し、破壊している。
その後、2007年にはシリアの核施設を爆撃している。
(このシリアの核施設は北朝鮮が技術協力していたと言われている。)

そのイスラエルが、直接攻撃に出られないのは何故か?

世論が黙っていないから?
いーや、世界中を敵に回しても自国が生き残るためには戦争を起こす国だと思いますよ。これまでもそうしてきたし。

まず、シリアや当時のイラクとは比べ物にならない程の軍事力がある。

かつてアフガニスタンからソ連空軍を一蹴したスティンガー地対空ミサイルは元より、短距離地対空ミサイルシステム「TOR─M1」、最近ではSA300なども第3国経由で保有していると報道されている。

もちろん、戦闘機も自国生産している上に、西側・東側、旧両陣営の戦闘機を多数保有している。(西側戦闘機ではF14トムキャット等)防空にはジャブジャブと金を使っているのだ。

次に、地理的条件。
空爆しようにも、イランとイスラエルは距離が離れている。
すぐそばの、イラクやシリアを空爆するのとは訳が違う。
ヒット&アウェイ、とは、いかない。

ヨルダンやシリア、更にはイラクの先にイランはあるので、爆撃するには、往復の安全も確保せねばならない。

これらが理由で、イスラエル空軍が爆撃しようとしたとしても、3割近くはイスラエルには帰還できないだろうと言われている。

軍備の中でも金と技術の塊の様なモノが空軍だ。
パイロット一人養成するのには、膨大な時間と金がかかっている。
最新鋭戦闘機は金の塊の様なモノでもある。
その貴重な戦力を、3割も失う可能性がある作戦は、軍事戦略上、遂行困難である。

更に、イランは国内の多数箇所に核施設を持っている。
数十箇所に分散された施設の一部は、地下深くに十分な掩蔽をされて隠されている。

その全てを破壊し尽くすことは不可能であり、膨大な損失を覚悟して作戦を実行したところで、その成果は必ずしも保証されないわけだ。

だから、イスラエルやアメリカはイランの核施設を爆撃できない。
近い将来、アラブ諸国、それもイスラエル周辺諸国では初めての核保有国が現れる。(イスラエル以外では初めてという意味)

今現在の、世界パワーバランスゲームでは、一度核を保有してしまえば勝ちである。
現に、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮から、誰も核を取り上げることはできない。
一度、核保有クラブの一員となったら、お互いを尊重しつつ、抑止力を発揮しながらやっていくしかないのだ。

新たな核保有国となろうとしているその国は、アラブ周辺の産油国からのタンカーの7割が通ると言われているホルムズ海峡を握っている。
アラブのパワーバランスを考える上で、地理的にも軍事的にも重要な要素を握っているのだ。

さて、冒頭の日経新聞の記事。

「トルコ大統領がパレスチナ国家を承認に賛成」という記事ですが、つまり、言い方を変えると、イスラエルを認めないということです。

トルコというガチガチのイスラム原理主義ではない国の大統領の発言です。
イランが言っているのとは違います。
トルコは国民の99%がイスラム教徒ですが、ヨーロッパの一員としてEU加盟を目指している国です。
何より、軍事的にはNATO(北大西洋条約機構)の古くからの一員ですし。

そんな西側の国がイスラエルを否定する発言をした。
大きな空気の変化を感じるのですが、気のせいですかね?

パレスチナを認めるということは、イコールイスラエルを否定することです。
エルサレム周辺の地をパレスチナと呼ぶか、イスラエルと呼ぶか?という話なので、両方というのは有り得ない。
(AさんはBさんの娘を強姦した。逆にBさんはAさんの息子を殴り殺した。そのAさん、Bさんの二人が、今すぐ仲良く一緒に同じ家には住めない。)

イスラエルというアラブ諸国の中で、強大な軍事力を持つ国の存続という、超重大な事態に繋がっている話なのに、あんまし報道されていませんよね?

日本は原発縮小していくんでしょ?
少なくとも、今後、原発拡大路線はないですよね?
明日の(この夏の、そして来年の)燃料はどうするんでしょう?

クリーンエネルギーとか、もちろん推進は必要だけど、再明後日の夢を見る前に、明日の燃料を確保した上で、明後日の布石を打たねばならないのではないでしょうか。
あ、いやいや、民間レベルでは無くても、少なくとも国家レベルではね。

管ちゃん、今の中東情勢とか、どんだけ認識しているんだろう?

管さんだけでなく、谷垣さんと、ついでに小沢さんも一緒に消えて欲しい。
(あと、マスコミも、顔洗って世界を見渡してみて欲しい。)

この国は、こんなことをしている場合ではないと思うのよ。

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ダイビング用語集 基礎編

友人がダイビングを始めるそうな。
「でも、言葉が難しい」と言っていたのでわかりやすく解説を。
以下、思いつくままに。。。

■オープンウォーター
頭上に妨げるモノがない海域の意味。
反対にクローズドウォーターとは沈没船の中とか海中洞窟の中など真上に浮上できない状況下の海域を言う。
潜水資格のオープンウォーターとは、文字通りオープンウォーター海域でのダイビングが可能な資格。
アドバンスドオープンウォーターという資格はオープンウォーターのアドバンスド(上級)資格で、潜れる水深がより深くまで潜れる。
その先、ダイブマスターやインストラクターまで資格は続くが、潜れる海域に制限があるのはオープンウォーターだけで、アドバンスさえ取ってしまえば、海域(水深)に対する制限は無くなる。
ただし、いずれも民間資格であり、法律による制限は無い。

要は面識のない初めて訪れた店で、ある程度信用される為のお守りの様なもので、どのレベルの資格を取得しているか?と、後で説明するログブックが実際の経験を示す裏付けの記録となる。

PADIやNAUIではダイブマスターはガイド業が認められ、インストラクターは資格授与ができるようになる。その先もコースディレクターなどのショップ経営に関する資格が続く。
資格団体に上納金を納めないと商売はさせてもらえない仕組みだ。

■レギュレター
タンクの圧縮空気を口から吸える圧力に減圧して放出する道具
1stステージと2ndステージに分割できる。

■1stステージ
レギュレターのタンクに取り付ける部分。
タンクの高圧空気(満タン時は約200気圧)を中圧(約10気圧)まで落とす機器。
実際には中圧値はメーカーによっても機種によっても違う。

■2ndステージ
中圧で供給された圧縮空気を周りの水圧と同じ圧力まで下げて放出する道具。レギュレターの口にくわえる部分。

■BCD
何の略だかは忘れた。(知りたい人はググってください。)
スキューバダイビング用の救命胴衣。
空気を入れたり出したりすることで浮力を調整する。
この空気の入れ加減で中性浮力(浮かないし沈まない海水比重と同じ状態)を保つ。
ポケットがついていたりフックがついているので、あれこれ収納可能。
フックには懐中電灯とかカメラとかを付けられる。ブラブラ。

■ダイコン
根野菜の一種。ブリなどと一緒に煮ると美味い。
本当はダイビングコンピューターの略称。
体内に溶けている残留窒素量などを自動計算してくれる他、深度や水温など様々な情報を自動で記録してくれる超便利な道具。
派生語で「ダイコンダイバー」というと、手計算では残留窒素の計算などができなくなってしまっており、ダイコンに頼りっきりのダイバーを指す。(残留窒素の計算はオープンウォーター講習で習いますので、今は知らなくてOK。)

■指示棒
インストラクターやガイドがよく持っている30cm程度の金属棒。
手で触れないウツボやイソギンチャクをツンツンしたり、自分のタンクをカンカン叩いて周りのダイバーに合図したりする。

■うつぼ
日本中の海に見られる穴の中に住む極悪非道な目をした魚。ほっぺがへこんでいるところが極悪非道に拍車を掛けている。
よゐこの浜口によると、美味しい食材。
たいていの人のログブックの中に生息している。(ほぼ、必ず居ます。)

■ログブック
自分のダイビング記録が記載されたノート。ダイビングスポットの名前から潜った年月日、天気や気温、水温、最大深度や平均深度等さまざまな情報を記録として残しておく。
また、観察した魚の名前などを記載することも多い。(うつぼとか。)
使用したウェイト量の記載は後々、参照することも多いので、必ず記録として取っておきましょう。

バディ(相方)やガイド、インストラクターのサインをもらうことで、公式な記録として、他店に初めて訪問しても、経験として認識してもらうことが可能です。
場所によっては経験本数15本以上とか、伊豆の神子元あたりだと経験本数30本以上とか言われたりする。自己申告で大丈夫な場合もあるが、時折、ログブックを見せろと言われることもある。
インストラクターやガイドのサイン入りのログは、世界中で一応公式記録として通用する。
ま、器材をセッティングしている姿を見れば、大体、初心者か?そうではないか?ぐらいはわかるものなのだが。

■中性浮力
無重力状態と同じ状態を海中で再現できている状態。
BCDの中に空気を入れたり出したりしながら、深度に合わせた浮力を作り出し、息を吸うとゆっくり浮上、息を吐くとゆっくり潜行という状態。

常にこの状態でいることが理想。
疲れないし気持ち良い。漂っているだけでも快感なのだ。潜っているというよりも、空を飛んでいる感じに近い。

■減圧潜水
作業ダイバーやテクニカルダイビングで行われる潜水技術。
過度の窒素が体内に溶け込み、そのまま急浮上すると体内で窒素が気泡となり減圧症を発症する状態。
9mで7分停止、その後、6mで27分停止とか、何段階かに分けて減圧停止をしながら体内の窒素を放出しつつ浮上する。
レジャーダイバーは行わないダイビング方式。

■無減圧潜水
減圧停止が不要なダイビング。
最大深度からも分速10m以内のスピードであれば、海面まで一気に浮上しても論理的には減圧症になりにくい範囲内の潜水。
ただし、体内にマイクロバブルは発生するので、さらにゆっくりと浮上することが、より安全なダイビングにつながる。
レジャーダイバーは常に無減圧潜水を計画することが求められる。

■安全停止
無減圧潜水がレジャーダイバーの基本だが、さらに安全を期するために、ダイビングの最後に深度5mで3分間停止する。
この3分間で体内に溜まった窒素を放出し、減圧症にかかりにくくする効果を期待したもの。

中性浮力が取れないと、この安全停止の時に水深5mが保てず、ひとり浮いたり沈んだりを繰り返すことになる。いけてないダイバーの典型(笑)

■PADI
ヨーロッパ発祥の世界最大のダイビング団体。金儲けがとても上手。

■NAUI
PADIに並ぶ大きなダイビング団体。アメリカに本拠を置く。金儲けが割と上手。

■潜水士
潜水を業務に使う為には必要な、潜水に関する唯一の国家資格。
泳げなくても、一度も潜ったことが無くても、勉強さえすれば取得は可能だ。
息なんか止めなくても良い。学科試験のみで取得できるのだから。
何故か試験会場は関東は千葉の五井のみ。

■IOP
伊豆海洋公園の英語名の略称。東伊豆を代表するダイビングスポット。
僕はあまり良く知らない。

■大瀬崎
沼津市のダイビングスポット。
小さな湾になっており、湾内は外海が荒れていても、比較的潜れる日が多い。

スキー場で言うと苗場の様な位置付けのスポット。
季節に合わせて様々なイベントが催される。ちょうど今の時期は外海にはアオリイカの産卵床が設置され、運が良いとイカの産卵が見られるらしいよ。こないだはマンボウも来ていたらしい。

湾内にはプーさんが沈んでいる。(朽ち果てているが。)現地ショップはたくさんある。

■館山坂田
千葉のダイビングスポットの中ではトップクラスに美しいが、伊豆方面のスポットと比べると平均的なレベルかな。
ジャックマイヨールが晩年を過ごした土地であり、彼の著書の中でも親友として紹介されている成田さんという方は坂田で現地サービスを経営している。http://www9.plala.or.jp/seacrop/

経験豊富なダンディなおじさま。妹さんはオーダーのウェットスーツを作ってくれる職人さん。技術には定評があるようだ。

■鴨川
千葉の外房に面するダイビングスポット。
外洋に面した海は深いブルー。
漁協の理事の経営するダイビングショップがあり、S-Pro製品が激安で買えたりする知る人ぞ知る穴場。
http://www.aqua-kamogawa.com/←最近僕が作ったページ
惜しまれつつ閉鎖されました。(2020/03/01追記)


■現地サービス
直接エンドユーザのダイバーをお客として持つよりも、現地のサービスに徹した経営スタイル。主な収入は貸しタンク、昼食、シャワー等の設備使用料。各地のダイビングショップがお客さんを連れてきて、現地サービスを利用するというスタイル。
個人が直接、利用することも可能。その場合はガイドも依頼できる。というか、ガイドを使うように促される。貴重な収入源だし、事故られるとやっかいなので、ある程度のスキルと経験を理解してもらえないと、ガイドなしでは潜らせてもらえない。

■都市型ダイビングショップ(あ、偏見に満ちています。この文章。)
ダイビング関連専業で食って行っているお店。
少数のお客を取り合いしながら生き延びているので、熾烈な競争下に置かれている。
一度つかんだ客は絶対に離さない。なので、ガッチリと掴まれると、そのショップでインストラクター資格まで取らされるか、いつまで経っても一人では潜れない半人前として一生を過ごすかのいずれかとなる。

僕の友人の元インストラクターS氏は前者の典型例だ。
後者の定型パターンとしては器材を購入前、かつライセンス取得前に捕獲され、洗脳されていくケース。ダイビングの楽しさと危険を両面で教えるが、危険回避の対処法については極力難しく教え、その上で、自分達と一緒にいれば大丈夫と教え込んでいく悪質な店もあるらしい。
現地サービスなどでこういう集団に出会うと、外の世界の人達との交流をショップのスタッフは嫌う。
ヤフオクで激安で入手した器材など使っていると知られたら、死にたいのかと罵られることは必至(笑)
(ヤフオクだって、ちゃんとオーバーホールすれば大丈夫です!)
世界中で日本にしか生息しない特別な人種とショップ形態。

■TUSA(つさ)http://www.tusa.net/
ダイビング機器メーカー。TabataUSAの略。
数少ない日本のメーカーだが、以前、安い機器を高く上代設定し、値引きして安く売るという手法を多用した為、評判を落とした。

■MARES(まれす)http://www.mares.co.jp/
イタリアのダイビングメーカー。
パソコンで言うと、アップル社みたいなイメージかな~。品質デザインに定評があるが、値段が高い。軍用などにも使われている。

■S-Pro(スキューバプロ)http://www.scubapro.co.jp/
アメリカの大手ダイビング器材メーカー。MARESとS-Proが双璧か?シンプルなデザインで堅牢。

■GULL(がる)http://www.gull-msc.co.jp/
世界に誇る、日本のダイビング用の軽器材メーカー。
主にゴム製品に定評がある。マスクやフィンは秀逸。日本人の脚力、顔のサイズにもあっているのでVery Good だ。

■モビーズ http://www.mobby.co.jp/
ウェットスーツやドライスーツの一流ブランド。高いけどしっかりした商品開発をしている。アフターサービスも充実。
本社は石巻市。震災に負けず、頑張れ!!!

■SP-10H型
これを見たら必死に逃げねばならない。足に付けたナイフで格闘するなどと甘い夢は見ない方が良い。高い確率で死ぬか、拉致される。必死に逃げろ!
主に日本海側に出没するが、太平洋側にはほとんど出没しない。

北朝鮮の半潜水艇で朝鮮労働党作戦部の所属。
魚網切断装置や日本製のGPSとレーダー、HF無線機の装備が確認されている。
全長約12m、全幅約3m、高さ約1.5m、排水量11tの大きさであり、喫水は約70cm。
アメリカのマーキュリー社製とみられる375馬力エンジン3基(3基って半端やな~。昔のカワサキのケッチみたい。あ、ケッチは良いバイクでしたが。)を搭載して、最高速力は半潜水時は6ノット、浮上時は45ノットである。定員は8名で、居住性は皆無らしい。(僕は乗ったことはない。)

船体にはレーダーに映りにくくなる黒い特殊塗料が塗りつけられている。
標準武装は、各乗員の個人火器、二門のRPG‐7発射機および17~30kgの自爆用高性能爆薬がある。
爆薬の信管には、敵艦への体当たりの衝撃で起爆する物と自爆ボタンの操作で起爆するものが装備されているらしい。

この半潜水艇は、工作員を韓国に隠密裏に侵入させる任務、あるいは北朝鮮に帰還させる任務に使用される。
侵入する目的地の海岸まで30海里の位置までは浮上して高速で接近する。
それ以降は艇内のタンクへの注水で少し姿勢を下げ、12ノットで航行する。
残りの距離が12海里を切った時点で、半潜水状態に移行。
窓(水面上50cm)とシュノーケルのみを水上に出す低姿勢によってレーダー探知を避けながら6ノットで侵入する。
エンジンの騒音で気づかれないよう、目的の海岸まで500mの位置まで到着するとエンジンを止めて停泊。
そこで工作員と案内員を降ろす。彼らは泳いで海岸から密上陸していく。
工作員の上陸後、戻ってきた案内員を回収して帰還する。
案内員とは、上陸直後まで同行し工作員を護衛する役目の工作員。
射撃のプロであり、撃術(キョクスル)と呼ばれるテコンドーをベースにした軍隊格闘術(CQC)に秀でた戦闘員である。

半潜水艇の航続距離は最大720km。
単純に考えた場合は北朝鮮から韓国南部まで単独で往復できるという計算もできるが、韓国側の警備の目を盗むためには大きく遠回りする航海をしなくてはならない。また、長い航海に耐えうる居住性もない。
そのため、北朝鮮から遠い韓国南部以遠への侵入の際には、母船を務める工作船に格納されて目的地の近海(おおむね40海里)まで運ばれる必要がある。
ただし、距離の短い韓国北部への侵入には母船は使われず、北朝鮮のヘジュ港などの前線基地から単独、最短距離で任務に向かう。
当然、日本沿岸で目撃されている半潜水艇は母船から出航したものと思われる。

ダイビング中に目撃した場合はじっと身をひそめる必要がある。
目撃したことを相手に悟られた場合は、拉致監禁、殺害の恐れがある為、注意が必要。
海では最も、警戒すべき生き物だ。当然、サメより怖い。

 

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気に入らない世界地図

  • 2011/05/24 07:15
  • カテゴリー:教育

トイレに世界地図が貼ってある。
毎日、毎日、トイレの中では、その世界地図を眺めています。

縁には地図を囲う様に各国の国旗が描かれている。
「こんな地図、子供の頃も眺めていたなー」と思って眺めていると何かが違う。
「何が違うのだろう」と考えていたら、今朝突然、記憶が閃いた。

順番が違う。
国旗の並んでいる順番が違うのだ。
現在、我が家のトイレに貼ってあるダイソーで購入した世界地図には、右上から時計回りにぐるっと1周、国名のあいうえお順に国旗が描かれている。
なんぢゃこりゃーー?

ダメでしょ。こんな順番で並べちゃ。
国旗は地域別に並べなきゃ!
上と右上はアジア、右下が中米から南米各国、下はオセアニア、左下はアフリカ諸国で左上がヨーロッパ。
昔の僕の家のトイレに貼ってあった地図は、間違いなくこの順番だった。

ノルウェーとデンマークやフィンランド、スウェーデンの国旗は、並べてこそ面白い。
(仲悪いのに、本当は仲良しなのね?とか思っちゃう。)
アフリカの国々の国旗の特徴は?
英国の国旗が含まれている国旗ってどの辺に多いの?
縦3色 or 横3色の国旗が多いのは、どこら辺の国々?
って、50音順では、そんなことに自然に気付くことも有り得ない。

そもそも50音順にする意味とは?
国名から国旗を探すなんてこと、そんなにあるのだろうか?
だいいち、目の前に世界地図があるのだから、場所別でも何ら困らないと思うのだが。

では、50音別で探してみよう。まずは日本から。
日本はどんな読みで探す?ニホンなのか?ジャパンなのか?
ジャパンじゃなくて、ニホンなのね。あった。あった。

お隣の北朝鮮を探したが見つからない。そっか、国名は朝鮮民主主義人民共和国か。
あったあった、北朝鮮。
チュニジアの隣にあった。
これって、韓国の隣にあった方が便利ぢゃね?

じゃー、今話題のリビアも正式名称で引かないと駄目なのかな?
そんなこたーない。通称のとおり、リビアで出てくる。
(正式名称は「大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国」)

リビアの国旗は、もっともアフリカらしい国旗だ。
なので、子供の頃から絵柄は憶えていた。
なんせ、緑一色。

これはこれで、強烈な個性を主張している。
アフリカ諸国の国旗は緑を使ったものがやたらと多いのだが、国土に緑が多いことと、どっかで繋がっているのだろう。

地域と色というと、ラテン系の国は黄色とか赤を良く使う。
南太平洋諸国は圧倒的に水色が多い。
ヨーロッパは何故か3色の国旗が多い。

なんつーことも、50音順の地図では、自然には気付けないのですよー。

この世界地図、気に入らないな。。。

徹底図解 世界の国旗―国旗の由来・配色の意味から、正しい比率と色まで
辻原 康夫
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福島第一原発で何が起きているのか?を、できるだけ簡単に説明してみた。

  • 2011/05/09 21:49
  • カテゴリー:原発

なんだか、Twitterなどを眺めていると、いろんな言葉がごっちゃになっている様な気がするので解説します。
「メルトダウン」「臨界」「核爆発」「水素爆発」等などの言葉が、混同されている様に思うので、それぞれの言葉を整理してみます。

まず、メルトダウンは日本語で言うと「核燃料の溶融状態」を指す。

核燃料はそれ自体が中性子を出し、その中性子が当たった周りの核燃料は、さらに核分裂を起こし、中性子を出す。
核燃料の詰まった燃料棒が原子炉には何本も刺さっているようなイメージ。
この燃料棒と燃料棒の間に、制御棒を入れることによって、発生した中性子を間引き、燃料の核分裂を制御している。
制御棒を燃料棒の間に差し込むと核分裂が抑えられ、抜くと核分裂が激しくなる。
それが原子炉の制御の仕組みだ。

その仕組みが何らかの理由により壊れると、例えば冷却水がなくなって冷却されなくなると、燃料棒は自分自身の熱で溶け始める。
炉の底に溶けて流れ落ちた燃料は、制御棒を間に挟んでいないことになり、底に溜まった核燃料が一定量を超えると放置しておくだけで激しく核分裂を起こす状態となる。
この核燃料が炉の中で溶けて流れ出している状態がメルトダウンだ。

公表されている情報によると、福島第1原発の一部の原子炉では、今、まさにこの状態となっていると思われる。
(当初報道からこのブログアップ時点まで、ニュース等ではメルトダウンという言葉は使われていなかったが、事故当初から「燃料棒が冷却水から露出しており、一部損傷している。」と報道されており、言い方を変えれば「メルトダウンを起こしている。」と同義語だった。2011/05/16追記)

そして、臨界というのは、どの様な状態だろうか。
核燃料が自然に崩壊し、その時に発する中性子が周りの燃料にぶつかり、ぶつかった核燃料はさらに核分裂を起こし崩壊していく。
核燃料の量が少ないと、自然に放置しておいても核分裂は次第におさまっていくのだが、プルトニウムの場合で16kgを超えると、激しく核分裂が起こり、核分裂が次の核分裂を起こす連鎖反応が起こる。
連続的に核分裂が続き、激しくなっていく状態を、臨界状態という。

今回の原子炉事故でも、この臨界状態を避けるために懸命の冷却作業を行っている。
冷却作業ができないと、燃料棒の温度が上がり、さらにメルトダウンを起こし、炉の下部に溜まった核燃料が一定量を超えると臨界状態となり制御不能となる。

チェルノブイリではこの臨界状態となり、しかも長時間露出したままの状態が継続された為に被害は広範囲に広がり悲惨な状況となった。
福島第1原発は燃料棒の臨界量に達する損失を食い止めるために、今日も必死に冷却水での燃料棒の冷却を続けているところだ。

臨界状態となってしまった場合、連鎖的に核分裂が進み、制御することは非常に困難になる。
中性子が爆発的に飛びまくり、人が簡単には近づけない状態となってしまう。
爆発的に、という言葉を使ったが、核爆発を起こす訳ではない。

核爆発というのは、核爆弾という特殊な構造の中で瞬間的に核分裂を起こさせることで起きるもので、メルトダウンや臨界によって起こるものではない。

福島第1原発で起きた何度かの爆発は、核爆発ではなく、水素爆発だ。
この水素爆発は、燃料棒を包んでいるジルコニウム合金が損傷し、水蒸気と反応することによって発生する水素が爆発したもので、この爆発自体では放射線は発生しない。

ただ、爆発の衝撃によって、建屋が壊れたり、その他の設備を破壊してしまうので、建屋内に溜まっていた放射性物質が飛び散ったり、冷却が予定通り行えなくなるなどの影響が起きた。

水素爆発という言葉で、水素爆弾を連想する方もいる???かもしれないが、水素爆弾は構造が根本的に違います。
巨大な球の周りに核爆弾を仕掛けて、その圧力で中心部に核融合を起こす仕組みなのが水素爆弾だ。
水素と酸素の混合気体が爆発するのとはわけが違う。

原子力発電の安全神話が崩れたとか、いろいろ言う人はいるけども、人の作ったものは必ず壊れる。
事故は減らすことはできるけど、なくすことはできない。
めったなことで、僕は絶対という言葉は使わないが、人の作ったものはいつかは絶対に壊れる。

悔やまれるのは、なぜ、一か所にまとめて作ってしまったか?だ。
そして、なぜ、地震の起きやすい場所に作ってしまったか?だ。

いずれも答えは同じ。

地域住民を説得できた場所に作ったから、ただそれだけ。
そこがたまたま、地震が起きやすくとも、他に作る場所がないので、そこに作る。

そして、地元も核施設を受け入れることで補助金として百億単位の金を得る。
一度見た夢は忘れられず、2号機、3号機・・・7号機、8号機を誘致することになる。
詳しくは過去ブログをお読みください。

今はただ、過去の事をとやかく言うよりも、ひたすら臨界事故を防ぐことが先決だ。

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爽快な気持ちを期待していたのかもしれない ~震災ボランティア体験記~

ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?

私は東日本大震災の災害ボランティアに参加してきましたのでご報告。

同行の面々は、次の通り。
まず最年少は、無口なダイバーでもある高校2年の柔道部員。
次にRock balancing artistでもある小説家のちとく氏。
最年長は(といっても僕の2歳年上だが)数か月前に沢登りの途中に事故に会い、背骨を折って瀕死の重傷から復帰したばかりのエレベータ施工会社社長でもある僕にとっては山の師匠。
それから私の合計4名。



車には20リットルのガソリンと簡易シャワーを積み込み、いざ出発。
日帰りということもあり、被災地は東京から近い福島県いわき市を選択。
Google先生によると、いわきには3つのボランティアセンターがあり、いわき中央が最も大規模らしい。
当初は、勿来ボランティアセンターを選択肢に挙げていたが、ブログを読むと受付30分後には締め切るなど、多数のボランティアが来ているらしい。
そんな情報があったので、いわきの3つのボランティアセンターの中では最も小規模な小名浜に目的地を変更する。

ボランティアセンターの駐車場として指定されている小名浜市民会館を目指す。
東京からは2時間とちょっと。
常磐道は少し波打っているところもあるが、概ね順調。
いわき市に入ってからの一般道は、ところどころ、アスファルトが隆起や沈下して波打ってしまっているところがある。
木村家の10年物のトヨタ車はサスペンションがへたってしまっているので上下動をする度に車体がガツンと音を立てる。(車が壊れるー)

小名浜市民会館にはボランティアと思われる方々が、何台か車を停めている。
長髪の頭にタオルを巻き、長靴姿の若者達。
我々も着替える。

受付すると自動的にボランティア保険に加入することになる。
ボランティア本人に料金はかからない。
説明がなかったのでよくわからないが、国か県か市か、あるいはボランティア団体が負担しているのだろう。
保険証を見ると期限は来年の3月末までとなっている。「また来てね」ということだろうか。

オリエンテーションでは簡単な注意事項を説明される。
「予定の作業以外を依頼されたらスタッフに相談しなさい」とか、「場所によってはアスベスト等もあるので車に戻って昼食をとった方が良い」とか。
10名ずつのグループに分かれ、活動する。
各グループごとにリーダーを決めて、連絡事項等はそのリーダーを通して全体に伝えられる。合理的だ。

我々のチームは田んぼの瓦礫除去の仕事をすることになる。
ここで、最年少の無口の柔道部員は僕らとは別チームになり、別れ別れとなる。
後で聞いたところによると彼は別の場所で砂を掻き出す作業チームに配属されたらしい。ひたすらスコップを使っていたようだ。

小説家と奇跡の生還を果たした山の師匠と私の3人は小名浜マリンタワーにほど近い田んぼに移動する。
ここでは3チーム合計30名が瓦礫の除去をする。
ちょうど田んぼも3枚なので各チーム毎に割り振って除去開始。

大きなモノや重たいモノの移動には、男の人手が必要なので、その場合はチームを超えて合同で作業をする。

様々なものが田んぼに突き刺さっている。

幼稚園の大きな棚には、ひらがなで子供達の名前が書かれている。
この棚がここに流されてきた当日、園児達の荷物がそこには入っていたはずだ。
近くには、紙芝居の絵の切れ端も泥の中に埋まっていた。

小学校の何かの大会の優勝盾が割れている。
泥で洗われたぬいぐるみ。
ステンレス製の3×5m四方もある大きな生け簀が逆さまになって泥の中にめり込んでいる。
4人がかりで起こし、15人がかりで道の向こう側の持ち主の家の庭に運び込んだ。
屋根だったのだろうか、トタンの付いた材木だとか、家の構造物と思われる太い柱も、この田んぼに流れ着いている。

作業には危険も伴う。
家の構造物と思われる太い柱が組み合わさった瓦礫を10名以上で運ぶ際、僕は誤って材木の隙間に指を挟んでしまった。
「いたたたた!」という僕の声に周りが気付き、斜めに歪んだ材木から力を抜いてくれたから助かったものの、そのままあと数センチ力が加わっていたら、僕の左手の人差し指が切断されていた。
(ま、そのための保険か。)

幸いの好天に恵まれ、むしろ暑い中、作業を続ける。

その中での、日本人らしい会話。
「どのレベルまでごみは拾いますか?」という質問に「通常田んぼにないと思われるものは拾ってください」という回答。
つまり、小枝はそのままで、発泡スチロールや建材の石膏ボードなどは除去せよ、という意味だろうか。

瓦礫除去も日本人品質だ。数時間後には、見事にそれが現実世界に再現される。

15時半には一日の作業を終了する。
田起こしすれば、水を引いてすぐにでも田植えができそうな田んぼに蘇る。(現実問題としては、塩の被害は受けているのでそう簡単ではないだろうが。ただ、見た目は綺麗になった。)

作業の終わり間際に、その田んぼの持ち主だという年配の女性が現れる。
ダンボールで何箱もの缶ジュースをふるまう。そして、ひと抱えものお菓子。

話を聞くと、見える範囲、この周りの山や田んぼは彼女の土地らしい。大地主の資産家だ。
おそらく、その日そこでボランティアで作業をしていた30人の中で、彼女よりも資産を持っている人はいないのではなかろうか。

家を潰され、住むところもなく困っている人を助けに来た。
ボランティアセンターで田んぼの瓦礫除去の仕事に割り振られ、何の疑問もなく丸1日汗を流した。
その1日で行ったのは最低限の住む場所を確保するとかという話ではなく、たくさんある資産の中の一部の田んぼを使えるようにすること、だった。

そして帰路につく。
ボランティアセンターでは、丸1日ともに汗を流した仲間達と別れる。「今日は気持ちよく作業ができました!ありがとうございます!」と言われ、笑顔で握手をした。

様々な場所から集まってきた人達が、一瞬だけ交差する出会いと別れ。
センターの受け付けは佐賀のNPO法人の方。
一緒に汗を流したのは、岐阜の女性や埼玉のあんちゃん、神奈川の同年輩のおっちゃん。(ごめん。僕より若いか。)

帰り道は海岸通りをしばらく走り、その後、高速へ。
カーラジオからは地元のFM放送が流れる。
民放なのだが、NHKのような雰囲気の放送だ。
「本日の市内各所の放射線測定数値放送」だとか「各避難所の現在の避難者収容人数」などを延々と放送している。

なんだか、いろんな想いが頭をよぎる。
出会った人、埋まっていたもの、大地主の女性、ボランティアの列の横を通過する際に目礼をする地元の車、団体や組織の仕組み。

良いとか悪い、好きとか嫌いでは片づけられない複雑な想い。
心地よいとも思うが、切なく哀しい想いもあり、さらには割り切れない思いをも複雑に絡み合う。
「ボランティアに行く」のに、自分の気持ちが爽快になることを、どこかで期待していたのかもしれない。

他人の役に立つというのは気持ちの良いことなはずだった。
しかし、複雑な思いが絡み合う現実の世界がそこにはあった。

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蜘蛛の糸を期待して

職場の友人が東日本大震災の後片付けのボランティアに行ってきた。
彼は石巻のボランティアセンターを通じて土日に作業をしてきたのだが、現地ではボランティアは足りていないらしい。

なんだか、いろんな報道が飛び交う中、ボランティアに来られても迷惑といった報道等もあり、行くのに躊躇してしまうのだが、実情としては全然足りてはいないらしい

彼が作業をした家の主人によると「ボランティアを依頼したのは3週間前。ずっと順番待ちだった。来てくれて助かる。」という話だったらしい。

家が全壊している地域では今なお手付かずという状況らしいが、家が水に浸かっただけで2階などに住んでいる地域では、片付けが盛んにおこなわれている。
1階にはどこかの家から流れてきた家具や電気製品などが散乱しており、それらを除去して床に溜まったヘドロを掻き出すのが彼が引き受けた仕事。

宿泊は専修大学のグラウンドの一角にボランティアのテント村が作られ、自分達で持ってきたテントでの生活。
食事も同場所で自炊。

街ではスーパーなども営業再開しているが、食糧は自分達で持って行くのがマナーだろう。
被災地支援に行って、被災地の食料を食べてしまってはせっかくの善意が半減だ。

朝、ボランティアセンターに行って登録すると様々な作業の依頼があり、自分ができそうなものに立候補して引き受けるシステムらしい。

スコップなどの必要な道具は貸し出されるが、汚れてもよい服装だとか厚手のゴム手袋等は持参すべしとのこと。
履き物は古釘などもあるので安全靴がよいが、ヘドロの中などを歩けねばならないので、丈の長いモノがよいとのアドバイス。
また、ヘドロは匂いもこびりつくので、使い捨てにしてもよい様な合羽を持参することをお勧めするとのことでした。

あとは、不織布などのマスクも必携だそうです。
匂いもそうだし、ヘドロが跳ねたりすることもあるのでね。
よくある花粉防止のマスクで十分でしょう。

現地の方への差し入れは「酒やたばこなどは喜ばれる」とのこと。
そら、そーだろう。
正式ルートの支援物資に「焼酎」や「マイルドセブン」は無いだろうから、不足していることが想像できる。
被災者だから「酒を飲むな」というのはおかしいし自分に置き換えて考えてみたら容易に想像がつく。

宮城の石巻まで、東京から片道6時間、往復で12時間以上かかったらしいが、充実した週末だった様子。

誰かの役に立てるって、気持ちの良いことだ。

僕もGWの休みにボランティアに行ってみようかと検討中。
最近、あまり人の役に立てていないからな~。

食糧は倉庫に備蓄している災害用のモノの期限がそろそろ切れそうなのがあるので、それを持って行って、自分で消費すればよいし。
テントは最近使っていないが、1セットあるし、少人数なら車で寝てもよい。

一昨日、20リットルガソリン携行缶をネット通販で発注した。
ほとんどが売り切れだったが、20日入荷予定分の先行売り出しを予約した。

でもなぁ、往復12時間は遠いな~。
距離的に近い、いわき市周辺に行ってみようかな?と検討中。
こちらも津波の被害はかなり出た様なので。。。

いわき市は原発30km圏外の為、避難勧告は出ていないにもかかわらず、風評被害などもあり、物資補給が断たれて陸の孤島と化しているとのブログなどには書き込まれている。
現在の状況はよくわからないが、こちらでも瓦礫除去など手は必要だろうと思う。

僕はいずれ地獄に落ちる訳だが、その時に一筋の蜘蛛の糸が下りてくることを祈って、ボランティアしよっかなー。
動機が不純かな?!

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求む!必殺仕事人! ~原子力予算に群がる人々~

  • 2011/04/13 06:41
  • カテゴリー:原発

東日本大震災で被害を受けられた方々に心からお見舞い申し上げます。

あっという間に震災から1ヶ月が経った。
1ヶ月経った現在、震災と津波の被害に関する報道よりはるかに多くの時間放送されているのが、破損した原子力発電所のニュースだ。

素朴な疑問。
なぜ、東京電力の発電所が東北電力の管轄内にあるのか?
柏崎の原子力発電所も東京電力が設置しているらしい。
そして両発電所で発電した電気は東北電力管内では使われず、東京電力管内で消費されている。

なぜ、そんなことが起きるのか?という素朴な疑問から調べ始めたら、原子力をめぐるあれやこれやの思惑が見え隠れし出して腹立たしいったらありゃしない。
今日はそんな話。

発電所の建設が始まったのは1950年代の法整備から始まり、66年には運転が開始された。
その後、オイルショックを経て70年代に今回の福島第一原発も設置されている。
どんな法律や背景で設置されたのか?

原子力基本法が1955年に制定され、74年には電源三法が制定され、受け入れる自治体に補助金を交付する仕組みが作られた。
電源三法とは「電源開発促進税法」「特別会計に関する法律(旧・電源開発促進対策特別会計法)」「発電用施設周辺地域整備法」のことなのだが、小難しい条文なんかはここでは割愛する。
その法律の意味するところを紐解くと、施設周辺の公共施設の整備を促し、地域住民の福祉向上を図ることで、電源立地のメリットを地元に還元することが目的なのだそうな。

要は、基本法を制定して原子力発電所を国が推進したものの、建設場所に困ってしまった。
地元の反対があったからだ。
それを懐柔するために制定されたのが、この電源三法だ。

さて、原発を受け入れると、地方自治体にはどれくらいの交付金が支払われるのだろうか?

資源エネルギー庁のホームページによると、出力135万kwの原発を建設した場合の例が紹介されていた。
http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/data/051005g.pdf
(1基で135万kwの出力というと、柏崎の刈羽6号機とか7号機がこれにあたる。)

「建設費用は約4500億円、建設期間7年間」の設定では、支払われる交付金は運転開始10年前から10年間の合計で391億円。
運転開始後の10年間で固定資産税を入れると502億円にも上る。

以前はこれらの交付金には用途の指定があったものの、2003年の改正(?)によって用途の指定がなくなった。
つまり、何に使ってもよい自由なお金になったのだ。
誘致に成功すると、と言うか、誘致するために、その交付金をジャブジャブ地元に注ぎ込む。
何に使ってもよい100億単位の金。

ま、ある意味、それはそれでよいのかな。
原子力リスクの代償として、地域に還元する訳なのだから。

ところで、交付金は稼働前が多く、原子力発電所の稼働後は約1/4程度になってしまう。
稼働開始後は固定資産税の収入が主になるわけだが、固定資産税も減価償却とともに減っていく。
収入は年々減っていくわけだ。

人は一度見た夢は忘れられない。
既に1基建設された原発の横に、2基目を建設することに対しては、抵抗感は雲泥の差で低くなる。
次なる原発を誘致することになるわけだ。

設置する側も、そうあちこちに建設場所が見つかる訳ではないので渡りに船である。
同じ場所に2号機、3号機、、、挙句の果てには、6号機まで建設され、さらには使用済燃料の貯蔵プールまでもが、同じ場所に作られてしまったのが、今回の福島原発だ。

さて次に、国と原子力関連法人との仲良し度合を見てみよう。
原発を持つ東京電力や関西電力や、原発関連法人には、どれだけの官僚OBが天下りしているのだろうか?

用地買収や反対住民の説得などには暴力団の介入なども多いため、電力会社は警察官僚の天下り先としても有名だ。
実際に明るみに出た話としては関西電力の珠洲原発の建設計画の用地買収に伴い、暴力団組長が関電に30億円を要求した事件などがある。
当然、それらの矢面に立ち、隠密に問題解決をするのは元警察官僚達の役目だ。
なので、まだ、彼らは良い。
暴力団対策や用地買収という、実際に必要な実務の為に雇用されるわけだから。(実際に手を下すのが誰かは別として、その指揮をとるわけだ。)

ひどいのは経産省などからの天下り組。
資源エネルギー庁から東京電力顧問に天下った某官僚は、この最も重要な今、雲隠れしているらしい。
「表立って動くと『天下りがいるから東電に甘い』と批判されることをかわすため」らしいが、現在は経産省幹部と東電幹部との橋渡し役を担っているらしい。
そしてその本当の役割は「東電の支払う賠償額をできるだけ減らすこと」だそうな。

2万歩譲って、これも許そう。
東電の社員として、東電の利益の為に働いている訳だから。。。

さらに酷いのは、原子力安全委員会。

この委員会は原子力の安全確保の為に内閣府に設けられた原発の監視役だ。
今回の様な事故が発生したら、中心となって対応策を推進するべき立場にある。
推進するのは東電かもしれないが、少なくともお目付け役として指導する立場にあることは間違いない。

その委員長の斑目氏が初めて世間の前に現れ発言したのは23日夜。遅すぎる。
さらに、その後の会見では、放射能に汚染された汚染水処理の話をめぐり「知識を持ち合わせていないので、東電と原子力安全・保安院にしっかりと指導していただきたい」と発言した。

何のために存在するの?
原子力"安全"委員会の委員長さん。
あほらしくて笑いが止まりません。

彼らは常勤の特別職公務員だが、定例会議は週に一度だけで、議事録によると会議は最短10分弱、長くても1時間半だそうな。(週刊ポスト調べ)
これで、月給93万6000円とボーナス合わせて1600万円以上の年収だそうな。
笑いが止まらないとは、このことだろう。(別の意味で)

経産省を中心に政府が拠出する原子力予算は年間約8370億円(2011年度概算要求額)。
この巨額の予算に群がる?(ぶら下がる?)組織は原子力安全基盤機構だとか、日本原子力研究開発機構だとか、原子力安全技術センターだとか、日本原子力文化振興財団だとか、だとか、だとかは、今、何をしているのか?

今こそ、日頃の成果を発揮する時ではないのだろうか?
今こそ、真価が問われているのではないのだろうか?

挙句の果てには、原子力損害賠償法に基づき、各電力会社が毎年国に納めた補償料が、1962年の制度開始から2010年度まで累計でわずか150億円しかないことが分かったらしい。
東京電力福島第1原発事故で、国は最低でも1200億円を支払う必要があるらしいが、補償料ではぜんぜん足りない。
2号機も対象となった場合は2400億円を用意する必要がある。

不足分は国民負担で賄うしかないというが、その前にやるべきことがあるのではないだろうか?

これらの予算にぶら下がり、散々美味しい思いをしてきた人々は、どう責任を取るつもりだろうか?
いや、誰が責任を取らせるのだろう?

求む、必殺仕事人!

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出荷停止のホウレンソウでどれ位被曝するのか計算してみた

  • 2011/03/30 06:51
  • カテゴリー:原発

震災で被害を受けられた方には心からお見舞い申し上げます。
めったなことで募金なんぞはした事がない私めも、金千円也を募金させていただきました。

さて、震災から半月が経ちましたが、いまだ1万人以上の方が行方不明となっているようですね。
6000人以上の方が亡くなられた阪神淡路大震災では、行方不明者は最終的に3名だけでした。
いかに津波による被害が恐ろしいかということを痛感する事実です。

そして、原子力発電所の被災。
先日のニュースでは、とうとうプルトニウムが土壌の中から発見されました。
「過去の大気圏核実験で拡散したプルトニウムと同等だから安全」なんていう人もいるが、世界中で癌で死ぬ人が増えていることとの因果関係があると主張する学者もいます。

ちなみにヨウ素131の放射線半減期は8日間なのに対してプルトニウム239の半減期は2万4千年だそうな。
人間にとっては永遠とも思える時間ですね。
ただ、半減期が長いから危ない、ということではありません。

ヨウ素131はわずか8日間で大部分が崩壊して放射線量が半分になる訳だが、プルトニウム239は、2万4千年かけて半減するので、放射線をじわじわと出していく様なイメージ。

なので、半減期が長いから、短いから、というのは、現在の影響がどの程度長く続くのか?というところには繋がるのが、今どれだけ危ないか?
という話とは別である。

さて、どの程度危ないのか?
放射線被害を受けた事例というと、東海村の臨界事故が記憶に新しい。
Googleで「東海村」「臨界事故」「画像」で検索すると臨界事故の被害者の写真などが、多数見つかるだろう。

この事故では、3名の方が被害を受けたのだが、当時35歳の作業員の方は推定16-20シーベルト以上の被曝をしたらしい。(3人の中で最も被曝量が多い。隣の部屋で被曝した方は、1-4.5シーベルトの被曝量だった。)

さて、被曝するとどうなるのか?
被曝したことにより、染色体が傷ついたため、新しい細胞ができない状態となってしまう。
顕微鏡で、細胞核を見てみると、染色体は黒い点となり粉々に砕け散っていたらしい。

人間の体の細胞は、数ヶ月でほとんどが入れ替わる。
正常な人は皮膚は垢となって落ち、その下には新しい皮膚ができている。
しかし、被曝して遺伝子が破壊されると新しい皮膚ができない。
遺伝子が機能しなくなると、新しい細胞をコピーできなくなるのだ。

そのため、表皮が垢として剥がれると、肉がむき出しとなる。
全身の粘膜から出血し、全身が溶けていき、83日後に、多臓器不全でこの方は亡くなった。

彼の被曝量は核爆弾の爆心で受ける被曝量に匹敵するとのことだが、実際の核爆発であれば、一瞬で蒸発してしまうのでこれほどの苦しみを長期間に渡って受け続けることは無かっただろう。

40歳の作業員は6-10シーベルトの被曝というので、先の作業員よりは被曝量は少し少なかった。
しかし、6シーベルトの被曝は99%の人が死亡する被曝量である。
結果として211日後に多臓器不全でこの方も亡くなった。

放射線被曝の被害者は悲惨である。
最初は健康体にみえるのだが、新しい細胞が作れないことから新陳代謝と共に自分の体が崩壊していく。
しかし、心筋と脳細胞、神経細胞等は新陳代謝しない。
生まれた時の細胞をそのまま使って生きていくのだ。
これらの組織は、被曝しても死の直前まで正常に近い機能を保っている。
これは苦しい。

五臓六腑は溶けてしまっても、神経細胞と脳、心臓は正常に近い働きをしているのだ。(心臓は動いているので正確には四臓六腑か。)

助からないことがわかりきっていたのに、延命措置を続けられ、211日後に亡くなった作業員も、亡くなる1週間前に、「家に帰りたい。」との言葉を発していたらしい。

3人目の作業員は1-4.5シーベルトの被曝量。
この方は一時、白血球量がゼロとなるが骨髄移植などの懸命の措置の結果、生還されている。

これらの事例や海外の事例などから、3-4シーベルトの被曝で50%の死亡率。
6シーベルトを超えると99%の死亡率と言われている。

さて、昨日の報道を見てみると福島原発2号機のトレンチに溜まった水の放射線量が1時間当たり1000ミリシーベルトだと言う。

1000ミリシーベルト=1シーベルトだから、ここに3-4時間居たら50%は死亡する放射線量。
6時間以上浴び続けると99%が死亡する放射線量ということだ。
(ちなみに1000マイクロシーベルト=1ミリシーベルトです。)

放射線というのは直接浴びるというのは、原発に近づいたりしなければそれ程大きな放射線を浴びることは無い。
気をつけなければいけないのは放射性物質を体に取り込んでしまうこと。

マイクロシーベルトの単位を使っている間はともかく、ミリシーベルト単位になってくると、体内に取り込まない様に気を付ける必要が出てくる。

体内に取り込まれると甲状腺や肝臓などに蓄積され、被曝し続けることになる。
その結果、10-20年後に癌が発症したり、ということに繋がっていく。

さて、どのような経路で体内に入り込むのか?

原発から500m-1km離れた地点からプルトニウムが発見されたことからもわかるように、放射性物質は飛び散り拡散していく。
細かい塵状になって拡散していくのだ。

なので、単純にマスクをするというのは効果がある。
放射性物質の塵は、呼気とともに吸い込まれ、鼻の粘膜やのどの粘膜にこびりつく。
肺までたどり着いた塵は、肺に蓄積される。

そして血管やリンパ管を通して肝臓や甲状腺に蓄積され被曝し続ける事になる。
食物と一緒に摂られる放射性物質も同様に、血管やリンパを通して肝臓や甲状腺に蓄積される。

何度も言うが、どれ位の量の放射線を出しているのか?が重要です。

放射線作業従事者の被ばく限度は1年間に50ミリシーベルトです。
航空会社でも、1年に600‐800時間乗務する乗務員は、1年に2-5ミリシーベルト位は被曝しているが、職業的に発癌率が高いとの統計はない。

では、今回話題になっていたホウレンソウで計算してみよう。
各地で検出された食品の放射線量のうち、特に高かったのは日立市のホウレンソウで、54100ベクレル/kgの、ヨウ素131が検出された。
これを摂取した人はどれくらい被曝することになるのだろうか?

ベクレルは物質が放射線を出す量であり、人が被曝で被害を受ける量はシーベルトで表現する。
ベクレルをシーベルトに換算するには、摂取量と、放射性物質毎に設定された「実効線量係数」という数値から算出するのだ。

ヨウ素131の実効線量係数(経口摂取)は0.000022Sv/Bqです。
1回100gのホウレンソウを食べるとして、計算してみよう。

計算式は
54100×0.1kg×0.000022=約0.119ミリシーベルト となる。

なので、この最も高い数値が出たホウレンソウ100gを食べると、約119マイクロシーベルトの被曝量となる。(単位はマイクロね。)

別にこの数値なら、たいして問題ないというのがわかりますね。(毎日食べ続けるのと掛け算になっていくので嫌だが。。。)

数字と単位が理解できると「2号機脇のトレンチの1000ミリシーベルト」の水は"やばい!"けど、「54100ベクレルのホウレンソウ」は、何回か食べるくらい、"どってことない"ということがわかる。

なんだかんだ言っても、最後の最後は国は守ってくれません。
(嘘をつくのが施政者の常だし。。。)

適切な判断をして、自分の身は自分で守りましょう!

以下は地震関連の便利情報です。
(通常、転載厳禁の有料サイトの情報ですが、震災被害の方に有用な下記の情報については転載が許可されましたので、こちらのブログに転載します。)

> 全国の放射能濃度
> http://doko.in/micro/
>
>
> 単3電池から単1電池を作る方法
> http://meteor.blog.avis.jp/archives/218
>
>
> 節電に協力できるWindows向け省電力化ソフトオプティムが特別版を無償配布
> http://green.optim.co.jp/
>
>
> 東京電力 株式会社 (OfficialTEPCO) onTwitter
> http://twitter.com/OfficialTEPCO
>
>
> ガス無しライターで綿棒に着火する方法
> http://jp.makezine.com/blog/2009/01/lighter.html
>
>
> 日経電子版では東日本巨大地震関連のニュースを幅広く報道しています。
> 特別対応として、災害状況などの記事に関しては無料としています。有料
> 会員以外の方でも詳しい記事をご覧いただけます。
> http://www.nikkei.com/paper
>
>
>
>
> 【被災者の医療費負担を全額免除】
> (2011年5月末まで)
>
> 厚生労働省は被災者の医療費を5月末まで免除すると発表しました。
> 病院窓口で申告すればかかった医療費(3割自己負担)が無料になります。
>
> 保険証の持参が原則ですが、保険証のない場合は名前や生年月日、勤務先
> などを医療機関に伝えれば、治療費や入院費、薬代などが無料になります。
>
> 被災者が東北地方以外に避難してからの受診も無料です。
>
>
>
> 【被災して読めなくなったHDDを無料で即日復旧】
>
> 「データサルベージコーポレーション」は、東日本大震災で落下や水没
> する等して読み出せなくなったHDDデータを無料で即日復旧するサービス
> を提供開始すると発表しました。(ただし持ち込みのみとなります)
>
> 現地・即日無償データ復旧サービスの開始について
> http://www.data-salvage.co.jp/tohokuearthquake/
>
> データサルベージコーポレーション
> 住所:宮城県仙台市若林区新寺1-3-19 仙台FLEX1ビル1F
> 電話:022-298-7630
>
>
>
> 【災害地区のガソリンスタンド口コミサイト】
>
> 「カーライフナビe燃費」では、災害地区のガソリンスタンド営業情報を
> 公開しております。
>
> ガソリンスタンド営業情報 - カーライフナビe燃費
> http://carlifenavi.com/gs/refuelsta/15
>
>
>
> 【NTTdocomoの各エリアのカスタマーセンター】
>
> docomoの全国統一フリーダイヤル(0120-800-000)では、最寄りのカス
> タマーセンターに繋がります。
>
> 以下の電話番号は直接違うエリアのカスタマーセンターに繋がりますの
> で混雑時などにかけることで早く処理できます。
>
> ・ドコモ中央:0120-034-768
> ・ドコモ九州:0120-503-360
> ・ドコモ北陸:0120-231-078
> ・ドコモ北海道:0120-323-466
> ・ドコモ東北:0120-659-360
> ・ドコモ東海:0120-239-360
> ・ドコモ関西:0120-329-360
> ・ドコモ四国:0120-166-360
> ・ドコモ中国:0120-421-360
>
> 【計画停電の時間が郵便番号を打つだけで分かるサイト】
>
> 東京電力・東北電力が発表した計画停電(輪番停電)についての情報を
> 元に、郵便番号または住所から停電時間帯を検索出来ます。
>
> 計画停電.com
> http://keikakuteiden.com/
>
>
>
> 【ソフトバンクモバイルのコールセンター】
>
> 現在、ソフトバンクモバイルの東日本コールセンターが繋がりにくくな
> っています。
>
> 北海道、東北、関東、北陸がこのコールセンターに集中しているため
> 時間がかかったり、音声ガイダンスにすらたどりつかない場合もあり
> ます。
>
> そこで、違うエリアのコールセンターは比較的繋がりやすい状況ですの
> でそちらに電話することをお勧めします。
>
> 東海エリア:0088-241-157
> 関西エリア:0088-242-157
> 中国、四国、九州、沖縄エリア:0088-250-157
>
>
>
> 【日用品で使える災害グッズ】
>
> ・長めの靴下
> 折り返してスリッパ、マフラー、腹巻き(貴重品入れ)、手袋代用、
> 石か小銭をいれて簡易護身具または脱出用ガラス割に使えます
>
> ・サランラップ
> 丈夫な紐、絆創膏、食品保管、携帯や小物防水、汚物の保管など万能
> に使えます。
>
> また、食事の際に食器にサランラップを巻いてから使えば洗う必要も
> なくなります。
>
> ・ポリ袋(大)
> 敷物、手足が出る穴をあけて雨具や防寒に使えます。
>
> ・ペットボトル
> カッターでペットボトルを切ることで簡易食器にできます。
>
> 首の曲がったところ→スプーン
> 横切り→コップ
> たて切り→皿
>
> 子供に使わせる際はライターで炙って角を丸めましょう。
> (口が切れる恐れがあります)
>
> ・持ち運び用ガムテープ
> http://vmconverter.tumblr.com/post/3875221877
>
>
>
> 【支払い関係について】
>
> ・東北関東大震災に伴う移動体通信事業者の利用料金などの支援状況
> http://wirelesswire.jp/News_in_Japan/201103151404.html
>
> ・中電、5市町村の支払期限を延長 県北部地震で特別措置
> http://hiyo.jp/UZ1
>
> ・料金支払期限を1カ月延長=東電
> http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011031500463
>
> ・被災地 電気料金の延期や免除
> http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110315/t10014685701000.html
>
> ・震災用途向け無償サーバのリスト
> http://blog.livedoor.jp/koichiise/
>
> ・東北地方太平洋沖地震および長野県北部の地震に伴う支援措置について
> http://hiyo.jp/WZ1
>
>
>
> 【神戸市が1年間無料で仮設住宅提供】
>
> 神戸市が1年間無料で仮設住宅を提供します。
>
> 東北地方太平洋沖地震の被災者への応急仮設住宅の提供
> http://hiyo.jp/XZ1
>
> 敷金・礼金はいらないようですが、光熱費と共益費はいるようです。
>
>
>
> 【福島原発の放射能範囲予測】
> http://sylphys.ddo.jp/upld2nd/news2/src/1300002312013.jpg
>
>
>
> 【放射能よけに使えそうな施設】
>
> 地下街・地下鉄・地下通路などは、シェルターの代わりとして利用する
> ことができます。
>
> 地下深く設置され、厚いコンクリートで覆われ、出入り口にシャッター
> が設置されているなどシェルターに必要な要件を多く備えている施設は
> 多くあります。
>
> ・日比谷共同溝(東京都千代田区・港区)
> ・地下鉄副都心線(渋谷区・港区・豊島区)
> ・首都高速中央環状新宿線(新宿区・豊島区)
> ・PASONA O2(千代田大手町2-2-1 大手町野村ビル地下2F)
> ・日本銀行本店 旧館地下金庫(東京都中央区)
> ・大谷石地下採掘場跡(栃木県宇都宮市)
> ・洞窟観音(群馬県高崎市)
> ・吉見百穴、地下軍需工場跡(埼玉県吉見町)
> ・赤山地下壕跡(千葉県館山市)
> ・筑波大の地下通路(茨城県)
> ・首都圏外郭放水路
>
> ※江戸川河川事務所
> 〒278-06005 千葉県野田市宮崎134
> TEL 04-7125-7311(代)
>

ガス切れの100円ライターで、綿棒に火をつける動画なんて目からウロコですね。
へーって、感じ。
被災地の方はもちろん、黄金伝説の人達にも教えてあげたいですね。

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覚えていないと駄目なの?

  • 2011/03/13 17:04
  • カテゴリー:教育

京大入試カンニング事件は偽計業務妨害容疑で仙台市内の予備校生が逮捕され、大騒ぎとなった。
ところで、そもそもカンニングって犯罪なのだろうか?

言うまでも無く、犯罪なんかである訳がない!
ただのズルだ。
嵐の無料コンサート会場に入る為の長い列に横入りするのと、本質的には、あまりかわらない。
それを国家権力を介入させて捜査逮捕するなんて馬鹿げた話だ。

やり得にしなかったというのは、大いに評価できるところなのだが、この事件を通して、教育問題のひずみが垣間見えたりもする。

まぁ、どんな事情があれ、ズルは駄目よ。ズルは。
でも、それは躾とか価値観の問題であって、犯罪ではない。
それを警察沙汰にして、偽計業務妨害なんていう別件逮捕みたいな容疑で逮捕するのは、ホリエモン事件を連想させる。(カンニングを逮捕するなら横入りも逮捕しないと不公平だ。)

さて、もっと本質的な話をしよう。

そもそも、カンニングってズルなのか?

ビジネスの社会ではYahoo知恵袋を使って迅速に正解を導き出し活用することは、褒められる事はあっても犯罪者扱いされることは無い。
それが今回のケースでは犯罪者となった。

まず、根底の話として、学校というのはなぜ存在するのだろうか?

いずれ社会に旅立つにあたって最低限必要な知識経験、道徳価値観を学ぶところである、と、僕は思う。
言い換えると「読み書きそろばん」と「倫理道徳」と「一般教養」の3つを身に付けるところだと思う。

99%の学生や生徒は、いずれビジネス社会に旅立っていく。
学校社会で一生を過ごすのは、教職員と研究者だけだ。
ほとんどすべての人達は卒業後は社会の荒波の中に船出していき、ビジネスの世界で戦っていく。

であるなら、ビジネス社会で有効活用できる経験や知識を、身に付けることができる学校こそ、価値が高い。
高度化した「読み書きそろばん」を教える事が必要なのですよ。(大原専門学校の宣伝ではないが。。。)

では、その「高度な読み書きそろばん」って何だろう?

以前は、知識であるとか記憶というモノの価値は高かった。
何かわからない事があったら百科事典で調べたりしながら、仕事に活かしたものだ。
そんな、百科事典は持ち歩けないし、書いてある内容も限定的でかつ、最新ではない。

なのでビジネスを遂行していく上でわからない事があると、国会図書館に調べに行ったり、あちこちの専門家を取材したりして、情報を集めて、それを組み合わせたり、応用して、企画案などを作成するのが普通だった。

でも、今は違う。
わからないことは、グーグル先生が教えてくれる。
それも即座にだ。

提案先のお客様会社の受付で待つ間に「あれって何だっけ?」を携帯電話で調べることができる。
極端な話、お客様と商談中に「ちょっと調べてみますね」と言いつつ、PC端末を指し示しつつ、数秒間で結果を見せられる。
つまり、記憶や知識そのものについての価値は著しく低くなったのだ。

記憶だとか知識そのものよりも、それを選別する能力であったり組み合わせたり応用する能力が問われる、というか、そこでしか差がつかない時代となっている。

「海苔の佃煮の作り方」を教えて欲しい、と言って携帯電話を渡せば、ほとんどの人が数分以内に正解に辿りつけるだろう。
なので、こんなもんを記憶することに時間や労力を使うのは無駄でもある。
こんなもんを試験問題化するのは愚の骨頂でもある。

もちろん、考えることの基礎となる記憶は必要ですよ。
「H2O」という文字列を見て「H」は何かをググって「あー水素か」「O」をググって「あー酸素か。「H2O」は水かー。」って、そんなレベルは知っておけよという話ではある。

西郷隆盛が何をした人で、徳川家康はどんな時代を生きたのか?
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を暗誦する必要は無いけども、どんな話なのか位は、知っておいて欲しい。

エキサイト翻訳があるので、外国語は不要か?って、そんなことはあり得ないのと同じ事。

ただね、記憶を問う問題というのは試験にしやすい。
正解は一つしかないことが多いし、正解かどうかが一目瞭然なものが多い。機械的に合否を出しやすいのだ。

一方、学校では、次の段階の入試で問われるものを教えて欲しいというニーズが元々高いため、試験で問われるモノを教えることを最優先課題とされがちである。
その結果、本来の目的から逸脱し始めるわけだ。

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を読んで組織運営に応用できる事例を3つ挙げよ、というのと、「蜘蛛の糸」の冒頭の30文字を、一語一句間違わずに書かせるのでは、どちらが採点し易いか?

30文字書かせることの採点は簡単だし明確だが、それは教養以上の何の意味もなさないのは言うまでも無い。

それに対して、前者は採点が非常に難しい。
正解は無数にあるし、採点者によって点数が変わる可能性もある。
さて、社会人にとって本当に必要な考え方を学ぶには、どちらの問題がよりベターなのだろうか?

以前も書いたので記憶されている方もいるかもしれないが、アメリカのある高校の試験ではカンニングし放題としている。
記憶を問う様な単純な問題ではないため、カンニングでは、答えが導きだせないのだ。
これは採点は大変だろうけど、実践的な力を問うものである可能性が高い。

シェイクスピアを暗誦するのは教養レベルの話であり、その部分はビジネスの実社会では「プラスα」の部分である。
教養というのは人生のスパイスにはなるが、メインディッシュの中心的な素材にはならないのよね。

なのに、教養以前に身に付けなければならないところは、学校社会では、あまり力を入れてトレーニングされていない。
というか教養部分ばかりを一所懸命教えていたりする。

なので、どの会社も新入社員教育に膨大な金と時間がかかっている。
最高学府を優秀な成績で卒業してきた奴でさえ、そのままでは社会では通用しない(涙)

課題やテーマを与えても、自分一人で考えてウンウン唸っている。
そして、制限時間が過ぎ、白紙の回答を出してきた。

違げーだろー。わからなきゃ、聞けよ。聞いてまわれよ。
調べろよ、ググればいーじゃん。
(さらには)わかんなくても、何かは書けよ。
課題とは関係ない自分の想いでも熱く書いてみたら?
5点くらいはもらえるかもよ?

え?いーんですか?って、いーんだよ。
ビジネスの世界では、犯罪以外は何をやってもいいのだ。
極端に聞こえるが、それが現実。

仕事を取るのに美しい提案書を作ってもいいし、手書きだけど超効果的なアイデアを提案してもいい。
そんなアイデアなんて湧かない?
なら、ゴルフに誘って接待して、美味しい料理とお酒を飲ませたってよいのよ。相手が公務員でなければね。

結果を出せた者が勝ち。

運動会で手をつないでゴールしてちゃ駄目なの。
最初っから2位を目指しちゃ、駄目なのよ。
1位を目指すから、結果として2位や3位が取れる訳で、最初から2位を目指したって、入賞なんてできるわきゃーねーって。
世の中そんなに甘くないからね。

記憶を問う試験でいくら成績を上げても、仕事はできない。
一般社会で幸せに生きていくための方法は、今の学校では教えてくれない。

「海苔の佃煮の作り方」で点数をもらえるのは学校社会だけだ。

「海苔の佃煮」と「塩クッキ―」のレシピを組み合わせて「海苔の佃煮を使った塩味の効いた美味しいお菓子」のレシピを考え出して、初めて実社会ではちょっとだけ点数がもらえる。

カンニングOKの試験で入試をする学校が日本でも現れたら、少しは理想の教育に近づくのかもしれないね。

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心に定規を。。。

  • 2011/03/07 21:13
  • カテゴリー:価値観

チュニジアで民衆によるデモから発展したクーデターがありましたね。
チュニジアでは、民主主義を後押しするという表看板の元、デモを行う民衆を支援する発言をアメリカ政府は繰り返していた。
その効果もあり、世界世論の流れも民衆支援に傾き、あっけなく政権は打倒されてしまった。

その後、バーレーンやエジプトに、その動きは飛び火した。
しかし、エジプトでは、同じ民主主義の表看板はトーンダウンした。
それどころか、オバマ氏はイスラエルと連携し、ムバラクを影で強力に支援したと思われる。

なんで?
民主主義の支援をするんじゃないの?
世界の警察官じゃないの?

いえいえ、違います。
それは表向きの話で「自国の利益を守る」というポリシーで動いていますので。

アメリカという国はがっちりと一本の筋が通っている。
その根本ポリシーは国の存在意義と直結している。

「自国の利益」

この追求に尽きる。

当り前と言えば当り前のことだが、国際政治においては、影に日向にあの手この手を使わないと自国の利益は守れない。

エジプトの話に戻ろう。
ムバラクは自国に対しては秘密警察でがんじがらめにしてきたが、外交的には西側諸国寄りの立場をとってきた。
中東では数少ないアメリカやイスラエルに表立って敵対しない国だ。

いくら多数の民衆による民主化運動の末とはいえ、ムバラク政権には倒れてもらっては困るのだ。

ましてや、次に政権を担う可能性の高いグループはイスラム原理主義の組織になる可能性が高い。

なので、デモが表面化するや、大統領派というこれまでなかった組織が突如、降って沸いたように現れ、組織的に反政府デモに対抗する様になった。
そして、どこからともなく、このまま内戦状態になることは最終的に自国民の利益にはならないので、デモはやめるべし、という主張が聞こえ始める。
この大統領派の中心には、もちろんアメリカとイスラエルの思惑があることは明白だ。

アメリカやイスラエルの影の抵抗も空しく、民衆による民主化の流れを押しとどめることはできず、ムバラクは2/11には30年統治してきた権力の座から降りる事になったのは記憶に新しい。
(これはこれで、困ったことだが。)

そしてリビア。
ここでは、エジプトとはうって変わって民主主義の先鋒だ(笑)
世界の警察官、ここに現る、と言わんばかりに、リビア上空を飛行制限区域に指定するように国連常任理事会に圧力をかける。
完全な内政干渉だ。

大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国、通称、リビアは長年、アメリカとは敵対してきた。
一国の外交を代表する立場の者が、他国の指導者に対して「狂犬」という言葉を使う程の関係だ。

たしかにカダフィの元で暮らす人々は悲惨だ。
私物化された国家の中、力でねじ伏せられて生き延びていく不幸は凄まじくも悲しみに満ちている。
その意味では正義かもしれないが、そんなことを考えて、アメリカという国が立ちあがっているわけではないことを、きちんと認識せねばならない。(他にも沢山不幸な国はあるが自国の利益が絡まなければ、まったくもって、見て見ぬふりだ。)

指導者にはポリシーが必要である。
国であれ組織であれ、良い(と言われる)指導者は皆、一つの明確な尺度を持っている。
一つひとつの事象に対峙した時に、その尺度に照らしてどうか?で、物事を判断する。
こういう指導者は"ぶれない"。

アメリカにとっての一つのポリシーは「自国の利益」だ。
スエズ運河を手放すことでどれだけの経済損失が生まれるのか?
アラブ諸国の数少ない友好国を失うことはどれだけの損失になるか?
エジプトが原理主義化する事は、イスラエルの安全保障上では激しくマイナスとなる。
"だったら"どうするのか?というのを考えて、行動する。

その都度、一定の尺度ではなく、周辺状況や自国の事情などを加味して事柄にあたると、一貫性がなくなり、後々、辻褄の合わないことが発生することが多い。

管さんも鳩山さんも優秀な人なのだろうけども、この一貫したポリシーというものがない為に、一つひとつの事案について都度考えて決める。
色んな事情を鑑みて対応するから右往左往してしまう。
もっと、大筋での具体的なポリシーを決めるべきだろう。
(そんなことだから外務大臣にも「いち抜けた」で離脱されるのだろう。)

小泉さんは、(善し悪しは別として)財政再建をせねばならない、その第一歩目として郵政民営化をせねばならない、ということをやるために首相になった。
やったことが良かったのかどうかは良く分からないが、やったことは少なくとも、明確だ。

鳩山さんは何をしたのだろう?
管さんは何をしようとしているのだろう?
自民党から政権奪取した。そして何をしたのか?

政権を獲る為に耳触りのよいマニュフェストを用意した。
政権奪取したら、現実に対処せねばならないので、一部を残して他は目をつぶることにした。

どれを残すか?

そこでポリシーが問われる。
現実と照らして、一部方向転換は致し方ない。

ただ、財政再建という外せない路線がある。
では、それに対して、何処にだけは金を使うのか?
教育なのか?年金なのか?景気回復なのか?
どれを取るのか?それがポリシー。

全部を少しずつ、は最悪の選択。これが今。

どれでも良い。
一つ決めて、そこはぶらさない
結果「教育だけは良くなった」とか「景気は回復した」でよいのだ。
そしたら、それを足がかりに次を考えればよい。

理想だけでなく、現実解を導き出さねば支持は得られない。
というか、政治家としては存在意義は無い。

民主党のホームページを見ると「地球社会の一員として、自立と共生の友愛精神に基づいた国際関係を確立し、信頼される国をめざします」と書かれている。

そんなことができるのか?
竹島には韓国の国会議員が戸籍の本籍地を移した。
尖閣諸島周辺では、中国の船が我が物顔でうろうろしている。
外国漁船による漁具の破損などの被害が相次いでいるし、竹島同様、中国人俳優の孫海英氏は自身と妻の呂麗萍さんの戸籍を正式に尖閣諸島に移したと発表し、中国人より称賛されている。
北方領土では、ロシアと第三国を巻き込んだ共同開発を進めようとしている。

そんな国々に囲まれながら「友愛精神に基づいた国際関係」などが確立できるのだろうか。
一個人の想いとして「友愛精神」は立派だと思うが、国家や国際政治にそれを持ちこんではいけない。

すこーしずつではあるが、国民感情として「理想ばっか言ってたんじゃ生き残れない」というのが、芽生えてきていると思うのは錯覚だろうか?
国民レベルと政治レベルは比例すると言われている。

いざという時に、半島の北側から押し寄せる、数万人規模の難民船を武力をもって引き帰させることができるのか?
難民に銃を向けるとヒステリックになるマスコミをどう黙らせる?

上陸した途端に、立ち上がる武装難民達はゲリラ化する。
そして在日スリーパーと連動した同時多発テロが各地で発生する。
流暢な日本語をしゃべり、似た様な顔をした民族の恐ろしさ。

何処に落ちるかわからない核&テポドンなんかを使うよりも、よっぽど現実的でかつ、効果的な戦略だ。

核ミサイルは撃った途端に、正確に飛来する大陸間弾道弾で反撃され、平壌は更地にされる。
しかし、武装難民を数万単位で送り出したところで、国民が勝手に逃げ出していると、しらを切ることもできるだろう。

軍服を脱いだ特殊部隊の兵士と難民の区別はつかないのだ。

その時、沖縄に海兵隊がいなかったら。
即応できるのは韓国軍のみ?
政治的に即応できるのは海兵隊であり、海軍やら空軍が連携して動くには、様々な調整やら手続きが必要となる。

アメリカ軍抜きの自衛隊独自の防衛戦争は、これまでの想定に無い。

さらに言うと、宣戦布告なき、武装難民との戦いに、勝ち抜く戦略をこの国は持たない。

そんな日が来ないことを祈るが、そんな日が来ないと一本筋の通ったポリシーを持った政治には、なっていかないのかなぁ。


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有楽町の秘密

  • 2010/12/31 12:12
  • カテゴリー:便利技

最近、私は、毎朝夕、有楽町駅を利用しています。
有楽町駅は、今、工事をしているのですが、JRから有楽町線への乗り換えが遠いんですよ。

JRの駅の案内表示の通りに進むと、京橋口を出ろと書いてある。
いくつか臨時の看板があり、毎朝夕、立て看板とマイクを片手に案内している人が何人もいる。
「有楽町線への乗り換えのお客様はこのまま直進して…。」
その人のアナウンス通りにビックカメラのテレビ館の前から地下に降りる。
下に降りると直進、直進。
しばし歩くと東京メトロの改札口が見えてくる。

なんで、こんな遠いんだ?
地下鉄の駅の真上がJRの駅じゃなかったかな?と思い地図を見てみると。。。
https://goo.gl/maps/Bx3nrQGRon76Na258
んー。まさに駅が重なっていますね。

案内ルートを辿ってみると地上で少し離れたところまで歩かされそこで地下に潜り、今度は歩いて来た方向へ戻る様になっている。
なんじゃ?こりゃ?
ふざけんなー。何で遠回りさせるんだー?

と、思っていたら謎が解けました。(あくまで推測ですが。)
近くにあるのは民間のビルの入り口ばかりなんですね。
公共の通路として兼用されているが、東京メトロやJRの持ち物ではない。そして、狭い。
案内されている地下通路入口は東京メトロ"専用の大きな"入り口。
そーゆーこと?

朝のラッシュの中。
人の流れを見ていると、知っている人は知ってるのね。

JRのホームのアナウンスは「京橋口は混雑しているので、空いている中央口をご利用ください」というのを無視して京橋口に向う。
上りの人と下りの人で、ドカドカぶつかりながら階段を下りると、駅の案内表示には有楽町線は京橋口と書いてある。
しかし、これも無視して、逆方向の国際フォーラム口へ向う。
(国際フォーラム口方面は都営三田線と書いてある。)

駅を出たら、目の前のビックカメラの横の階段を下りると、有楽町線の改札口の目の前に出る。

なんだ、超近いじゃん。
来年から朝の通勤が5分縮まるな。。。

 

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エコなことしてますか?

我が家にREGZAがやってきました。
と、いっても液晶大画面TVがやってきた訳ではありません。
"見た目"的には、相変わらずのブラウン管テレビが鎮座しております。

居間のTVは地デジ対応のものに変更済みでしたが(前のTVが壊れた時に買っていただいた)食卓のTVはアナログのブラウン管TVを使っています。
下にテロップが出てうっとおしいのね。
「来年7月であなたのTVは映らなくなるよ!」って言う内容の表示が、たまーに、流れるのです。

エコポイントも今月一杯で半減してしまうというので、どうしようかと検討した結果、もっとも環境にやさしく、懐にもやさしい対応をする事になったのでご報告。(そんな報告いらねーってか?)

ところで、テレビって、いくつかの部品に分けられるのね。
まずは液晶とかプラズマの画面部分。これが見た目の大部分を占める。
デジタルチューナー部分。これは裏方だけど頭脳というか心臓部ですね。
ハードディスク。これによって録画容量が決まってしまう。最近の機種は外付けハードディスク対応のものがあるので、そういうものを選べば増設可能ですよねー。

さて、上記を踏まえて、今回購入したのはデジタルチューナーの単品。

これこそ、究極のエコだと思うのだが、エコポイント対象外です。
これまで使用していたアナログブラウン管TVとアンテナの間にデジタルチューナーを設置することで、地デジの画像をブラウン管に表示する事ができるようになる。

まだ使えるテレビを捨てるのは、もったいないでしょ?
リサイクルするから無駄にはならないって?

あなた、騙されていますよ。。。

リサイクルって、表面を綺麗に磨いて中古で売り出すわけではないのは、ご存じの通りかと思います。
バラバラに分解して、動力かけて粉砕したり、薬剤や高熱で溶かしたりして、各素材を再度抽出して再利用する訳で、せっかくまだ使える機器も、鉱石とかと同じ扱いで、膨大なエネルギーをそそいでいかないと、
再生はできない。(レアアース素材は簡単には取り出せないのですよ。)

リサイクルの実際
http://www.aeha.or.jp/assessment/aeha/aeha_recycle.html

ここ数カ月で膨大な量の"まだ使える"冷蔵庫やテレビなどのエコポイント関連商品が捨てられた事でしょう。修理不要の完動品の機器たちが。

使える商品を捨てるのは、新しい製品を作るエネルギーと、古い製品をリサイクルするエネルギーの両面で、エネルギーの浪費×2倍です。
こんなアホなエコポイントを国が進めていて、景気対策にはなるけれども省エネルギーとか、二酸化炭素の排出削減には、全然つながらない。
地球温暖化に貢献して、東京湾をサンゴ礁の海にしよう!って、違うだろ?

んな訳で、我が家では、今考えられる最もエコな方法を取ってみました。

デジタルチューナーは数千円のものも売っていますが、録画ができないと困るーーーという一部の意見を尊重し、東芝REGZAのチューナーを採用。
予約録画する必要がなければ、デジタルチューナー自体は5千円位から各種販売されています。

さて、東芝REGZAのデジタルチューナー。
YAMADA電機で24,800円取寄せだったのですが、ドンキホーテでは17,800円ぽっきり!で、点数限定もなし!(広告の品ね)
なぜか、店頭には置いておらず、店員に奥から出してもらって購入した。

この価格は、価格コムの最安値よりも安いのだー。ドンキ恐るべし。。。
欲しい人がいたら買って送ってあげようか?送料かけても得かもね。
(店頭に出さないとは、広告に載せる金額を間違えたのかな?)

外付けハードディスクはパソコン用の安く売っている奴を繋げればOK!
今どきは2TByteの巨大容量でも1万円余り。
これで連ドラ予約をしまくっても簡単には足りなくならないだろう。

いずれ、今使っているブラウン管のテレビが壊れたら時はアナログチューナー内蔵の大画面液晶テレビを二束三文で買ってきて繋げれば、大画面のデジタルテレビに早変わり。
(地デジ未対応の大画面TVは、まだ使えてもゴミ扱い。かわいそうな ので、これを出力用の画面として使うのだ。)

デジタルテレビって、壊れやすい部分はハードディスクと液晶部分。
心臓部のチューナー部分なんつーのは、めったに壊れない訳で、各部品がバラバラに別れていると、修理も楽なのだー。

致命的にどっかがぶっ壊れても、その部分に相当する商品を買ってきてつなげばよいので、対応可能な範囲は大きい。
高額のメーカー修理代も不要ってことで、この方法はいち押しですよ!
超エコだー♪(自画自賛♪♪)

まだ地デジ未対応の方は、是非、ご検討を!
安易に国の方針に乗っからずに、本当のエコって、どんなことなのかを、考えよう!(エコポイントが貰えるって言っても、エコポイントの金額以上に今必要ないものに対して出費していたら、得にはならないと思う。)

 

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秋の夜長をどう過ごす?

「もしドラ」読みましたー。
書店で手に取った時に中年のおじさんとしてはちょっと躊躇する表紙ですが勇気を奮い立たせて購入しました。(萌え系イラストの表紙なのだ。)

ちなみに「もしドラ」は「もし配牌がドラ3だったら?」の略ではありませんよ。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という、とっても長い題名で、略して「もしドラ」です。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
岩崎 夏海
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 36

文章は平易で、トータル数時間位で読み終わってしまいました。
通勤電車、往復3回分で読み終わるって、言ってもわからんかな?
(ちなみに通勤時間は、片道1時間20分、乗換え1回です。)

amazonの書評をみると、評価は両極端ですねー。
小説としての完成度としてみたら、評価は低い。僕の評価も高くはない。
展開はトントン拍子すぎるし、文章表現もそれ程上手いとは思わない。
と書きつつ、読み終わるまでに2度ほど、目がうるっと、してしまったのだが。

しかし、ピーターFドラッカーの入門本として評価するなら、高評価の付く書籍だと思います。(「もしドラ」のドラはドラッカーのドラです。)
僕は後者だと思って読みましたので、高評価ですー。

この「もしドラ」の元となったドラッカーの原典は「マネジメント」という本で遥か30年以上前に書かれたものです。(実際はそれの概要まとめ本。)
実は私も20年前に読みました。

当時私は大学の商学部に籍を置き、経営コンサルティング会社への就職を目指して就職活動をしていた。
なので、ボストンコンサルティングとかマッキンゼーなんていう単語に微妙に反応しつつ、大前研一とか船井幸雄とかの本を読み漁っていた。
そんな中、逆光のはげ親父が表紙に印刷された彼の本はインパクトがあったと思います。(逆光のはげ親父の表紙は、同著者の別の本かも。。。)

「マネジメント」の内容については、正直、あまり覚えていません。
恐らく余りに自分のレベルが低く、ただ読んだというか、活字を追いかけただけで、理解できてはいなかったのでしょう。

ドラッカー本って、さらっと読んでも、頭には入ってこないのですよ。
言い回しというか、使う単語がむずかしいのね。
平たく言うと、漢字が多い。

一文一文を噛みしめて読むという、ご飯を一口あたり50回ずつ噛みしめる様な作業を続けないと、完全理解はできない。
だからこそ、日本を代表する様な経営者達が何度も読み返す本として、この本を挙げる人が多いのかもしれない。

飯島延浩は従業員の心が離れ、離職が相次ぎ、その上、過去最大の設備投資を行って建設した工場が全焼した。そんな中から再起できたのもドラッカーの考え方を学んだおかげだ、と語る。製パン業界最大手の山崎製パン社長だ。
資生堂名誉会長の福原義春は、「ドラッカーの著作は私の為に書いてくれたかのような内容だ」と言い、さらには「彼の考えはすでに私の中で一体となり、口をついて出る言葉がもはやどちらのものか、わからなくなっている。」とまで言う。
スクエアエニックスの和田社長は、社内で管理職になる社員にはドラッカーの「経営者の条件」を読ませている、とか。とか。

他の経営学者の書いた本と違って、読者層が幅広く、中には熱狂的な信者?
もいるピーターFドラッカーって、何が違うのだろうか?

一般的な経営学者の書いた本は概念の話であったりして、明後日の経営には役に立っても、明日の経営には役に立たない本も多い。
ドラッカーの本は、今、どうすべきか?に結論を与えてくれる内容が多い。
具体的な判断基準というか、指針の基になる考え方を説いているものが多い。
だから、今目の前で直面している問題の解決法の糸口になり得るのだ。

それでいて、技術的な「いわゆるHowTo本」ではない。
経営学者ではないがロバートキヨサキとか、橘玲の様な実践に直結した話ではないため、時間が経っても色褪せない。
ロバートキヨサキや橘玲の本は、具体的であるが故に有用でもあるのだが、国が違ったり、制度が変わったりすると、そのまま実践はできなくなる。

その点、ドラッカーの本は、むしろ哲学に近いかもしれない。
技術論ではなく、考え方や着目点、判断するポイントを説いている。
特に経営といっても、営利企業に限らず、非営利組織も含んだ様々な組織を構成する"人"について、書かれている部分が多い。
どうしたら、気持ちよく人が動くのか?生き甲斐を持ってその組織の活動に打ち込むことができるのか?を書いている。
だから、30年以上前に書かれたにもかかわらず、色あせない。

でもねー。分厚くって難しい本っていうのは、無理よ。駄目。
装丁の段階でNGですね。残念ながら。。。

この「マネジメント」は日本では3人の人が翻訳している。
つまり、3社から出版されている。
最も定評あるのが上田さんという翻訳者で、ドラッカーからの信任は厚いし本も厚い。本が厚いのは上田さんのせいではないが。
しかも、その厚い本が、上中下の3冊に別れている。
積み上げると完全に立体の構築物となり、高すぎて枕にもならない。
たぶん、この高さでは、寝違える以前に、眠れない。

その本からエッセンスを抜き取って1冊にまとめたものが、「もしドラ」の主人公みなみちゃんも購入した「マネジメント エッセンシャル版」というもの。こちらも前述の上田さん翻訳の本です。
マネジメントの1400ページをわずか300ページに凝縮してあるのだ。
(枕にするには、これだと逆に、ちと薄いな。)

さらにー、このエッセンシャル版を中学生でも理解できる様に平易に訳して書いたのが、この「もしドラ」こと、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という長い題名の本です。
題名は長いけど、本文は読みやすいぞ!

内容は小説形式になっていて、簡単にあらすじを紹介すると野球部の女子マネが間違ってドラッカーの「マネジメント」を買って読み始める。
途中で、野球とは関係ない本だと気付くが2千円も払って買ったのだから、、、と読み進める。
そうすると、高校野球部でも応用できる文言があちこちに発見でき、それを実践していく話だ。

毎回1回戦負けの野球部を、甲子園に行けるまでに育て上げるドラマ。
「野球を通して感動を与えるのが目的」で「『送りバントとボール球を打たせる野球』が、今の高校野球をつまらなくしている」というテーマは面白い。

各メンバーの性格設定に応じた施策などは、具体的でリアリティーがある。
東大野球部出の優秀な監督は部員とのコミュニケーションが取れず本領を発揮できない。エースピッチャーは実力はあるのだが、心に脆いところがあり、また、本心を誤解されがち。足の速さを見込まれてレギュラーを獲得した選手はそれを引け目に感じていた。
他にもいろんな人物が出てくるのだが、問題解決していく過程で、ドラッカーの「マネジメント エッセンシャル版」からの引用文が、そこかしこに出てくる。
(原典の引用ページ数の記載もあるので、並べて読んでも良いかもしれない。)

話の内容は、現実とはかけ離れたほど、トントン拍子に巧くいきすぎてしまって逆にリアリティがなくなってしまっているが、一つひとつの施策をドラッカーの文章を読み解く事例として捉えると、非常に分かり易い解説書になっている。
なので、この本は小説として読むのではなく、ドラッカー理論の具体的な事例を挙げた解説書として読むのが正解だ。

ちなみに「もしドラ」の著者「岩崎夏海」ちゃんは短髪のおっちゃんですので、お間違えなく。
この岩崎さんは秋元康に師事してAKB48のプロデューサーを務めた人らしい。
ゴッツイ顔して、なんでペンネームは「夏海」なんだろう。

何らかの組織にかかわる方は、是非、この機会にお読みくださいませ~。
手軽に「もしドラ」でも良いし、ちょっと真面目に「エッセンシャル版」も良い。
本格的に「マネジメント3部作」に取り組むも良し。(←僕は無理~♪)

さて、秋の夜長をどうして過ごす?

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則
P・F. ドラッカー 上田 惇生
ダイヤモンド社
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北欧からのメッセージ

連日、テレビ等の報道では中国各地での反日デモの様子が伝えられていますね。
その報道の中で、「当局の取り締まりによりデモは鎮圧した模様です」というアナウンスがあるたびに、僕は苛立ち不愉快な思いにとらわれます。

そもそも、中国ではデモというものが禁止されています。
もっと正確に言うと、政府の意に反したデモは禁止されています。
なので、公安当局が鎮圧しようとしまいと、あらかじめのシナリオ通りであるだけなのです。(本当に鎮圧しようと思ったら自国民を戦車で踏み潰します。)

そんなことは、日曜午前の報道番組を見ていれば、誰でも知っていることではありますね。。。

では、なぜ、今、反日デモなんでしょう?

尖閣問題があるから?
私は答えはノーだと思います。

なぜなら、尖閣問題は中国が完全に勝利した稀有な例であり、今更尖閣問題の為に反日デモを起こす必要性がないから。
中国は近隣諸国に対して、様々な言いがかりをつけていますが、それがあれほど成功した例はないでしょう。
尖閣諸島の領土問題というものが、あたかも昔から問題としてあったものの様に、世界中に人々に印象付けることに成功しましたから。
なので、中国にとって成果を挙げた尖閣諸島の問題に固執する必要はない。

私が思うに、中国の民主活動家、劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏のノーベル平和賞受賞の問題が根っこにあると思うのです。

ちなみに世界中は尖閣諸島の問題なんてこれっぽっちも気にかけてはいません。
既に終了した話であり、日本も弱気だったところをみると言えない何かがあったんだろう、という感覚でニュースは人の記憶から消えていっていることでしょう。

もう、今さら何を言っても、これまでの日本政府の対応は消えません。
明らかに中国側の漁船がぶつけてきていたとしても、今さらビデオ公開したってこのタイミングでは遅きに逸しており、ビデオテープを捏造したと中国は主張するのが落ちでしょう。

中国が世界中に、特にアフリカ地域でばら撒いている金はこういう時に活きる。
アフリカ諸国にとって日本と中国の無人島を巡るいざこざなど、ソマリアとエチオピアのいざこざよりも、ずっと小さなものに映っているでしょうから。
(身近なものではない、という意味で。逆もしかりという意味でもある。)

彼らにとってはどうでもよいことで、どこか国連とかで争うとしても、中国の方がたくさんお金を落としてくれるなら中国に一票を投じる国も出てくるはず。
それが中国の狙いであるし、この問題は狙い通りに事を運んできた。

それに対してノーベル平和賞というと、一応、世界中の国々が注目するわけで、その影響は大きい。
各国首脳は元より、著名人もこぞって劉氏の釈放を要求している。
海外の国々などには意を返さない中国でも、自国の元共産党幹部や新華社通信の元幹部などによる民主化要求の動きに対しては無視してもいられない。
http://p.tl/d7mn
足元から政権基盤が崩れる兆しに繋がりかねないからだ。

が、今はどうか?
中国全土を反日デモが吹き荒れるという状況にすることで、一人の反体制家の釈放の話などは、十分に薄れてしまっている。
その意味では、中国政府はこの問題でも、十分に成果をあげている。(実際に吹き荒れているかはわからないが中国当局の報道では吹き荒れていると言っている。)

もっとも、中国が世界中に伝えたい事は、反日デモが盛んに行われているという(捏造された?)事実であり、本当に自由にデモができる国であれば、この国の言論は基本的に自由である!と主張したいのだろう。

そうすることによって、国内の民主活動家達をけん制することができる。
そこに自由な民主主義があるなら、民主活動家は存在意義を失う。
政府はそれを目指しているのだと思うのだ。

話は少しずれるが、日本のノーベル賞に対する認識もどうなのだろう?と思うことがある。
まず、ノーベル賞とは中立な国際機関が選考するものではない。
ダイナマイトを発明したノーベルさんの遺産の利息で運営される組織だ。
そこまでは知っている人も多いだろう。

だが、そのノーベル賞の選考についての報道は少ない。
選考は、物理学賞・化学賞・経済学賞の3部門については、スウェーデン王立科学アカデミーが行う。生理学・医学賞はカロリンスカ研究所が行い、文学賞は、スウェーデン・アカデミーが行う。
最後に平和賞についてはノルウェー・ノーベル委員会が、が選考を行うのだが、このノーベル委員会はノルウェー国会が任命する組織なのだ。

平和賞のそもそもの生い立ちは、スウェーデンとノルウェーの和解と平和を祈念して創設されたため、他がスウェーデン主体だがこの賞だけはノルウェー国会が任命する委員会による選出という、変なかたちを取っている。

そんなん、ノルウェー政府の意向が影響しないわけがないじゃん。
もちろん中立とはうたっているものの、任命するのは国会だからね。

佐藤栄作がノーベル平和賞を受賞した際も、ノルウェー政府への強力な政治工作が問題になったけど、ノルウェー政府が選考に対して純然たる力を持っているのは確か。
だから、中国が強硬にノルウェー政府を脅迫したのは戦法として間違ってはいない。
中国は間違いなく現状を認識している。

一部報道では「たまたまノルウェーに選考委員会があるということで、ノルウェー政府に抗議するのはおかしい話で、中国のうろたえぶりが...」なんて言われていましたが、まったくもって、ジャーナリズムというには程遠い見識しか持ちあわせてはいないお方の言葉と言わざるを得ない。
ノルウェー政府の意向が大いに加味された上での受賞ですよ。あれは。

ではノルウェー政府は、地球の裏側の中国に、何を恐怖したのか?
世界デフレの元凶である中国の安い製品は地球の裏側まで席巻している。
でも、そんなのは今に始まった話ではない。
決め手は「レアアースの実質的な禁輸措置」だと思う。

中国はこのレアアースの問題では禁じ手に手を出している。
これまで政治の世界では目を覆いたくなるような汚い手でも、各国政府間で行われてきた。
しかし、それは政治の世界の話であり経済に持ち込むのは禁じ手だ。
(ヨーロッパはロシアの天然ガスで痛い目を見ているから猶更だろう。)

経済は各国民に直結しており、直接被害をこうむるのは民間人だ。
なので、圧倒的な軍事力で世界に君臨するアメリカ合衆国ですら、経済制裁を行うには各国のコンセンサスを整えた上でないと実施しない。

それを今回、中国は世界生産の9割を握るという優位性を使い、自国だけでブロック経済を敷いた。
正式には禁止措置は取っていないと否定しているが、現実に輸出されてはいないわけで、共産主義である中国は全てが国営企業でもあり、各企業の事情のせいにはできないことは言うまでもない。

ブロック経済の行きつく先は第二次世界大戦で嫌という程、骨身に染みたはずなのに、この国はまだ認識していないのか。
中国の暴挙を許してはいけない。

北欧ノルウェー政府からのメッセージは正しいと思う。

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隣の魔女の殺戮系呪文

今日の話題は21世紀の現代でも使える強力な殺傷能力を持つ呪文について。

先日、インターネットで別の話を検索していてたまたま目にした話題です。
21世紀の現代社会でも実は魔術は有効で、魔女初心者の小悪魔系女子でも使える、超強力殺戮系呪文をご紹介。



この呪文を投げかけられると、シチュエーションに縛りはあるものの本当に人ひとりが社会的に抹殺されます。
相手が武道の達人でも、現役バリバリの海保隊員でも、何の武器も持たず素手で相手の息の根を止めることができる呪文です。
しかも、呪文としては低難度で、それほど修業を積まなくても多くの人が使えるもののため、非常に恐ろしいものでもあります。

二人組で使用するらしく、3つの呪文で構成されています。
最初の呪文を2つ目の呪文が強化し、最後の呪文で相手のとどめを刺すらしい。
早速、どんなものだか見てみましょう。

場所は混雑した場所ならどこでもよい。朝晩の通勤電車が最適でしょう。
最初の呪文は「コノヒトチカンデス!」というもの。
そして、二つ目の呪文は「ワタシミテマシタ!」というもの。
ターゲットの男を挟み、二人がこれをできるだけ連続して唱える。
両脇から連続されると屈強な男でも、完全に逃げ場がなくなりますね。

駅に停車したら、そのままターゲットを駅に降ろしてしまう。
これによって実際には触っていなかったことを見ていた証人達とサヨナラすることができます。

駅員か鉄道警察隊が来たところでとどめの呪文「パンツノナカニテヲイレラレマシタ」を唱える。
これは最初の2つの呪文ほど大きな声でなくても効くらしいです。
むしろ、下を向いて小さな声で唱えた方が効果的な場合も多いらしい。

この最後の呪文で「迷惑防止条例」から「強制猥褻」へ罪を格上げさせることができるとのこと。
迷惑行為防止条例は6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金であり、略式起訴で罰金を支払って終わりというケースが多い。
しかし、強制猥褻は6月以上10年以下の懲役で罰金刑がなく、被害者が告訴すれば、ほぼ間違いなく起訴されるらしい。

罰金刑なら会社にばれずに済む可能性もあるが、懲役刑となると執行猶予がついたとしても、社会的制裁は免れない。
普通の会社なら、有罪確定と同時に、懲戒免職となるでしょう。
(同じ有罪でも業務上過失致傷とかと違って、強制猥褻は無理だろー。)

親告罪である強制猥褻は、親告があるとほぼ間違いなく起訴されるというのが恐ろしい。
片や孤立無援の男に対して、でっちあげにしても証人がいる魔女側が圧倒的に有利であることは言うまでもない。
物的証拠といってもパンツには指紋は残らないだろうから、証言が重要視されることでしょう。

現代の魔女による恐ろしい呪文でした!悪用厳禁です!

さっと出してピッと渡すことはあまりないので、変えた

  • 2010/09/16 23:03
  • カテゴリー:便利技

最近、20年来の習慣を変えました。
ちょっとした習慣でも、いざ変えようと思うと結構なストレスがかかったりします。

何を変えたのか?というと、財布を変えた。
なーんだ、それっぽっち。と思われるかもしれませんが、私としては生活スタイルが変わった。
正確に言うと、生活習慣を変えずにスタイルを変えたのですが。

それまではマネークリップを使っていました。
マネークリップって、紙幣を半分に折って挟んで留める道具。
真鍮製のものやステンレスのもの、Zipoとかのブランド名が入ったもの、最近では小さなナイフとかハサミが収納されているものを使ってました。
マネークリップはコレクションにもなって、楽しめるんですけどね。

さらに、マネークリップって、邪魔にならないんですよ。
スーツのズボンのポッケに入れても膨らまないし。
(札束を持ち歩くわけではないので。。。)
小銭はそのままポケットへ。

でもね。最近ちょっと思ったのはマネークリップだとお札がかわいそう。
夏場の暑い時期はズボンを通して汗でポケットの中はムレムレ。
その湿気をお札が吸い込んで、なんとなく湿って、しなっとなったお札になる。当然、角は折れて丸くなる。

1万円札を取り出して支払おうとすると、湿ってしなしなで、角が折れてよれよれ。って、なんだかな~。
自分が受け取ることを考えると、1万円札を受け取る時に湿っていたら、ちょっと嫌だ。

マネークリップと言うのは、そもそもの文化としてはアメリカ文化でありチップを支払いやすいという使い勝手が利点なんでしょうねー。
いつでも、さっと出して、ピッと何枚か抜き出し、さっと相手に渡す。
財布だと、こうはいかない。

日本とアメリカの紙幣に対する違いと言うと、アメリカのドルは100円程度の価値から紙幣がある。日本だと小銭ですね。
その点、日本の紙幣は US10$ 程度以上の価値のものからしかない。
米ドルから比べると高額紙幣ばっかりなんですね。日本の紙幣は。

チップの支払いで10$札や20$札の出番は少なく、主に1$札とか、せいぜい5$札がチップとしてはよく使われる。
そう考えると、マネークリップって、小銭を束ねておく道具なんですね。

それを日本の紙幣に当てはめて使うと、高額紙幣がよれよれになっていくのですよ。
僕自身あまり高額紙幣は持った事がないので、1000円札がメインではあるのですが、それでも最近はよれよれの紙幣が気になっていました。

さらに言うと、僕はチップを払う習慣がない。

ということで、思いきって財布を持つことにした。
今までポソッとポッケにお金が入っていたのが、財布になると塊りになる。
かさばるのねー。

財布に小銭も一緒に入れると厚みも増すし、カードを何枚も入れると更に分厚くなっていく。
一握りもある大きさになるとスーツのズボンのポッケには入らない。
当然、鞄に入れる訳で、そうすると、いちいち支払いの際に鞄の中をゴソゴソと財布を探すことになる。

細長いタイプの財布であれば、上着の内ポケットに入れるという選択肢もある。
これなら、いちいち探さなくて済むのだが、夏場はクールビズが一般的になってきているので、上着は着ないし、持ち歩かない。

お尻のポケットに入れればよいと言う人もいるだろうけど、お尻のポッケから半分財布がはみ出しているのは、僕は嫌なのね。
なんか「ここに財布あります!」って宣伝して歩っているみたいで。
そうすると、やっぱり鞄の中に入れることになる。

んーー。生活習慣が変わってしまうのね。そうすると。
昼飯を食いに行く時、鞄なんて持って行かないし、休憩室にジュースを買いに行く時は手ぶらで行きたい。
鞄を持たずに財布を片手に昼休みにうろうろしていると、書店の棚に財布を忘れてきてしまいそうな気がする。

そこで見つけた便利財布。
二つ折りなのだが、重なる部分の皮がそれぞれ1枚になっている。
小銭入れ部分はコインを一列に並べて入れるだけの幅しかない。
そして、カード収納部分と小銭収納部分が重ならないようになっているので薄いのだ。
そのかわり小銭は999円しか入らないし、カードは5枚限定。
お尻のポッケに入れても違和感ないし、はみ出さない。

結果として生活習慣は変えないで、財布を持つというスタイルに変更することに成功したのでしたー!。
つまんない事だけど、本人にとっては結構重要な事なんですよね。
どーでもいーですが、近況報告でした!

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耳掻き道4級(履歴書記載は3級~)

  • 2010/09/08 00:48
  • カテゴリー:

私、先日amazonnで耳掻き買いました。

私どうやら耳垢が溜まりやすい耳の構造のようなのですよねー。
空気中の日常生活ではあまり問題はないのですが、海に潜ったりすると耳垢が溜まっていると水を含んでしまい、耳から水が抜けづらくなったりするんです。
そのため、水から上がっても、しばらく耳が聞こえづらい。
ゴロゴロと水が入っているのがわかるのですが、なかなか抜けない。



数年前ダイビング後、片耳が数日経ってもよく聞こえないので、耳鼻科に行って診てもらったことがあります。
「あーあー、こりゃ聞こえないだろ。」と言いつつ、ピンセットでズルズルと巨大な耳垢を引っ張り出す。文字通り引っ張り出すという状態でらせん状に耳にへばりついた耳垢が先生の片手の脱脂綿一杯に取れる。
耳の中では「バリバリ」という音とともに、貼り付いていたものが剥がれる感覚があり、すぐに良く音が聞こえるようになった。

でもね、なかなか自分では取れないのよ。
人に取ってもらうにしても、耳鼻科の先生ほどは無理。
彼らは鼓膜まで見ながら取るわけだけど、素人がどんなにライト当てても鼓膜は見えない。

なんか、素人でもできることはないのだろうか?
便利な道具ってないの?
科学の進歩著しい21世紀においてどんな耳掻きがあるのか?と、ネットで検索すると、あるある。いろんなタイプがあります。

一般的なスプーン型はもとより、円盤型とかスパイラル型とか形も様々。
形だけでなく、スコープ付きとかライト付き、吸引式なんつーのもある。
素材だって、竹やプラスチックはもちろん、ステンレスから銀、チタンまで。天然素材ではツゲ、象牙、鼈甲、クジラの髭なんていうのもあるらしい。

はて?沢山ありすぎて選べない。。。

耳垢のタイプによって選ぶものを変えると良いらしい。
湿式か乾式かによっても違うし、粉タイプかこびりつきタイプか?等によっても選択肢は変わってくる。

粉タイプはやはり綿棒等が使いやすいだろうけど、こびりついている人だと綿棒では取れない。むしろ、奥に突っ込んでしまうことになり易い。
私のようなこびり付きタイプの場合はプラスチックや金属製等のしっかりとした素材の、円盤型とかスパイラル型で引っ張り出すのがよいらしい。

一番良くないのが間違って奥に詰めてしまうこと。
なので、スプーン型よりも360度引っ掻きだせる円盤型とかスパイラル型が使いやすそう。
周りに触らないように奥まで突っ込み、360度、こすりながら外に掻き出す。これで、奥に突っ込んでしまうことはないはず。

ということで「驚く程取れる」というキャッチコピーのプラスチック製のスパイラル型を選びました。
色は黒。耳垢が目立つでしょ?

耳掻きは、よっぽど耳の穴が大きな人でもできるだけ、細いタイプを選んだほうが良いらしい。
さっきも書いたが、奥に耳垢を押し込んでしまっては良くないからだ。
耳掻きを耳の穴の周りに触れない様にして奥まで入れるのには、細いタイプが使いやすい。
耳の穴が大きくても小さくても細い方が使いやすいわけだ。なるほど。

注文後、待つこと3日間。
「驚くほど取れる」耳掻きが配達された。
早速試してみる。
ホジホジ。ホジホジ。ホジホジ。

んーなんか、よくわからなーい。
結局いつもと同じくらいしか取れないような気がする。
そもそも、それしかないのかな?
もっと素人には取れない奥にあるのかな?

アキバのメイドさんが俺よりも上手とは思えないし、やっぱり耳鼻科に行くのが良いのかな?
インドに行った時に試す勇気がなかったのですが、耳掻き屋さんという人がいた。耳掻き道の師範だそうな。
見た目は完全にホームレスのおっさんで、頼むといくらだったけなぁ?
20パイサとか、50パイサとだったと思うけど、ホジホジしてくれる。
(1ルピー=100パイサで、1ルピーは約3.5円。)
2円とか1円とか支払って、鼓膜に穴あけられても、、、、ということで、ビビってやってもらいませんでした。

ただ、聞くところによると「神の如き手技で、恍惚とした時間の後、我に返ると多量の耳垢を取り出されている」との噂もある。さすが師範!
どなたか弟子入りして日本で開業してはどうだろうか?
是非、待っている!

野生動物保護か?見世物か?

ファイル 10-1.wmv

私は先週ちょっと早めの夏休みをいただいておりました。
夏休みは、ほぼ毎日海に出ていましたよー。
砂浜か、海の上か、海の中のいずれか。

海の中と言えば、ジンベイザメを見てきました。
千葉の定置網にかかったジンベイザメをイケスで保護しているというのをTwitterで聞きつけ、行ってきたのでした。

ジンベイザメは5m程度の小さな奴。
とはいえ、小さくても5mですから、迫力がありました。
スキューバタンクを背負って海底で待つこと3分。
真上を横切るジンベイザメ。
お腹にはコバンザメがくっついていました。

このジンベイザメ。
「波佐間水中公園」という民間営利企業が保護しているのですが、掲示板では様々な意見が交わされています。

最左翼は「かわいそう!尊い命を、即刻、海へ返せ」というもの。
最右翼は「ジンベイザメ見たい!楽しみ!」というもの。

さて、このジンベイザメはどういう経緯でイケスに入れられて、入場料を支払った人達に観察されるようになったのでしょうか?
ダイバーだけでなく、船底が透明の遊覧船での観察も可能です。
(大人1000円、子供500円。)

千葉館山波佐間港の定置網は黒潮をもろに受ける場所にあるため、昔からマンタやマンボウがかかることで有名でした。

漁師にとっては海洋大型生物は商品となる魚を傷付けてしまうので招かれざる客です。いわば、迷惑な厄介者です。
どこの定置網でも同じだと思うけど、漁師は自分達の生活を守る為、厄介者が網にかかると人知れず処分していた訳です。

これを知った、あるダイビングショップ&観光遊覧船の社長さん。
「定置網に海洋大型生物がかかったら教えてくれ。買い取るから。」という話を漁師にします。

漁師としては生活の糧が保証されればよいわけで、網にかかった魚が売れても、間違ってかかった海洋大型生物が売れても構わない。
それ以降、商品となる魚を傷付けてしまうマンタやマンボウがかかると、処分されるのではなく、その社長に連絡が入るようになりました。

その社長は商品が台無しになるのに見合う金額で、その海洋大型生物を買い取りイケスに放し、投資額を回収した後、海に帰してあげています。
これにより命を救われたマンボウやマンタは数知れず。
でもって、その社長さんは青色のポルシェに乗っています。
(合計2台のポルシェを所有。青と緑だったかな?)

イケスに入れた生き物は、ちゃんと愛情注いで飼育しています。
最初のころはマンボウと同居していたジンベイザメも、少しでも快適に過ごせるようにか、今ではたった1匹のジンベイが大きなイケスを独占しています。

「すぐにでも海へ解き放て!」という掲示板への書き込みがやまない。
中には館山市長に訴えかけている人もいる様子。

彼らは定置網から生きて救出される為にどれだけのお金がかかっているのか、知っているのだろうか?
もちろん、利益追求の営利企業が行っているので、経費をぎりぎり回収したら、即、海へ解放される、というわけではない。
十分に利益を生んだ後に、海に帰されるのではあるが。

何事も、伝聞だけでは実際のところはわからない。
私自身が、行って、話を聞いて、潜って、見てみて、感じたこと。

営利目的とはいえ、人知れず処分されていく海洋大型生物を助けるためによくやっていると思う。
儲けているからか、地元にも敵が多いが、がんばれ!波佐間海中公園!と言いたい。

でもね、次に館山で潜るとしたら、別のショップに行くだろうなー。
ここは営利目的が強すぎて、お客さばきも、流れ作業なんですよねー。

もちろん、ジンベイ騒ぎで混んでいるせいもあるが、数年前に訪れた時も流れ作業は一緒だったので、そういうショップなのでしょう。
それでいて値段も高い。
ま、ジンベイ料金込みですからしゃーないのかもしれないが。
(ジンベイの餌代ならよいが、ポルシェの部品代だと嫌だな。)

1km程先に、ジャックマイヨールの親友だった方のダイビングショップがあり、そちらはアットホームなサービスでした。(手作りカレーが絶品!)
昔々、スピアフィッシングからダイビングを始め、サルベージ等も行っていたという気さくなオーナーが経営する、こじんまりとしたショップ。

人工的に海底に神社を作ったり、イケスにマンボウ入れたりといったことはしておらず、数は少ないが、純粋に美しいポイントを売りにしている。
(伊豆に負けていないポイントがある)

シャワーもなく、閑古鳥が鳴いているものの、常連達が支えている。
ダイバー人口が減っているので、閉鎖ぎりぎりのショップが多い。
でも、また行くなら、そちらのお店かなー。

夏休み、終わってみるとあっという間ですね。
皆さまもよい夏をお過ごしください!

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日本の領土が盗られる日(戦争を起こす側の論理)

今日は選挙の翌日なのに、選挙とは関係ない話題です。

鳩山元首相の「沖縄の在日米海兵隊の意味を理解した」との発言。
世界中から一国の長としての見識を疑われ、失笑を買った言葉。
では、在日米軍の特に海兵隊の存在意義って、一般国民には認識があるのでしょうか?

ないでしょうね。そんな認識。
なので、世界中から笑い者になった首相はこの国の長として妥当?!
平和ボケした国と言われている日本には、象徴的な出来事かと思います。
ということで、今回はそんな話。

日本周辺やアジア周辺の地域で、対日戦争が起きるとしたらどんなシチュエーションが考えられるでしょう?

まず、戦争を起こす側の論理を考えてみましょう。
日本のように頭っから「戦争は駄目」と考えている国家とか指導者(政治家?)は少ない。

そこには損得やプライドなどが深く絡んでくる。
しかし、最終的に踏み切るかどうか?は、出口戦略による。
最終的な落とし所としての出口が見えないと戦争は仕掛けられない。
なので、実際に全面戦争は起きる可能性は低い。

全面戦争の出口は、どちらか一方の国の消滅や全面降伏。
ということは、全面戦争を仕掛けるとしたら、仕掛ける側は圧倒的な軍事力を持った側となる。

米国とイラクの戦争とか、その前のアフガンへの戦争がある。
イラクのフセイン政権打倒やアフガンはタリバン政権の殲滅を狙った戦争だったし、そして、その目的は、ある程度、果たされた。

ソビエト崩壊後、世界中で圧倒的な軍事力を持つのは米国のみと考える人が多い。
そうだとすると圧倒的な軍事力を持って他国が日本に攻め込む可能性というのは、米国が同盟国である以上、ないと言えるだろう。

では、どんな戦争が現実的に起こりうるのか?
小規模な局地戦闘は起こる可能性がないのか?
小規模な局地戦の現実的な出口戦略とは?

アジア地域の核保有国はインド、パキスタン、中国、北朝鮮。
日本周辺で考えると中国と北朝鮮がある。

北朝鮮との戦争という可能性を考えると存亡を賭けた戦争という形が頭をよぎる。
窮鼠猫を噛むの状況で戦争を起こしても、有利な出口戦略は困難だ。
せいぜい自国が壊滅する道連れを増やすことしかできない。

では、中国はどうだろうか?
したたかに考え、出口戦略を持った上で戦闘を仕掛ける可能性はないのだろうか?
今までなら考えづらいが、今後、日米安保が危ぶまれ、一定の条件が発生するとあり得るかもしれない。

もちろん中国は、全面戦争を仕掛けるような愚は起こさない。
ごく小規模な紛争であれば、理にかなう紛争を起こす可能性がある。
(あくまで、彼らの理でしかないが、彼らにとっては利でもある。)

自国に火種を抱えており、国民の目を内政から背けるには、外の敵に対しての団結を即すのが、古来からの常套手段とされてきた。
例えば中国古来の領土を取り返そう!とか言って、尖閣諸島の領有権を主張する。

尖閣諸島やその周辺の海底資源の獲得には、経済合理性が伴う。
尖閣諸島周辺には、1000億バレルを超えるイラクの埋蔵量に匹敵する原油があるとの国連の調査結果があるからだ。

そして、この地域での軍事行動は、台湾に対する威嚇にもつながる。
(台湾よ、どちらにつく?次はお前だよ、って。)

しかし、在日米海兵隊の存在がある。
海兵隊は、陸軍にも海軍にも空軍にも属していない。
属さないどころか、M1エイブラムス戦車を持ち、ホーネットやハリヤーといった戦闘機も持つ、陸海空3軍に次ぐ、第4軍とも言える精鋭の部隊だ。

紛争が発生した時の初期出動の部隊で、敵地を強襲し地域を制圧確保する能力を持つ部隊が海兵隊である。
海兵隊がまず偵察強襲し、地域を確保し、次の段階では、その地域に海軍の揚陸艦や空軍の輸送機が主戦力を送り込む。
つまり、海兵隊が存在せず、陸海空軍のみでの戦争遂行は困難だ。

沖縄からなら中国本土はもちろん、東シナ一帯の地域までヘリコプターで強襲できる。
佐世保の第7艦隊と連携し、一体化した作戦展開が可能なのだ。

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この海兵隊が沖縄からいなくなったら、どうなるか?

ニヤリとする中国政府と、横で腹を抱えて大笑いする北朝鮮。
そんな風景が目に浮かぶ。

沖縄の海兵隊がグアムかどこかに移動され、日米安保がぎくしゃくしている状況下で、周辺国はどんな戦略が考えられるか?

グアムからはヘリコプターでは中国はおろか日本にも辿りつけない。
航空機で海兵隊をグアムから運ぶのであれば、グアムでなくて米国本土から運んでも大差はない。
ヘリで即応するのと、航空部隊で送り込むのとでは大きく違う。
もちろん第7艦隊との連携などは、これまで以上に難しくなるし、海兵隊がいないなら、第7艦隊を佐世保に置く必要性も疑問だ。

先述の中国の内政事情。
中国は尖閣諸島の領有のみを目指すもので、日本本土や在日米軍にまったく興味はないと主張しつつ、米国との水面下で交渉する。
米軍は尖閣諸島防衛のために、自国軍の血を流すとは思えない。
かくして、これらの条件の元、短期的な地域紛争を黙認する条件が整う。
(そもそも米軍は日本国民のために日本に駐留しているのではなく東アジアにおける米国利益のために存在している。日本も重要ではあるが、あくまで駒のひとつだ。)

在日米軍が戦ってくれないのならどうする?
これまで世界第5位の軍事費をがぶ飲みしてきた自衛隊は?

自国防衛の戦争だとしても、自衛隊単独での戦争はできない。
法整備はできていないし、政府にも国民にも、その覚悟はない。
占領されるのを見守り、国連に訴えると声を枯らすのが精一杯だろう。

そもそも、弾薬は有事になってから生産する仕組みなので弾はない。
弾があったところで、防衛出動でもない限り正当防衛以外では撃てない。(自衛官も殺人罪に問われる。)

日本の軍事費は米国の軍産複合体を太らせるために存在している。
イージス艦やら、戦闘機やら、箱モノや装備にかけては上得意様だ。
しかしその兵器運用は、基本的に自衛隊は米軍の補助的な役割りを担うためにしか存在していない。
平たく言うと、米軍抜きの自衛隊運用など、想定されていない。

一瞬で占領された尖閣諸島に日本国民は住んでいない。
日本国民が住んでいない島の周辺を囲む中国軍に、日本はミサイルを撃ちこむ勇気を持ち合わせているだろうか?(撃てば撃ち返される。)
相手国がほとんど銃火を交えずに占領した地域を、爆撃して中国兵を殺せるだろうか?

日本国中が上を下への大騒ぎをしている内に、尖閣諸島は中国固有の領土であるという中国の訴えに同調する国も現れる。
中国は国連の不利な採択には、拒否権を発動する。

日本の国境に浮かぶ無人島を、自国兵の血を流してまで助ける責任は米国にもなく「2国間の個別の領土問題には踏み込まない」との見解を米政府は発表する。
そんなことをしている間に、軍事的に占領されている尖閣諸島周辺の開発は中国の手で行われていく。
日本が領土を失うシナリオだ。

日本以外のすべての国は、侵略者に対して躊躇なく砲撃するし爆撃し、自国領土を守る。
そのために主権国家は存在するのだから。

そんなシナリオを現実のものにしない為にどうしたらよいか?
他人事ではなく、自分事なんですけどねー。

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日本全国裏路地砂利道化計画!

  • 2010/07/07 21:28
  • カテゴリー:政治

民主党はまんまと消費税を争点にすることで、政治と金問題と普天間問題から、世間の話題をそらすことに成功しましたね。
昔ながらの政治手法らしい、ずるいやり方です。

まぁ、支持率は下がっているとは言え、政治と金の話や普天間の話を引きずって選挙戦に突入していたら、ジリ貧だったでしょうから、それから比べたら民主党にとっては大いに成功と言えるのでしょう。

そんな思惑にまんまと乗せられた一部のマスコミは、明日にでも増税するのか?というようなムードにまで加熱している報道すらあります。

そもそも、増税する前にやることはないの?というのが、多くの国民の声ではないかと思いますが。
その一環として「事業仕分け」なんかが一定の評価を受けてきたんですよね?
(内容、手法に問題はあれど、その方向性は良いと思う。)

「税金の無駄をなくす」って、どうやったらよいのでしょう?
コスト削減の効率的、効果的なポイントってどんなとこでしょう?
今日はそんな話。

・大きなものから削減する
・継続的なものを削減する
ズバリ、削減の2大ポイントは、これでしょうね。

まず、大きなものから削減するのは当たり前ですよね?
八百屋でネギを5円安く買うことよりも、新車買い替えのオプション品をひとつ削って10万円安くした方が、家計にとってより効果的な節約になる。
毎日、毎日、1円単位で切り詰めつつ生活してて、パチンコで3万円すってしまう、なんていうのは良く聞く話ですが。。。俺?(汗)
3万円なんてネギやダイコンの節約の、数年分だったりする(涙)

100億円単位でかかるダムの建設をやるのかやらないのかを見直す、というのは、その意味では着目点として正しい。
この「大きなものから」は見た目のインパクトもありニュース性も高いので、盛んに報道されるところです。

ところが、本当に効果的なのは2番目の「継続的なもの」に手をつけることだと思います。
いわゆる1回だけのイニシャルコストと言うのは、どんなに大きくてもその時だけです。なので、翌年はまた新たな対象を探して対応していかなければ効果が続かない。
しかし、ランニングコストに手をつけると、その効果は何年にも渡って持続する。

50億円の箱モノ建設をやめるのと、50億円の道路維持費を40億円に削減するのでは、10年単位で見た時の効果は歴然と違ってきます。

そんな観点でこの国を眺めてみた時にふと思ったのは、日本全国津々浦々、どんな僻地であっても路地裏まで舗装されている事実。
世界中の国々の中でも、自国全土をすべてアスファルトで固めている国はないのではないでしょうか?
都市部はともかく、地方に行ったら幹線道路は舗装されてても、裏路地は砂利道とか、土の道が多いというのが普通だと思います。

これって、敷き詰める金額だけを言っているのではありません。
維持費が膨大ではないか?と思うのです。
もちろん市道、県道、国道と管轄はそれぞれかもしれませんが、税金には変わりありません。

領土のすべての地域において、人の住むところはすべてアスファルトで固めてしまい、かつ、それを綺麗に維持しているのだから、税金が高いのは、当たり前なのではないでしょうか。

アスファルトって、放っておくと結構痛むんですよね。
夏は高温で柔らかくなり、ダンプが通ると少しずつわだちになる。
冬は裂け目に入った水が凍り、裂け目を広げる。
雑草がヒビを広げ、アスファルトを上に捲りあげようとする。

昔、カンボジアに陸上自衛隊が道路建設に行ったことがあります。
その数年後、まさに日本が建設したバッタンバンあたりに行ったことがあるのですが、それはもう、悪路で、平均時速20km/h程度でしか走れませんでした。(穴だらけでした。)
なぜ、そうなのか?

アスファルトの道路は維持費がかかるんですね。膨大な。
砂利道の方が建設はもちろん、どんだけ維持費が安いか。

機材一つを考えたって砂利道なら追加の砂利をトラックで運んで敷き固めればよいだけので、特別な器材は不要。
アスファルトとなると、材料代も段違いですし、アスファルトを熱して溶かして平らに延ばして、と、工事の各工程でそれぞれの作業に対応した機材が必要になる。
そら、金もかかりますわなー。

アスファルトをやめて砂利道にすれば、ヒートアイランド現象も緩和されるでしょうし、なにより道に日光や水や空気が浸み込む。
アスファルトの下って、死の土地なんですよね。
陽は入らず、酸素も遮断され、水も浸み込まない。
それが砂利道ならより自然に近い。
最近の、水が浸み込むアスファルトなんていう高価なものを使わなくたって、場所によっては砂利道で良いと思うのですよ。

さらに、よく言われている、効率の悪い工事の例。
水道管工事と下水道工事とガス管工事と電話線工事がバラバラで実施されるという話。

アスファルトを切って、穴掘って、水道管の入替え工事をして、その部分を埋めてアスファルトを施し、白線ペイントをする。
その数週間後、同じ所で下水道工事がおこなわれる。
その都度、アスファルトを切って掘って埋め直して、ペイントし直して、、、なんていうことを繰り返しているのが現状。

まとめて工事しろ!って良く言うけど、要件が違うと纏めるのはたしかに難しいかもしれない。
市内全域の老朽化した下水道管の取替工事を連続的に実施するのと、新築住宅へ伸ばす水道管工事。それにガス会社の定期メンテナンスに伴う工事を総合的にスケジュールして一度の工事に集約するのは難しいだろう。
(発注元も異なり、受注先、施工先もすべて別々だから。)

だったら都度のコストが下がるようにしてしまえば、大きな問題ではなくなる、という考え方。
砂利道なら毎度の修復も、アスファルト舗装ほど金はかからないのだから。

もちろんデメリットもある。
乾くと埃がたつし、自転車や車はガタガタと走りづらい。
雨が降るとぬかるむ。(だから昔は皆、長靴を履いていた。)

でもさ、住宅街の中なんて、砂利道にした方が車もスピードを出せないし、逆に良いかもしれない。
(飛び石で歩行者が怪我をする?んーーないとは言えないね。)

昭和35年頃は、新宿の駅前も砂利道だったんですよね。
東京オリンピックの前は、山手線の内側くらいしか舗装されていなかった。
だからさー、そんなに大昔の話ではないんですよね。
東京都内でも、僕の子供の頃は、道の脇には「猫じゃらし」が生えていましたもの。(35年前の杉並区ね。)

必死に働き、稼いだ金を税金として納める。
僕は高額所得者ではないけれど、高額所得者は懲罰的な税率の税金を支払う。
そうでない我々も、なけなしの金を支払う。
それに見合ったサービスを国が提供し続けられないなら、国民は徐々に海外流出していくでしょう。

息子や娘には「ごめん。父さん達の代や、その上の代の借金で、この国は火の車。到底まともな方法では返しきれない。いずれ君達の代でそのツケが回ってくる。今のうちに語学を勉強して海外に移住して父さん達を呼んでくれ!」等と都合のよいことを言ってます。

Twitterで一部の政治家や評論家の話を読んでいると、所得税の累進課税を元に戻す方向の意見も結構多い。
その当時、人材の海外流出がなかったのだから、今、同じ税率に戻したって大丈夫、という理論。

昔と今は違う。
20年前の金持ち老人達は若い頃に海外旅行なんて行ったことがある人は少ないし、移住と言うとブラジル移住みたいなイメージが強かった。

しかし、今は違う。
別に金持ちではなくても、1度や2度の海外旅行は行ったことがある人は多いし、海外に住む日本人の話を聞くことも多い。
留学経験やワーキングホリデーで海外で生活したことのある世代が、子を持ち、親の世代になり始めている。
そんな背景の中、たいしたサービス提供もできない国が増税すると、どうなるか?
当然、目端の効く小金持ちから、海外流出していくでしょうね。

そもそも税率が高かった頃は、皆、未来に期待を持っていた。
まだ見ぬ"21世紀"を心待ちにしながら、多くの国民の生活は日々向上していて、未来が楽しみでもあった。

そんな未来への希望なんていうものは、今はない。
むしろ、この国には、未来への恐怖が浸透している。

ポジティブな未来が想像できるなら人々は借金してでも欲しいものを手に入れるし、未来への投資をする。
夢が持てないのなら、まずは負の連鎖を断ち切ることから始めなければならない。

それにはまず、血液の流出(財政赤字)を止めること。
収入を増やすことも大事だが、まず、支出を減らす。
つまり、小さな政府にすることが必要。

スリムな国スリムな地方自治を目指すには、国民が求めるものも変化していかないといけない。
一部は今より不便になるし、今受けている恩恵がなくなる部分もあるかもしれない。

たとえば「日本全国、砂利道化計画」実践するといくらくらいの予算が削減できるのだろうか?
イニシャルコストとランニングコスト合わせると、結構な金額になると思うんだけどなー。

もちろん、砂利道の話は一つの例でしかありません。
そーゆー節約をした上で、必要なら増税を考えるべきぢゃないのかなー。
民主党さん、消費税を選挙の道具にしちゃ、駄目だよ。

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つぶやいてますか?

遅ればせながら、私も最近、つぶやき始めました。
いわゆるツイッター(Twitter)ってゆー奴ですねー。
http://twitter.com/kimurahajime

毎日、鳩山首相のつぶやきを聞いています。
ホリエモンは、ほぼ毎日、一日中つぶやき続けています。
糸井重里はプップカプップカおならばかりしている。
蓮舫ちゃんは20日から始まる事業仕分けの準備をしている。

Twitter、なんだか、まだ、よく使い方がわかりません。
というか、人によっていろんな使い方があるみたい。
単に著名人の独り言を眺めていたり、ひたすら持論を演説したり。
閉じた仲間同士だけで盛り上がったり。楽しみ方もいろいろ。
企業によってはマーケティングに使ったりしているところもある。

そんな中、こんな記事を読みました。。。
http://www.j-cast.com/2010/05/06065900.html
福岡のこの高校では「mixiやtwitterの禁止」をしているとか。
こんなことをしているから、駄目だって言われちゃう。
禁止の理由はSNSでのトラブルがあったから、だそうな。
バカじゃなかろうか。
人が集まりゃ、トラブルは起きる。必ず。

そういう高校が存在する限り、この国は情報後進国であり続けるんだろうねー。

自動車がこの世に出現してしばらく経ったある日、交通事故が発生した。
自転車だったら、そんなにひどいことにならなかったのに、自動車だと大ケガになったり、死んでしまったりすることがわかった。
だから、自動車は禁止します、っていう話と同じかな?

ハサミという便利な道具が発明されたけど、指を切り落とした事故が発生したから、禁止します。

ストーブに触って火傷をした人がいたので全教室のストーブを金網で囲いました。

こうやって育つとアホな大人ができてしまうのではないだろうか?

どんな世界にも、いじめっ子はいるし、悪人はいる。
危ないモノも、そこかしこにあるのが、自然環境だ。

いい加減に、世界中からいじめっ子をなくすとか、世界中の悪人を刑務所送りにすることを断念したらどうだろうか?
全ての崖に柵を施し、立ち入り禁止の立て札を立てるのは止めよう。

どの職場にもいるんです。
いじめっ子は。
(金魚鉢の中にだって、いじめっ子はいる。)

職場にはそんなに極悪の人はいないかもしれませんが、街に出ればいるんです。極悪人が。
満員電車には、いるんです。きしょい人が。

そーゆーのから、完全隔離して育つのがよいのだろうか?
前から、極悪な顔をした人が、道に唾を吐きながら歩いて来たら、自分の進む道を変えるのか?
電車に騒いでいる酔っ払いがいたら、隣の車両に移るのか?
違うでしょ?っていう話。

「mixi禁止」とか「Twitter禁止」というのは同じ発想。
「Webアクセスフィルタ」も同じ発想。
道具が悪いのではなく、その先にいる人が悪いのだ。
そして、大人になるまでの間に、そうした悪い人達をうまくかわす方法や、うまくあしらうコミュニケーション技術を身につけないと一人前の社会人にはなれない。

このニュースを読んで悲しくなったのが、これが高校の話だということ。
小学校ならいーと思う。禁止しても。中学だと微妙かな。
なんで?って、高校生はきちんと使い方を理解できるし善悪の分別がついている年齢だから。
逆に避けて通っちゃ駄目なんじゃん?って思う。

ブログや掲示板に個人情報を書き込むな、とか、こういうサイトはフィッシングだから注意せよ、とか言っても、小学生だと、全員は理解できないだろう。
だけど、高校生なら、ちゃんと説明すれば理解はできる。

毎日、鳩山さんが独白するTwitterを読む事は、社会の教科書を3回音読するよりも良い勉強になるのではないだろうか?
「本日、徳之島入りをします。今日という日は・・・」などという鬼気迫る雰囲気のつぶやきを読んだら、新聞を読まない、ニュースを見ない高校生も、徳之島に何しに行くんだろう?って、思うだろう。
(実際の鳩山さんのつぶやきは超つまらないのだが。。。)

著名な人のつぶやきを読むというのも、それはそれで面白いが、自分が発信する、ということの難しさと楽しさもわかると思う。

こうやって僕もメルマガを書いて10年以上になるが、発信するというのは、辛くもあり、楽しくもある。
それが、気軽に体験できるのが、Twitterだろう。

僕の場合、こーゆーメールは1通書くのに数日間かかる。
まず、題材を探す。
新聞を読んだり、ネットのニュースを読んだり。
本屋に行ったり、誰かと議論したり。

題材が決まったらネットで検索して、周辺情報を固める。
そして書き始める。
自分宛てにメールを書いては直し、書いては直しを何度か繰り返して、完成する。

次から次へとネタを探し続けるのはしんどい。
そんなメールに誰かからリアクションがあると嬉しい。

そんなシチメンドクサイ過程を負わなくてもツイッターはつぶやけばいい。
返信を求めないし、返信されても別に返さなくてもよい。
ひたすら、しゃべり続けてもよいし、一切書き込まなくても良い。
なので、気が楽。吟味しないで書き込める。

著名なあの人と、ブログ以上に気軽に簡単につながれる。
でも、その分だけ、つまらない発言も多い。
その人のファンであれば楽しめるのかもしれないが、「あーねむい。
だって昨日寝たの3時だもん。」とかって、書かれてもね。。。

気に入らないならフォローからはずせば良い。
それも自由だし簡単。

だらだら見ているだけで、フィーリングと言うか、話題の合う人が見つかる。
今までとは違った出会いなのかな。
出会いなんてそんな大げさなものではなく、気軽にちょっと会話を交わすだけ。

こないだホリエモンに「部屋の掃除をどうしているのか?」と聞いている人がいた。
したら、週2回、ダスキンさんに頼むのだそうだ。
その後、その人はダスキンのサービス内容とか金額とかを聞いていた。
ホリエモンはマメに答えていたけど最後は「詳しくはググってみてね。」
で、終わらせていた。

Twitter。
使いこなせたら面白そうだ。

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予想は嘘よ

突然ですが、世の中のほとんどの予想は嘘である。
3次元に棲む僕らにとって、過去を知ることはできるが、未来を知る事はできない。大企業だってできない。誰もできない。
知ることができないから予想する。

未来は「予め想う(あらかじめおもう)」ことはできるが、予測する事はできない。
それを勘違いしている人がいかに多いことか?

あなたの会社にも予算計画があると思う。
ちょうど新年度を迎えた会社も多く「今年度予算は昨年度予算の10%Upを目指します!」とか、各社計画を立てている。

近年、この計画に対する縛りが益々厳しくなってきてはいないだろうか?
今日の話は「予算計画なんてクソ食らえ~」という話です。

さて、最近は予測しづらい世の中になってきていますね。
20世紀の日本は何度かの戦争があったにせよ、それ以外の時は割と安定的に成長してきました。
人口は増え市場は大きくなり、産業の進歩によって新たな需要が生まれ続けてきた。
自分の組織の次年度計画を立てる際、国や地域の成長と同じ位の成長率を見込んでおけば、多くの組織では大きく違うことはなかった。

しかし、21世紀のこの国では、人口は減り市場は萎み、年金問題や多額の国家負債に喘ぐ状態を想うと、更にネガティブに成らざるを得ない。
継続的、安定的な成長などは、困難極まりない話だ。
つまり、会社に対して「成長率」という言葉は、一律には使うことができなくなってきている。

市場とともに皆が成長するのではなく、新たに誕生する組織の数以上に滅んでいく組織がある。
なので、成長すると言うよりも、生き残ることが大切なのである。

さて、そんな中での次年度計画。
いつもの様に「昨年度の120%を目指す」何て事を言い続けている企業は、滅んでいく口かもしれないですね。
目標設定自体で滅ぶとか、生き残るとかと言うことはできないのですがその程度の時代認識では生き残っていくことは難しいだろうという意味です。

これからの組織で求められているのはいかに計画し、計画通りに経営を進めるのか?では、なくなってきている。
計画することによるデメリットが、大きく世の中に蔓延しているから。

お役所仕事の代名詞として、年度末の集中工事がよく言われる。
年度内に予算を使い切ってしまわないと、翌年の予算に影響する。
使い切らない予算は不要な予算と見做され、翌年度には削減対象とされるというものだ。

年度末に近いの営業会議で「幸い我々の課は予算を達成した。これ以上の売上の積上げは翌年度目標を引き上げることに繋がるので、今月以降の売上数字は、できるだけ翌年度に繰り越すように。。。」なんていう課長の訓示がある。

IRの観点やメインバンクの担当者からは、経営計画の大幅な上方修正は「経営者の計画管理能力の欠如と判断される可能性がある」なんていうことも聞く。

ある上場企業の例では「売上予算に対し下方修正がマイナス査定対象であることはもちろんだが、今年度からは、上ぶれ修正も130%を超えるとマイナス査定になる制度に変わった」という会社が実在する。

数ヶ月かけて、1年の予算計画を立てる会社もたくさんある。

バカじゃなかろうか。。。と思う。
今取れる売上を、今取らないで予算通りにすることが、立派な経営なのだろうか?
残しておいたその売上は、翌年度に本当に残っているのだろうか?

地道な営業努力がいつ花開くか?などは正確に予想できるものではない。
今取れるものを、今取らないでいつ取るのか?
明日には、その需要は、まず確実に残っていないのだから。

ただ、それぞれの組織に所属する人達にとって、上記の行動は自己保存の法則から見たら、正しい。
誰だって、評価されるための行動を取るのだ。
つまり、この社会の中で戦っていくルールがおかしいという話だ。

予定は未定である。
これは世の中の真理であり、予測することは不可能である。
では、どうするのか?

いかに計画通り進めるのか?ではなく、いかなる事態が起きたとしてもあらかじめ想定しておき、用意しておいた選択肢を実行していくか?が大事なのではないだろうか?
言い方を変えると「どんなカードを切るか」であり、「どんなカードを用意しておくか」という話が大事なのだと思うのだ。

「食い逃げされてもバイトは雇うな」の著者(山田真哉氏)は言う。
天才CFOの作った緻密な計画よりも、グラビアアイドルの戦略の方が優位性が高い、と。

天才CFOの過去分析と自社分析、社会経済の未来予測に基づく経営計画を忠実に実行することは、変化の激しい現代においては困難である。
むしろ、グラビアアイドルとしてデビューして、その後も競争の激しい芸能界で生き残っている彼女達に学ぶべきであると。

彼女達はグラビアアイドルとしてデビューした後、見た目の話だけではなく、話術であるとか、演技だとか、歌であるとか、楽器だとか、自分の長所を伸ばす努力をする。

そして新しい若いアイドルにその座を奪われても、いつの間にか司会業に転身していたり、気象予報士になっていたり、自分の居場所を作って生き残っていく。

組織も同じで「何を切る?」の選択肢となるカードをいかに増やすか?
が、重要課題になるというのだ。
まったくもって、その通りだと思う。

さびれた商店街の文房具屋。
昔は店の前でワゴンセールをすると売上が増えたのだが、最近は店の前を通る人すらいない。

必要なのは予算計画ではなく、インターネット販売かもしれないし、郊外の国道沿いに出店予定のショッピングモールへ出店することなのかもしれないし、文房具問屋の在庫処分品を発展途上国に売り込むことなのかもしれない。

いずれにせよ、カードを増やし、次の手を打つ必要がある。

カードを増やすと言うだけでは、会社の指針にならないのではないか?
という意見もあるだろう。
ま、それもそうです。おっしゃるとおり。

では、脱予算経営をしている会社はどのような基準で見ているのだろうか?
スウェーデンの銀行やフランスの化学メーカー等では予算経営をやめて、KPIなどの新たな基準を設定して企業経営をしている。
(KPI=Key Performance Indications=目標に向けての達成度合いを 定量的に示したもの。)

具体的には「売上高」とか「利益率」でみるのではなく、「在庫水準」「品切れ率」「解約件数」「顧客訪問件数」「従業員離職率」などの数値を定期的に取得し、プロセスの進捗管理をしていくという方法だ。
絶対的な予算目標とは違い、これらの数値を同業他社と比較したり、市場や社会の変化に応じて、対応していくために活用していくわけだ。

IR情報を目を皿にして読んでいる投資家の方。
投資家の動向が気になる上場企業の経営者の方。
顧客企業へ融資の可否を決める金融機関の方。

見るべきは予定通りか否か?ではなく、何をしようとしているか?
どれだけカードを持っているのか?だと思うのです。

一緒にこの生きづらい時代を生き抜きましょう。

参考文献(昔のベストセラーね)
「さおだけ屋はなぜつぶれないのか?」
「食い逃げされてもバイトは雇うな」
「食い逃げされてもバイトは雇うな、なんて大間違い」
山田真哉著
上記3部作は「さおだけ屋」が1巻で、3冊続きの連続ものです。
僕的には3冊目の「なんて大間違い」が最も面白かったですね。
数字との付き合い方から、数字をうまく取り入れた説得力のある話し方、それに、今回みたいな話まで、幅広く楽しめる本です。

是非どうぞ。

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食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)

真実と正義

最近、ある人の本を続けて何冊か読んでいます。
それは村田信一という報道カメラマンの本。
取材っていろんな手法があるし、その人その人の得意不得意もあって千差万別。
ただ、この人の本は僕にとっては新鮮だった。

何が新鮮か?って言うと、地に足がついた報道と言うか、目線が非常に現地の庶民に近いと思うのだ。
いわゆる報道と言うとその国の政府の見解とか、戦争報道なら軍の発表に頼る部分がすごく大きく、そんな国目線での報道がほとんど。
しかし、村田さんは地に足が着いている。
その国で暮らす庶民がどう思っているか?をある側面から切り取った取材が多いと思うのだ。

分野としては戦争報道が多いのだけど、レバノンでも、チェチェンでも、ソマリアでも、軍の広報からの情報なんていうプロパガンダでこねくりあげた情報などは一切取り上げず、実際に自分の目で見て耳で聞いたことを報じている。
だから、断片的ではあるのだが、一つひとつのリアリティーが凄まじい。

また、日本の一般的な報道は欧米からの視点で成り立っているが、村田氏は、あくまで地元の人々の視点での報道をしている。
(地元の人は必ずしも、欧米各国と同じ主張ではないかもしれない訳で。)
なので、日本の一般的なTVニュースや新聞を見慣れた人には違和感があるかもしれない。

それは、取材方法の違いによるところが大きいだろう。
例えば、ソマリア内戦への国連平和維持軍駐留の報道についても、TVでは現地中継と言っても、ナイロビからの報道が多かったのだが、ナイロビでどれだけの情報収集ができるのだろうか?
(ちなみにソマリアの首都はモガデシュ、ナイロビは隣国ケニアの首都。)
当然、国連平和維持軍の報道官からの情報やケニア政府、ソマリア政府の出先機関の情報がほとんどを占めることになる。

村田氏の取材は、まず、現地に行く。これに徹底している。
公式情報で「現地には入れない。」と言われようと、現地に行く。
でないと、現地に住む人々が何を思い、何を見ているか?という、取材にはならないからだ。
その為には当然リスクを負うことにもなるが、本当は何が起きているのか?
に肉薄することができる。

ロシア軍が支配するチェチェンでは、直接入国はできず、お隣のダゲスタン共和国から陸路での入国を目指す。
当時、ジャーナリストに対してナーバスなロシア軍(ロシア軍の人権侵害についての報道が多かった)から身を隠す為にダゲスタンにいるチェチェン人の民家を転々としながら国境を越える。
チェチェン人の案内人(イスラム義勇軍兵士?)と一緒に夜の暗闇に紛れて山を越え昼間は民家で体を休める毎日が続く。

無事、チェチェンに入国を果たし、シャトイという村でその村の行政長と知り合う。
彼の手引きで、首都グロズヌイへようやく辿り着く。

その後、グロズヌイの潜入取材の後、ロシア軍の虐殺があったといわれる村へその真実を見るために向かう。
途中、路線バスの後部座席に堆く積まれた地元おばちゃん達(行商かな?)
の荷物の下に隠れて無事検問を突破するなんていうエピソードもあった。
勿論、おばちゃん達の全面的な協力があったことは言うまでもない。

言葉も通じないのにここまで周りが協力してくれる人間関係を築けるというのは村田氏の特技だろう。

これは、1996年04月の話だ。
その年の暮に、チェチェンは終戦を迎えている。
戦争についての一般論では、終戦間際というのが最も激しい戦闘がある。
ちょうどその時期の市民の目線での日本語での報道は殆ど他に類を見ない。

戦争ではないが、エボラ出血熱が大流行したザイールの取材では。。。
コンゴ共和国がまだザイールと言われていた頃、キクィトという小さな村では全身から血を噴き出し死ぬという奇病で、日に数人が亡くなっていた。
直接ザイールには入れないため、一旦隣のコンゴ民主主義共和国の首都であるプラザビルに飛ぶ。ここからは車と船を使ってザイールへ向かう。

国境ではカメラ機材リストのついた大使の紹介状を持っているにも拘らず荷物チェックに金を要求される。ここはUS$5で突破するものの、あちこちの部署をたらい回しにされつつ国境のビルを出た時にはUS$70が消えていた、と書かれている。
ようやくザイールの首都キンシャサに到着。
日本大使館では何も情報は得られず、赤十字へ。
日々変わるリアルタイム情報を得つつ、情報省の許可証がないとキクィトで取材ができないことを知る。
許可証を手に入れキクィトをお訪れ取材を進めていく。

まさに事件が起きているキクィトという村にはジャーナリストはほとんどいない。皆、逃げ帰ったのだ。
そこにいたのはオーストラリア人のジョン氏とカナダのテレビクルー4名だけ。
世界中で報道されているキクィトの村には、ジャーナリストは実際にはわずか6人しかいなかったのだ。
エボラ流行の渦中の村で、村田氏が見たものは。。。
(こちらについてもその先の取材内容については本を読んでね)

これが本当の取材なのだろうけど、新聞記者やテレビスタッフが皆がこれをやろうとしたら、命がいくつあっても足りない。
それに自社の社員を社命でこのような手法を取らせるわけにはいかない。
高確率で殉職するだろう。(村田氏はフリー。)

だから、すべてのジャーナリストに同じことをやれ、とは言わないけど、こーゆー手法の取材記事も一つの事象を一面的に見ないためにも知ることが必要なのだと思うし、
それを読むことで、一つの事象を多面的に見ることができるようになる。

徹底した現地主義というのは彼がカメラマンだからかもしれない。
記者なら現地の新聞や政府機関などの発表を伝聞で聞いても記事が書ける。
しかし、カメラマンはそれでは仕事にならない。

超望遠レンズで、遠く離れた街が燃え上がる風景を撮ったとしてもあまり意味がない。
TVクルーも同様のはずなのだが、政府軍や国連軍、関係機関が様々な映像を提供してくれるし、政府軍引率の報道撮影ツアーが催される場合もある。
(こーゆーツアーには、日本のカメラマンも多数、同行している。)
当然、主催する側の都合の悪いところには行かないし、見せない。

政府が情報提供した典型例は、イラク戦争の時のミサイル映像がそうだ。
全世界の報道機関がこれに飛びつき、アメリカの軍需産業のセールスマン役を買って出た。
あんなもんは、まったくもって、報道ではない。
少なくとも、テロリスト集団に着弾するところは映っていないし、着弾点のすぐそばの学校で学ぶ子供たちの姿も見えないのだから。

逆の立場も然りである。
村田氏は湾岸戦争当時、イラク政府が誤爆で破壊された病院や学校の写真を撮ることを強いられた、と、その著書に書いている。
どちらも自分に都合のよい報道をさせるために報道陣を利用しようとする。

政府組織や国の機関の正式発表に、中立的な情報はない。
その組織の見解であり、その国の立場であり、主張である。
それをいつの間にかお茶の間では世界で起きている真実の"全て"であると、信じてしまう。
真実であることには間違いないかもしれないが(加工された映像なんていうのは問題外)一面的にとらえた真実でしかなく、それは"全て"ではない。

身近な、例えば日本の刑事被告人の例でも同じような事が言えるだろう。
あるアパートの隣人を刺殺した被告人がいたとしよう。
被告人の立場から、その生い立ちを取材し、その犯罪に至るまでのドラマを作ったとする。
刺された隣人の分も、同様に生い立ちからの人生ドラマを作る。
どちらが真実か?といえば、もちろん両方とも真実だ。

でも、片方のドラマだけを見たら、見た人の感情は違ってくるだろう。
被告人が悪いことは間違いないにしても、被告人の生い立ちからのドラマを見た「裁判員」は、量刑を少しだけ軽くするかもしれない。
反面、被害者のドラマだけを見た「裁判員」は、極刑を望むかもしれない。
それと同じ話だ。

むしろ国と国の話の方が複雑なだけに、いくつもの見方をするべきである。
人の数だけ正義があり、人の数だけ真実があるのだと思う。

例えば、パレスチナ問題って一言で言うけど、誰が正義なのだろう?
って、そんなもんはない。
ない、のではなく、むしろ、人の数だけ、人生の数だけ正義は存在する。
だから片方の言い分ばかりを聞いていると事実を偏って認識してしまうかもしれない。

実は、この村田さんはイスラム教徒である。
どこまで敬虔な信者かは知らないが、酒は飲まないし、モスクでお祈りもするらしい。(毎日欠かさずしているかは知らない。)

多くの日本人は「イスラム教徒」というだけで、「自分とは違う何か」と考える人も多いのではないだろうか?

もっと言うと「イスラム教徒ってなんでテロとかするの?」というわけのわからないことを言う人もいるかもしれない。
イスラム教徒が、皆、テロリストのわけがないし、イスラム教以外のテロリストもたくさんいる。

ある調査では世界人口68億人の4分の1を占める15億7000万人がイスラム教徒だという。
もちろん、その大多数のイスラム教徒は「普通の人」だ。
ITエンジニアだっているし、女子大生だっている。
彼らは、音楽も聞くし、ダンスもするし、菓子だって食べる。

でも、彼らイスラム教徒の考える正義であったり理想というものは、欧米の報道機関では、ほとんど報道されることはない。
そんな彼らの内側から見た戦争というものを、一読してみるのも、見識が広がるのではないだろうか?
        「戦争の裏側」村田信一著

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