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<大戦略>リアル戦争シュミレーター

いわゆるシュミレーションゲームというやつです
久しぶりにやってみたら、これが進化していてなかなか面白かった。


今までは目を三角にして一所懸命各マップを戦っていましたが、最近は自動モードで戦闘させ戦争シュミレーションみたいにしてただ眺めて楽しんでいます。
自動でシュミレートさせるにはスタート後、ユーザー設定で自国を<USER>から<COM>に変更するだけです。

簡単に世界地図で各国の戦争を眺めてみることができます。


もちろん現実の兵器が公称値(装弾数や武器スペック)まで再現されており、季節、天候はもちろん、各戦闘においては相互の地形差等も考慮されています。

こちらのスクリーンショットは日本周辺に配備されてした兵器の一覧です。
この画面は自動で配置したものですが、もちろん自分で自由に配置することが可能です。


下図は、シュミレーション開始直後の状況です。
青色の部隊が日本です。


こちらの写真は、開戦数年後のものです。
日本列島は完全に他国に蹂躙されてしまっています。(赤色は米国)涙



同盟設定も自由に変えられるので、現実に近い設定をしてみました。

同盟関係
日本=アメリカ
中国=香港

協定関係(相互不可侵)
日本、米、豪、印、インドネシア
中国、ロシア、香港

戦略方針は米中露の3か国だけは侵攻重視。
その他の国は防御重視もしくは均衡型に設定。
あとは、初期軍備や国庫金の設定を直して、再度シュミレーション。(日本は防御的な武器ばかりを配備)

ユーザー設定で自国を<USER>から<COM>に変更すると自動で動作しますが、自分のターンでまだ意思決定していない残りの部隊がある場合は「ターン委任」を押すと、残りを自動実行してくれます。

さて、結果はいかに?
みなさんも色々やってみてください。





この記事で書いたものは「WW II 太平洋戦争」というマップを使ったものです。
実際にはマップに補給線なども設定されているので、同盟設定を変更して試すなら他のマップの方がよいかもしれません。
あるいは、別途マップエディターがあるので、それで支配領域や地形まで書き換えちゃえば完璧ですが。

収録されているマップでも作り込まれているものはかなりあります。
例えば、現在の自衛隊の配備状況にかなり近い状態を再現しているものもあったりして面白いです。
Map名:専守防衛



※たまたま見かけた解説動画です。
https://youtu.be/DplyGpO22tQ

ぼく自身は、キャンペーン版 大戦略II(1989年12月)から楽しんでいます。(笑)
(PCは Epson PC-286VEでした。)
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA


これって、
Mapが全世界と同じ広さになって、
作成できる部隊数やパラメーターが無制限になったら、

それはもはや、現実なのでは?
それは、ある瞬間に発生した偶然が重なったひとつの現実?
早く、AIバージョンでないかなぁ?




https://youtu.be/DplyGpO22tQ

Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA

 

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Chat GPT で変わる未来

人工知能(AI)サービスのChat GPT が巷で話題ですね。
使ってみました?

これまでのなんちゃってAIサービスと違って、人と会話しているような感覚でテキスト出力させることができるサービスです。

日を追うごとに、さまざまなインターフェイスと接続されてきており、入出力の形式は今後、ますます豊富になっていくでしょう。

単に、チャットで返答してくれるサービスなのに、今後の世界を変えてしまう可能性がある、と言われているのは何故でしょう?

それは、AIが既に人間社会のプロフェッショナルとも言えるレベルまで達していることが大きな要素と言えるでしょう。
実際にAIに医師試験やMBAの問題を入力すると、合格レベルの出力を一瞬で導き出してくれます。(間違いは日に日に減っている)
つまり、駆け出しの医者、駆け出しの弁護士、経営学修士の卒業生レベルの回答は瞬時に極々安価で提供されるようになったわけです。

医者のライバルとか弁護士のライバルが出現した、という意味ではありません。
すべての素人はAIを使うことで、医学部卒業生、弁護士資格合格者、経営学修士取得者と同等レベル程度の知識を活用することができるようになるわけです。

今はまだ、ベテランの経験知見には及びませんが、今後、ますますAIは経験値を上げていくでしょう。

また、そうした知識集約型ではない職業にもAIの出現は影響していきます。

例えば、商業用写真の写真家。
かっこよいWebページを作ろうと思ったら、センスの良い写真などを入手する必要があり、そこには著作権の壁があるので、有料サービスで画像などを入手するのが普通でした。
しかし、AIで画像出力が簡単にできるようになったので、素材写真の有料サービスは壊滅するでしょう。

美しい都市の夜景写真が欲しい。
右側に大きなビルを配置して、左側は川、対岸に東京タワーを配置して、、、と要望するだけで、会社紹介のトップページに使う美しい夜景画像が手に入ります。それも著作権フリー。

プログラミングなんかもAIの得意分野です。
SEの仕事はまだ今のAIにはできないけど、指示された内容を正確にコーディングすることはできてしまう。
(なので、今からプログラマーを目指しても幸薄いです。目指すならSEを目指しましょう!)

ブログの量産なども簡単です。
〇〇のテーマで、その商品の効能を説明した1000文字のブログを作って。 そのブログには、〇〇のアフィリエイトコードを〇箇所以上に埋め込んで。などと指示するだけ。

アフィリエイターは、目的のサイトが検索結果の上位に表示されるように、被リンクを多数自分のサイトに向けることをしてきました。
(検索エンジンは、多数のページが参照するページに重きを置くため。)

そのためには目的のサイトへのリンクを張った膨大な数のHPをUpしていましたが、AIを使った自動ツールで量産させれば、数億枚のHPなども簡単に作れてしまいます。
そんなのがはびこったら、検索エンジンは混乱しますね。
(今あるNet上の情報が、AIによる焼き直しで、短時間で数倍、数十倍の量に膨れ上がる)

しばらくは、世の中が混乱する原因ともなるように思います。
これまで蓄積された玉石混交のネットデータが、より飛躍的に物量を増し、より魑魅魍魎な文章が増えることも予想されます。

マスコミでは「このAIをどのように教育に活用していくか?」なんて言っている番組もありますが、そういう話ではないのです。
AIの出現によって、教育の根本を見直す必要があるのです。

単に知識詰込み型の教育は、すでにGoogleがぶっ壊しています。
カンニングが禁止という特殊な状況下の学校社会だからこそ、知識の量を競う試験で優劣がつけられますが、一度社会に出たら、あらゆる仕事を進める上でカンニングは自由。
仕事の企画書を作るのに、Googleでも国会図書館(死語?)でも、何でも使ってよいわけです。

ChatGPTに代表されるAIの出現によって、すべての素人のレベルをプロレベルまで引き上げることが可能になり、その結果、プロに求められるものも変わってくるでしょう。

もし、学校教育が社会に出るための準備期間だと考えるなら、教育の根本を見直す必要があるのは言うまでもありません。

医者の世界でも、症状から診断して薬を処方する、なんていう一連の業務は、今後はAIがやるようになっていくでしょう。
また、レントゲン写真から人間では発見するのが困難な病変を探り出し病気をいち早く発見する、などというのもAIが得意な分野です。

人間が担当するのは、物理的な手術であったり、新しい治療法の開発などの高度な技術分野だけになっていくかもしれません。


社会システムが進歩すると人間は劣化します。

自動車が普及して、人は歩かなくなった。
天気予報が普及して、天気図を読めなくなった。
ワープロが普及して、漢字が書けなくなった。
カーナビが普及して、道を覚えなくなった。

さて、AIが普及して、何がどうなるのでしょう。
考えるだけで、楽しくも恐ろしい未来が見えてきます。



 

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3回目の新型ワクチン接種後の脳内出血

昨日、朗報が❣️
意識不明の友人の意識が戻り、まだ喋れはしないものの、なんと車椅子に乗れるまで回復しました‼️
脳内出血を起こして15日目、コロナワクチン接種後17日目の話です。
数日後には、リハビリ病棟に移れる見込み。
 
この友人は、もともと若干血圧が高かったものの、特に基礎疾患はなく健康でした。
でも、新型コロナワクチン3回目の接種後、3日後に突然脳内出血を起こし倒れ、ICUへ。(ワクチン接種との因果関係は不明)
 
数日間、生死の境をさまよい、その後も脳に水がたまる水頭症を発したり、肺炎を併発して高熱が続き、意識不明状態が続いていました。
 
そんな友人の家族の元に朗報が届いたのが一昨日。
 
しかし、今時の病院は、家族すら本人にはまったく会えないんですね。
感染防止とはいえ、こんな状況で近親者がまだ一度も本人と対面できず、看護師(たまに医師)との会話のみというのは、精神的につらい。
その状態はリハビリ病棟に移っても同じらしい。
 
家族にとって、病状の変化は重大な事柄ですが、良くなるにしても悪くなるにしても、本人には会えずに伝言で状態を聞くだけだとその情報伝達にはタイムラグが発生する。
さらに、意思疎通の状態なんて家族が手を握り目を見つめるのと、看護師の伝聞を聞くだけでは、雲泥の差があります。
なんにせよ、新型コロナとそれにまつわる社会の対応は、一部の人間関係を滅茶苦茶にしてしまっている気がします。
 
最愛の人が倒れ、生死の境をさまよい、その後数週間かけて少し回復するも、一度も手を握ることすらできないんですよ⁉️
 
良くなっていっているからよいものの、悪化して万が一、なんていうことがあっても、本人には触れることすらできないなんて、あまりに残酷すぎると思います。
 
病院の論理は「本人と他の患者への感染リスクを下げるため」であることは、頭で理解できても、心では受け入れられない。(2類から5類に下げれば、この措置も変わるのか?)
 
朗報に接しつつ、複雑な想いを感じます。
 
 

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新型コロナワクチンを打つべきか? ~新型コロナ騒動に思うこと~

新型コロナに対する国や都道府県の対応、それにマスコミの煽り方に違和感を感じます。

先日、ワクチン接種以外の第三の選択肢についてブログを書きましたが、いろいろ調べながら強い違和感を感じていたことについて書きます。

結論から言うと、
1.重症化しない年代のワクチン接種はリスクでしかない
2.重症化リスクの高い方は、ワクチン接種リスクと勘案して接種すべし
3.日本の場合、感染者数を報道する意味はまったくなく、注目すべきは重症者数と死亡者数だけ
4.医療崩壊を防ぐためには、軽症者の隔離をやめ、新型コロナ対策として積んでいる予備費を医療に集中すべき
5.経済も医療も重症者を出さないための政策を取ること

 

1.重症化しない年代のワクチン接種はリスクでしかない
2.重症化リスクの高い方は、ワクチン接種リスクと勘案して接種すべし

1.と2.は同じことを言っています。

ワクチン接種に限らず、何らかの予防をする際は、予防によるリスクとしない場合のリスクを勘案して、要否の判断をします。
一時期、子宮頸がんのワクチン接種をやめるべき、と言われたのは記憶に新しい。
結局、子宮頸がんの接種のリスクとしないことによる発症リスクを考えると、ワクチン接種をした方がよいというのが現在の趨勢です。

では、新型コロナワクチンについてはどうなのでしょう?

上のグラフは、厚生労働省の発表です。元データはこちら

日本人に限って言えば、50歳未満の死亡者数なんて、ほぼゼロですよ。
(ゼロではありません。亡くなった方にはご冥福をお祈りいたします。)

では、重症者数でみてみましょう。

上のグラフは同じ、厚労省発表のものです。元データはこちら。 

40歳未満はゼロです。

さて、この数値を見るだけで、副作用の結果を待つまでもなく、40歳未満の方の接種が不要であることは論理的にわかります。

「他人に感染さないために接種する」というのはナンセンスです。
ワクチンというのは、リスクがある人が接種すべきものだからです。

40歳未満の重症化しない人たちにとって、ワクチンを接種するのと感染するのは、その得られる効果は変わりません。
ワクチン接種の場合でも、接種後、多くの方が発熱し、風邪症状を発症している。
しかも、その一部は、アナフィラキシーショックや、脳・心筋の血栓症で亡くなっている。

一方、厚労省のデータでは、日本人については、40歳未満の方の重症化はゼロです。
つまり、ワクチン接種では一定の死亡リスクがあるのに対して、40歳未満の方は感染しても死なないどころか重症化すらしない。
死亡リスクのあるワクチン接種でも、死亡リスクのない感染でも、結果として免疫抗体は獲得できる。

風邪症状の人が数万人増えても、まったく恐れる必要はないのです。

←トランプさんがつぶやいていた抗マラリア薬。個人輸入できます。


3.日本の場合、感染者数を報道する意味はまったくなく、注目すべきは重症者数と死亡者数だけ

PCR検査数が公式に把握されていないため、確定的なことは言えませんが、いくつか状況証拠を提示します。

まず、PCR検査数のデータは探しても少ない。
下のグラフは朝日新聞の調査のものです。(朝日新聞のデータだから捏造かもしれませんが。笑)元データはこちら

この検査数グラフに感染者グラフを載せてみると、ほぼ一致します。
なぜでしょう?
日本の感染者数の詳細を調べてみると、無症状患者の数が多いから。

つまり、これはどういうことか?

ブラジルやインドなど、海外の例とは違い、日本の場合は具合が悪い人が病院の診察で感染が判明するのではなく、組織等の要請によるPCR検査で陽性が発覚する人が多いということです。

ちなみに、私の家内は、ある国公立大学の学食でパートをしています。
彼女の所属組織には、学校からの指示でPCR検査を受けて欲しいと要請がありました。
拒否するのも難しいので、検査をしたわけですが、このようなかたちで無症状の陽性患者が生まれるのでしょう。

他国の、特に感染者の多いと言われている国のほとんどは、体調不良で病院の診察を受け、その結果で新型コロナ陽性が発覚するのがほとんどです。(インドやブラジルなど)

何を言いたいのか?
PCR検査の要請をどれだけ都道府県傘下の組織に指示するか?によって、感染者数は恣意的に操作できるということを言っています。

あなたが都道府県知事だったとします。
自分の在任中にパンデミックで失敗することは怖いので、できるだけ厳しい規制を布きたいと考えます。
まぁ、良心的な施政者であればあるほど、そう考えるでしょう。

それには、重症者や死亡者を増やすわけにはいかないので、感染者数を増やせばいいのです。
無症状の人でも、ところかまわず、PCR検査を実施する。
そうすると、無症状患者があぶりだされるので、感染者数は大きく増やせる。

危ない!大変だ!と大騒ぎをして、経済的に厳しい施策を打つことが容認される雰囲気を作ることができる。(本人は良かれと思って)

行き過ぎたかな?ちょっと、手を緩めたいな、と思ったら、PCR検査要請数を減らせば、新規感染者数は激減する。(新規感染者としてカウントされるのは、症状があり自発的に検査をする人だけになるので。)


これは善意であり、悪意を持ってやっていないことが、むしろタチが悪いと思います。無能ではありますが。

←PCR検査キット

 

4.医療崩壊を防ぐためには、軽症者の隔離をやめ、新型コロナ対策として積んでいる予備費を医療に集中すべき

医療の本当の役割は何でしょう?
患者の重症化を防ぐこと。死亡者を防ぐこと。

重症者をいかに回復させるか?に注力すべきです。
ワクチンが開発された今となっては、無症状患者の隔離などは私はどうでもよいと考えています。
1.2.の項で述べた通り、重症化リスクのある人はワクチンで対策するべき。

重症者をいかに回復させるか?
当然、医療崩壊を防ぐために、いまだ20兆円も残っていると言われている予備費を徹底的に医療に回すべきです。
経済は持病を持たない若者(と言っても50歳未満?)とワクチン接種者で回していく。

プレハブでも良いのでコロナ病棟をどんどん立てて、医療関係者に金をばらまき、休眠中の看護師(休眠中の有資格者)を掘り起こす。
国家や都道府県が徹底して、ECMO等の治療器具のハード面、ソフト面支援をするとか。

←十分な抗体があるかどうかを調べられる検査キット

5.経済も医療も重症者を出さないための政策を取ること

そして、ほとんど重症化しない年代かつ、持病を持たない人が、経済を回すべきです。

職を失うということは医療で例えると重症者です。

経済でも、医療でも重症者を出さないための政策が必要なのです。
現在の政策は、医療の軽症者を減らすために、経済の重症者を大量生産しています。

経済が困窮すると、自殺者は数万人単位で増えます。(それは、これまでの歴史が証明しています)
新型コロナの死亡者数は、日本では累計でも1,000人余り。
亡くなった方にはご冥福をお祈りしますが、1,000人余りのために数万人の自殺者を出してはいけないのです。


そういった対策をしないで、「緊急事態宣言を国に要請する!」と叫んでいる都道府県知事はきわめて無能です。

平時は無能なリーダーでもミスさえなければ乗り切れるが、緊急時の無能なリーダーの存在は”悪”です。

さて、最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、ワクチンを打たないなら、他にどんな選択肢があるのでしょう?
ワクチン以外の対処方法をご存じない方は、こちらをどうぞ。

 

イベルメクチン3mg2錠←もう一つの治療薬、イベルメクチンはこちら

 

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【新型コロナ】ワクチン接種以外の対処方法

はて。賛否両論のある、新型コロナワクチン。
ワクチン以外にも方法ってないの?というのが、今回のテーマ。

第一の方法 : メッセンジャーRNA方式ワクチン接種(以下、m-RNAワクチン)
第二の方法 : ウィルスベクター方式ワクチン接種

そもそも、ワクチンって何ぞや、という話は、Twitterではかなり前からちょいちょいつぶやいていたし、ブログにも書いたのですが、今更ながらまとめてみます。

まずワクチンって何?という話から。(理解されている方は飛ばしてください。)
今まで日本で承認されてきたワクチンのほぼ全てが「生ワクチン」か「不活化ワクチン」のいずれかです。

さて、生ワクチンというものをざっくりと説明すると。。
ウィルスというのは変異しやすいという特質があるので、何種類もの変異ウィルスを研究して、その中で弱毒化したウィルスをワクチンとして投与するもの。(変異すると弱毒化しやすい。なぜなら宿主を殺してしまっては自分が繫栄できないから。)
弱毒化していても、ウィルスそのものだから体内では免疫が作られ、免疫を獲得すれば強毒株にも有効というものです。

不活化ワクチンというのは、ウィルスの一部を切り取り(主に細胞にとりつくイガイガ部分)それを投与することにより、そのウィルスに対する免疫力をつけるというもの。

今までワクチンというと、このどちらかを指していたのですが、今回の新型コロナワクチンは「m-RNAワクチン」とか「ウィルスベクターワクチン」というもの。
ワクチンと名付けられてはいますが、今までこのような薬剤をワクチンとして大々的に認可した例は日本ではありません。

独ビオンテック/米ファイザー/米モデルナ社のワクチンは、m-RNA方式で作成されたものです。
これは、いままでの生ワクチンや不活化ワクチンとは違い、新型コロナウィルスのスパイク蛋白の一部と同じm-RNAを合成したものです。

では、メッセンジャーRNA(m-RNA)って、何か?
遺伝子の中にあるDNA、これが細胞の設計図なのですが、DNAとはこの設計図の基になるいくつかの種類のアミノ酸の配列です。

このアミノ酸の配列によって特定の蛋白質が作られ、さらには特定の細胞が作られるのですが、m-RNAというのは、この配列をコピーする役割を持ちます。
ヒトの細胞が自分と同じ細胞を作る時(新陳代謝とかによる細胞分裂の時)DNAの2重螺旋をコピーするために同じ配列(厳密にはちょっと違うが)の1本の螺旋がヒトの細胞内で生成されて、これをm-RNAと呼びます。
一時的に発生したこのm-RNAは、アミノ酸の配列をコピーする役割を持っていて自分と同じ配列のDNAのコピーを作るのです。
こうして、人間の体では、同じ細胞が作られていくわけです。

放射線などの影響や突然変異でDNAの配列が一部壊れてしまっても、DNAは2重螺旋となっているので、もう一方の正しい塩基配列が維持されるという役割も持っていたりしますが、この話はまた別の機会に。。。(脱線)

←PCR検査も簡単にできるようになりました。

さて、このm-RNAを使った、新型コロナウィルスワクチン。
どういうものかというと、新型コロナウィルスが細胞に絡まる周りのイガイガ部分のDNAの一部と同じ配列のm-RNAを生成したもの。

つまり、このワクチン(と言えるのか?)を投与すると、m-RNAが全身に広がり、行きついた細胞に入り込み感染し、細胞の蛋白質を変異させて新型コロナウィルスのイガイガの一部を作り出してしまうという仕組み。
もちろん、イガイガの一部が作られるだけなので、それが勝手に繁殖することもないし、毒性を発することはない。(はず。)
つまり、ワクチンと呼ばれているm-RNAが行きついた先の細胞を破壊して、新型コロナウィルスの一部をあなたの体の中で作り出すということではあります。

皮下注射ではなく、筋肉注射をするというのも、急激に全身に行き渡らせて効果を高める目的があると思われます。
皮下注射だと、注射された溶剤が皮下に在留するわけですが、薬剤が無駄になる量も多くなる。(m-RNAは壊れやすいので)

しかし、筋肉に注射すると、筋肉というのは血液量が多いため、血流に乗って注射されたm-RNAが、一気に全身に行き渡るのです。
(僕は個人的には皮下注射でよいのでは?と思っています。一気に全身に行き渡らせることによりアナフィラキシーショックなども起きるわけで、普通に人間が感染する経路を考えたら、自然免疫が豊富な気管支などから感染して徐々に免疫系とウィルスの戦いが起こっていくわけで、全身に同時多発でウィルスが感染するというのは不自然に思うのですよね。ただ、皮下注射だと注射の回数を増やさねばならない等、コスト面でのデメリットがあるのでしょう。閑話休題。)


そもそもの話、なんで、今まで同様の比較的安全な「生ワクチン」とか「不活化ワクチン」を作らないの?という話がありますが、もちろん、それらが作れればよいのですが、これらのワクチンを作るには膨大な時間がかかる。
時間短縮のチート技が、今回のm-RNA方式とかウィルスベクター方式のワクチンです。

あぁ、米アストラゼネカ社が採用した、ウィルスベクター方式ワクチンの説明をしていませんでした。
ウィルスベクター方式とは、人間には毒ではないウィルスや毒性の低いウィルスに、新型コロナの遺伝子を組み込んだものをワクチンとして利用するものです。アストラゼネカ社では、チンパンジーのアデノウィルスを使っています。

この辺の話は、あちこちググっていただけると、最近ではわかりやすく説明しているサイトも多いです。
本稿は、ワクチンの仕組みを説明する目的ではないので。。。

これらのチート技はエボラウィルスなどでは使われてきたものの、認可例は非常に少ない。
所詮、時短のためのチート技な訳で。。。

これらの新しいチート技を駆使して作成したワクチンは、短期的に一定確率で発生すると言われている血栓症や、アナフィラキシーショックだけでなく、長期的な免疫異常が発生する可能性を主張する医師も多い

←十分な抗体があるかどうかを調べられる検査キット


さて、そんな中、第三の方法もあるんじゃない?
というのが、本稿の主題。(前置きが長かった。)

以前、トランプ前大統領が「抗マラリア薬が新型コロナに効く」とTwitterで発言したのが注目されました。
その後、世界的な動きとして、保守派とリベラルの戦いが始まり、言論封鎖などもあったため、トランプ氏の発言はことごとくデマということになり、世のマスコミからは排除されました。

それが、今になり、新型コロナは武漢研究所から流出したという話が、米上院議会で論じられるなど、これまでの言説を覆すような話が広まりつつあります。
米上院での宣誓証言の話を簡単に説明すると、もともと、米国で研究されていた「ウィルス変異による感染力強化」の研究が危険すぎるということで禁止となり、米国での研究ができなくなったため、他国にその危険な研究を委託し始めた。その一つに、中国の武漢研究所も含まれており、そこから流出した可能性が高いという話になってきています。

そして、中国共産党の幹部が新型コロナ対策として広く使用していると言われているのが「ヒドロキシクロロキン」という薬剤
これは従来、抗マラリア薬として使われてきたものです。

生化学兵器というのは、開発する際に必ず同時開発されるのが対処薬であるのは常識。
そりゃ、そうですよね。自分でばらまいて、自分達が死んでしまっては意味ないですから。

もちろん、開発元がそのあたりは一番よく知っているわけで、彼らの行動を注視するのが最も有効。

ということで、「ヒドロキシクロロキン」という薬剤。
個人輸入できないかな?と調べてみたら、あります、あります。
ポチってみました。

←一瓶、5,000円位ですね。


トランプ氏もツイートしていた抗マラリア薬、熱帯地方では広く一般的に使われてきた薬剤です。(昨日今日開発された薬ではありません。)
よくある副作用としては、下痢をするようです。
また、継続的に使用することで網膜に障害が発生する可能性がある。

個人輸入というのは自己責任ですが、僕は糖尿に関する数値も高めで、肺機能もそんなに優秀ではない。むしろ、弱い。通常時の血中酸素濃度が96~97%程度しかないので、新型コロナのリスクは高い。だから、万が一のための準備で購入しました。

やるかやらないかは別として、方法を知っておくというのは大事だと思うんですよね。ま、自己責任でどうぞ。

←簡単に血中酸素濃度が測れる。普通の人は98%以上。

 


あ、おまけで、第4の方法も書いておきます。

これはすでに僕は実施済みの方法です。
それは、ツベルクリン注射をすること。

ツベルクリン注射とは、BCGの効果を確認する試薬のような注射です。
これが、なぜ、効果があるのか?

BCGとは肺結核予防のワクチン注射です。
ちなみに、ウシ型結核菌を用いた生ワクチンがBCGです。

一部の医師が主張している「なぜ、日本人は新型コロナの重症者が少ないのか?」の理由にBCGの接種が有効である、というものがあります。
これはYoutubeやGoogleでググってもらうと、様々出てくるので、そちらをご参照ください。

ならば、BCGの接種をすれば、有効なのでは?
という話ですが、BCGワクチンは、子供たちに接種する分しか生産されていません。
そのため、大人が大挙して、新型コロナ対策として使用し始めると、あっという間に子供の分が不足してしまいます。
そこで使用するのが、ツベルクリン注射。

結核の抗体が十分に体内に生成されているかどうかを確認するために、ツベルクリン注射でその反応をみます。
このツベルクリン試薬の中身は「ヒト型結核菌の培養液から分離精製した数種類の蛋白質」なのです。

もちろん、ツベルクリンの陽性反応がなければ、再度、BCGの予防接種を受けることで失われた免疫をつけることができます。

しかし、このツベルクリン注射をすることだけで、免疫が弱っている人でも数十年前にBCGを接種した記憶免疫を呼び起こすには十分なのです。
特に自然免疫系に対するBoost効果があると言われています。

結核病棟で勤務する医療関係者(医師、看護師)はツベルクリン注射で反応を確認してから病棟に配置されるのですが、免疫力の確認という意味もありますが、自然免疫系のBoost効果を狙うという意味もあるそうです。

上記を医師に説明したら、「なるほど、わかりました」とツベルクリン注射をしてくれました。
ちなみに、僕のツベルクリン反応はこちら。皮下注射です。(2020/04/26撮影)

こんな理由でツベルクリン注射を受ける患者はいないせいか、「あなたのツベルクリン反応を診せてほしい」と、その病院では主治医以外の先生も僕の腕の反応を見に来ていました。しこりの様子とか、グリグリ触られた。笑

だから、ツベルクリン注射をした去年の春から、僕の体内の自然免疫系(マクロファージや好中球)は、Boost(活性化)しています。えっへん!笑笑

ちなみに、僕は、m-RNAワクチンやウィルスベクター方式ワクチンを接種する気は、いまのところはありません。

第5の選択肢として、「新型コロナの生ワクチン」とか「新型コロナの不活化ワクチン」が開発されたら、もちろん打ちますけどね。笑

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答えだけを求める世の中は人を劣化させる

テレビなどで放送している天気予報。
最近、気圧配置を示した天気図の表示をしない放送が多くなっていると思うのですが、いかがでしょう?

各地の天気や気温、風とか花粉の飛散(時期によって)は詳しく説明されるのに、その元となる天気図は表示しない。
場所ごと、時間ごとの雨の確率がわかっても、何故、その時間に雨が降るのか?その理由はわからない。

天気図を表示してくれれば、低気圧から延びている温暖前線が通過するとか、その後、寒冷前線が通過するとかの情報が想像できる。
温暖前線の雨であれば、緩やかな雨がしばらく降るのかな?
寒冷前線が通過する際の雨であれば、急激な雨がドカンと降るのかな?
そして、その後、気温が下がるのかな?とか、想像できる。

双子の低気圧が通過するのと、勢力の強い単独の低気圧が通過するのでは、雨の確率は同じかもしれないけど天気の状況は大きく変わる。

勢力の強い単独の低気圧の通過なら、荒れた天気が通過後、一気に回復するような天気がイメージできるけど、小規模の低気圧が連なっているなら、そんなに激しくない雨や風がだらだら続くことがイメージできる。

高気圧や低気圧の位置がわかれば、その位置関係で風向きも分かるし、それによって冷たい風が吹くのか?暖かい風が吹くのか?も、だいたいわかる。(もちろん、天気図だけで決まるわけではありません。地形とか上空の寒気の張り出し方とか様々な要素が加わりますが。)

そういった元になる情報を一切放送せず、結果だけを伝える天気予報になってしまったと思うのです。

気象予報士の予想の結果だけを放送されても、裏付けのない情報であり、僕はどうしても信用できない。

同じようなことが、社会全体で起きている。

カーナビに頼る生活も、そんな風潮と同じような気がします。
出発地と到着地を設定すれば、あっち行け、こっち行けとカーナビが指示してくれる。
途中の混雑状況によって、自動的に再検索までしてくれる。

カーナビのない頃は、出発する前に目的地までの道を道路地図で入念に調べた。
どの道が一方通行だとか、混雑予想などもしながらルートを選び、それを頭に叩き込んでから車を走らせた。

その結果、よく道路をおぼえたものです。
振り返って今はどうか?

カーナビに頼ると、一切、道を覚えなくなりました。
それこそ、北朝鮮のEMP攻撃でもあったら、迷子が続出でしょうね。車に地図すら積んでいない人が多いし。

米ロはもちろん、中国も衛星攻撃兵器の開発を急いでいます。
まだ、今の技術ではGPS衛星を複数撃墜することは現実的ではないですが、そんなこともできる世の中にいずれなるでしょう。
その話はまた別の機会に。。。

ちょっと違う話かもしれませんが、パソコンの設定なども似ていると思う。
昔、MS-DOSで、パソコン(当時はマイコンと呼んでいた)を制御していたころは、例えば、「autoexec.bat」「config.sys」という名前のTxtファイルをユーザー
が自分で書いていた。
この二つのファイルは、パソコンを起動した時に読み込まれるファイルだ。

これらによって、どんなデバイス(周辺機器)を使うのか?とか、その周辺機器を制御するデバイスドライバーと呼ばれるプログラムはどれを使うか?とかを指定できた。
また、最初にどんなプログラムを動かして、その後、何を動かすのか?
順番によって、メモリの使われ方が変わったり、いろいろ工夫しながら設定を書いて動かしていました。

それが、Windowsになってから、そういった設定はWindowsが勝手に?設定してくれるようになり、一部のマニアのためのマイコンが、みんなにとっての道具としてのパソコンに変わった。

ただ、その反面、問題が起きても、何がどう設定されて何がうまくいっていないかがよくわからなくなってしまった。
もちろん、今の巨大なオペレーションシステムをユーザーが設定するなんてナンセンスであり、現実的ではないことはわかっています。
でもね、複雑かつ、巨大になったからこそ、システム全体がブラックボックス化してしまった。

もっと、簡単な話では、炊飯器が世の中に出現して久しい。
今、若い人に鍋を渡して、「ご飯炊いて」と言って炊ける人がどれだけいるだろう?
人によっては、「え?鍋で炊けるのですか?」という人すら、いそうな気がする。

着火剤なしで、マッチだけで焚火が起こせるか?

鉛筆削りなしで、ナイフ1本で鉛筆が削れるか?

パソコンや携帯を使わずに、ノートに手書きで漢字が書けますか?

太平洋のど真ん中で、太陽とアナログ時計で方向がわかるだろうか?(これは昔の人でもできない人が結構いるかも。)

世の中が進歩していくと、人間はむしろ、どんどん退化していくのではないかな?と、ふと思ったのでした。

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隣の魔女の殺戮系呪文

今日の話題は21世紀の現代でも使える強力な殺傷能力を持つ呪文について。

先日、インターネットで別の話を検索していてたまたま目にした話題です。
21世紀の現代社会でも実は魔術は有効で、魔女初心者の小悪魔系女子でも使える、超強力殺戮系呪文をご紹介。



この呪文を投げかけられると、シチュエーションに縛りはあるものの本当に人ひとりが社会的に抹殺されます。
相手が武道の達人でも、現役バリバリの海保隊員でも、何の武器も持たず素手で相手の息の根を止めることができる呪文です。
しかも、呪文としては低難度で、それほど修業を積まなくても多くの人が使えるもののため、非常に恐ろしいものでもあります。

二人組で使用するらしく、3つの呪文で構成されています。
最初の呪文を2つ目の呪文が強化し、最後の呪文で相手のとどめを刺すらしい。
早速、どんなものだか見てみましょう。

場所は混雑した場所ならどこでもよい。朝晩の通勤電車が最適でしょう。
最初の呪文は「コノヒトチカンデス!」というもの。
そして、二つ目の呪文は「ワタシミテマシタ!」というもの。
ターゲットの男を挟み、二人がこれをできるだけ連続して唱える。
両脇から連続されると屈強な男でも、完全に逃げ場がなくなりますね。

駅に停車したら、そのままターゲットを駅に降ろしてしまう。
これによって実際には触っていなかったことを見ていた証人達とサヨナラすることができます。

駅員か鉄道警察隊が来たところでとどめの呪文「パンツノナカニテヲイレラレマシタ」を唱える。
これは最初の2つの呪文ほど大きな声でなくても効くらしいです。
むしろ、下を向いて小さな声で唱えた方が効果的な場合も多いらしい。

この最後の呪文で「迷惑防止条例」から「強制猥褻」へ罪を格上げさせることができるとのこと。
迷惑行為防止条例は6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金であり、略式起訴で罰金を支払って終わりというケースが多い。
しかし、強制猥褻は6月以上10年以下の懲役で罰金刑がなく、被害者が告訴すれば、ほぼ間違いなく起訴されるらしい。

罰金刑なら会社にばれずに済む可能性もあるが、懲役刑となると執行猶予がついたとしても、社会的制裁は免れない。
普通の会社なら、有罪確定と同時に、懲戒免職となるでしょう。
(同じ有罪でも業務上過失致傷とかと違って、強制猥褻は無理だろー。)

親告罪である強制猥褻は、親告があるとほぼ間違いなく起訴されるというのが恐ろしい。
片や孤立無援の男に対して、でっちあげにしても証人がいる魔女側が圧倒的に有利であることは言うまでもない。
物的証拠といってもパンツには指紋は残らないだろうから、証言が重要視されることでしょう。

現代の魔女による恐ろしい呪文でした!悪用厳禁です!

つぶやいてますか?

遅ればせながら、私も最近、つぶやき始めました。
いわゆるツイッター(Twitter)ってゆー奴ですねー。
http://twitter.com/kimurahajime

毎日、鳩山首相のつぶやきを聞いています。
ホリエモンは、ほぼ毎日、一日中つぶやき続けています。
糸井重里はプップカプップカおならばかりしている。
蓮舫ちゃんは20日から始まる事業仕分けの準備をしている。

Twitter、なんだか、まだ、よく使い方がわかりません。
というか、人によっていろんな使い方があるみたい。
単に著名人の独り言を眺めていたり、ひたすら持論を演説したり。
閉じた仲間同士だけで盛り上がったり。楽しみ方もいろいろ。
企業によってはマーケティングに使ったりしているところもある。

そんな中、こんな記事を読みました。。。
http://www.j-cast.com/2010/05/06065900.html
福岡のこの高校では「mixiやtwitterの禁止」をしているとか。
こんなことをしているから、駄目だって言われちゃう。
禁止の理由はSNSでのトラブルがあったから、だそうな。
バカじゃなかろうか。
人が集まりゃ、トラブルは起きる。必ず。

そういう高校が存在する限り、この国は情報後進国であり続けるんだろうねー。

自動車がこの世に出現してしばらく経ったある日、交通事故が発生した。
自転車だったら、そんなにひどいことにならなかったのに、自動車だと大ケガになったり、死んでしまったりすることがわかった。
だから、自動車は禁止します、っていう話と同じかな?

ハサミという便利な道具が発明されたけど、指を切り落とした事故が発生したから、禁止します。

ストーブに触って火傷をした人がいたので全教室のストーブを金網で囲いました。

こうやって育つとアホな大人ができてしまうのではないだろうか?

どんな世界にも、いじめっ子はいるし、悪人はいる。
危ないモノも、そこかしこにあるのが、自然環境だ。

いい加減に、世界中からいじめっ子をなくすとか、世界中の悪人を刑務所送りにすることを断念したらどうだろうか?
全ての崖に柵を施し、立ち入り禁止の立て札を立てるのは止めよう。

どの職場にもいるんです。
いじめっ子は。
(金魚鉢の中にだって、いじめっ子はいる。)

職場にはそんなに極悪の人はいないかもしれませんが、街に出ればいるんです。極悪人が。
満員電車には、いるんです。きしょい人が。

そーゆーのから、完全隔離して育つのがよいのだろうか?
前から、極悪な顔をした人が、道に唾を吐きながら歩いて来たら、自分の進む道を変えるのか?
電車に騒いでいる酔っ払いがいたら、隣の車両に移るのか?
違うでしょ?っていう話。

「mixi禁止」とか「Twitter禁止」というのは同じ発想。
「Webアクセスフィルタ」も同じ発想。
道具が悪いのではなく、その先にいる人が悪いのだ。
そして、大人になるまでの間に、そうした悪い人達をうまくかわす方法や、うまくあしらうコミュニケーション技術を身につけないと一人前の社会人にはなれない。

このニュースを読んで悲しくなったのが、これが高校の話だということ。
小学校ならいーと思う。禁止しても。中学だと微妙かな。
なんで?って、高校生はきちんと使い方を理解できるし善悪の分別がついている年齢だから。
逆に避けて通っちゃ駄目なんじゃん?って思う。

ブログや掲示板に個人情報を書き込むな、とか、こういうサイトはフィッシングだから注意せよ、とか言っても、小学生だと、全員は理解できないだろう。
だけど、高校生なら、ちゃんと説明すれば理解はできる。

毎日、鳩山さんが独白するTwitterを読む事は、社会の教科書を3回音読するよりも良い勉強になるのではないだろうか?
「本日、徳之島入りをします。今日という日は・・・」などという鬼気迫る雰囲気のつぶやきを読んだら、新聞を読まない、ニュースを見ない高校生も、徳之島に何しに行くんだろう?って、思うだろう。
(実際の鳩山さんのつぶやきは超つまらないのだが。。。)

著名な人のつぶやきを読むというのも、それはそれで面白いが、自分が発信する、ということの難しさと楽しさもわかると思う。

こうやって僕もメルマガを書いて10年以上になるが、発信するというのは、辛くもあり、楽しくもある。
それが、気軽に体験できるのが、Twitterだろう。

僕の場合、こーゆーメールは1通書くのに数日間かかる。
まず、題材を探す。
新聞を読んだり、ネットのニュースを読んだり。
本屋に行ったり、誰かと議論したり。

題材が決まったらネットで検索して、周辺情報を固める。
そして書き始める。
自分宛てにメールを書いては直し、書いては直しを何度か繰り返して、完成する。

次から次へとネタを探し続けるのはしんどい。
そんなメールに誰かからリアクションがあると嬉しい。

そんなシチメンドクサイ過程を負わなくてもツイッターはつぶやけばいい。
返信を求めないし、返信されても別に返さなくてもよい。
ひたすら、しゃべり続けてもよいし、一切書き込まなくても良い。
なので、気が楽。吟味しないで書き込める。

著名なあの人と、ブログ以上に気軽に簡単につながれる。
でも、その分だけ、つまらない発言も多い。
その人のファンであれば楽しめるのかもしれないが、「あーねむい。
だって昨日寝たの3時だもん。」とかって、書かれてもね。。。

気に入らないならフォローからはずせば良い。
それも自由だし簡単。

だらだら見ているだけで、フィーリングと言うか、話題の合う人が見つかる。
今までとは違った出会いなのかな。
出会いなんてそんな大げさなものではなく、気軽にちょっと会話を交わすだけ。

こないだホリエモンに「部屋の掃除をどうしているのか?」と聞いている人がいた。
したら、週2回、ダスキンさんに頼むのだそうだ。
その後、その人はダスキンのサービス内容とか金額とかを聞いていた。
ホリエモンはマメに答えていたけど最後は「詳しくはググってみてね。」
で、終わらせていた。

Twitter。
使いこなせたら面白そうだ。

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海に囲まれつつ日本が海洋国家にならなかった訳

僕は海が好きです。
舟も好きだし、潜るのも好き。
なんとなく、海を眺めているだけでも心が平穏になる。

ずっと以前からなんとなく考えていたことなのですが、日本は海に囲まれているのに海洋国家にはならなかったのは何故だろうか?という素朴な疑問がありました。
このところ、ヨット乗りの方の書いた本や、海難事故から生還された方々の書いた本を数冊読んでいる中で、なんとなくその理由がわかったような気がします。

ここでいう海洋国家というのは昭和の時代に造船大国と呼ばれていたのとは別の話です。
この国にとって黒船が日本に来るまで、太平洋の先は地の果てだった。

そもそもこの国の造船の考え方は外洋に出ることを想定して作り始めたのは近現代からで、それまでは入江の中や沿岸での戦いを有利に進める為のもの、程度の話であった。(毛利水軍やもっと古くは雑賀の舟鉄砲などかな?)
遣唐使として日本海を渡ったとか、倭寇として朝鮮半島まで行ったとかが、せいぜいで、その先の新天地を目指すという発想自体はあまりなかった。

なんで?

中世ヨーロッパでは大きな帆船を造り、外洋を目指した。
ジパングなんていう言葉がまだ伝わっていない頃から、アフリカ沿岸各所に拠点を作り、少しずつ遠くの海を目指して冒険していた。
いわゆる、大航海時代だ。
見知らぬ土地の特産物を持ち帰ると巨万の富が得られたらしい。

当時の日本人も、同じように中国沿岸に拠点を作りつつ、ベトナムなどの東南アジアに足を延ばすことは考えなかったのだろうか?
マレーシアをまわってインドに辿り着いていたら、日本の歴史は変わっていただろう。

日本人は冒険心がなかった?
日本人は技術力が足りなかった?
日本人は海が嫌いだった?
んーー。どれも違うような気がする。

なるほど、と思ったのは、あるヨットマンの言葉。
「地中海は池であり、大西洋は川である。そして太平洋が海だ。」というものであり、その感覚がヨーロッパの人々の感覚でもあるようだ。

池であれば、初心者もヨットの練習はしやすい。
そこは池のようにおだやかな地中海。
操船技術を覚えながら、ぽかぽか陽気の地中海の島々を巡ることができる。
想像するだけで、楽しそうだ。

ある程度、操船技術が上達したら、大西洋に挑戦する。
大西洋はアフリカ大陸とアメリカ大陸の隙間にある細長い海である。
太古、地球には一つの大陸しかなかった頃、大陸に大きな裂け目ができた。
それが今の大西洋である。

大西洋でヨットが転覆沈没し、救命ボートで漂流し、生還したスティーブンキャラハン氏の漂流記が翻訳されている。
その本によると、キャラハン氏は、相当なサバイバル知識と強靭な精神力を持っていたとはいえ、漂流中に10回近く船を見かけ75日後には陸地が見えるところまで流れ着いている。
そして、その翌日、漂流76日目に漁船に救助された。

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一方、太平洋での遭難は孤独なものが多く、かつ、生存者も少ない。
外洋ヨットレースに参加して、天候の悪化が原因で転覆、沈没した「たか号」から生還した佐野さんの記録は壮絶だ。
転覆した時点で緊急避難用のゴムボートに乗り込んだのは6名。
27日後、生還したのは、佐野さんただ一人。
生死を分けたのは必ずしも地形だけではないが、大西洋の遭難とは難易度が違うことは明らかだ。

たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い (新潮文庫)

新島から流されたダイバーは銚子沖東南東63kmの地点で奇跡的にマグロ漁船に発見され救出された。
彼は230kmを3日間漂流していたのだが、この地点を通過してしまったら、恐らく船も通らない沖合いに潮と共に流され、発見されなかっただろうと言われている。(彼へのインタビュー記録では精神の均衡を保ちながら漂流を続けることの困難さが良くわかる。話が脱線。)

ダイバー漂流 極限の230キロ (新潮OH!文庫)
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キャラハン氏の例でも明らかなように、大西洋では流されていても、陸地や航路に辿り着く可能性は太平洋に比べたら圧倒的に高いのだ。
ヨーロッパからアフリカ各地へは、大航海時代からの航路があり、新大陸であるアメリカ大陸へもヨーロッパからは各種の船便が出ている。
中南米やカリブ海への航路もあれば、喜望峰を回る航路もある。

それに引き替え、太平洋での航路は少ないため、漂流者が航路にさしかかる可能性も圧倒的に低い。
また、太平洋は、ただ流され続けて数週間以内に陸地に辿り着く可能性は、ほぼ皆無に近い。

地形の問題だけでなく、天候も大きく違う。
地中海の夏は10日中、10日は晴れて穏やかな天気らしい。(いぃなー。)
それに引き替え、日本周辺では海況が良いのは3日に1日とか、5日に1日とかと言われている。
平均気温や水温が最も高い夏から秋にかけても、台風が多数発生し、海況は決して良いとは言えない。

言ってみれば、太平洋は上級者にだけクルーズが許される、難易度の高い海なのだ。
そんな海で最初から練習せざるを得ないとなると、命を落とす確率がはるかに増す。言ってみれば、練習が練習にならない。いきなり本番だ。
沿岸や入江だけでは、外洋航海の経験値はなかなか増えないのだからつらい。
しかし、いざ、外洋に出ると過酷な太平洋が待っている。

スキーの初心者をいきなり上級者コースで来る日も来る日も練習させるのと同じだろう。
泳げない人を、急流の川に放り込むのと同じようなものかもしれない。
そら、へこむし、つらいわな。

っつーことで、日本は海洋国家にはなり得なかったのではないか?と思うのでした。
でも、やっぱ僕は外洋クルーザーで南の島に行くのは夢だったりしますねー。

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週3日しか働かないということ

連休初日が急なアクシデントによって予定が中止になったこともあり連休が暇になってしまった。
なもんで、ぽけらーっと、休日についてあれこれ考えました。

さて、「ワークシェアリング」という言葉はご存じかと思います。
これって実現できたら、、、などという声が多い割には、一向に話は前に進まないですねー。
実際問題、例えばの話、自分の会社が明日から勤務時間を半分にして、その分、従業員を2倍に増やすなんて言う事ができるのか?という話。

そりゃ、無理っしょ。
採用にかける費用は誰が負担するの?
誰が採用した人を教育するの?
勤務時間が半分になった人達の給料は本当に半分でいいの?
いろんな問題が山積み。

でもね、最初の一歩として打つべき手は、週休3日制を導入することなのかなー?と思います。
まずは政府が週休3日制を宣言して、例えば、2010年には週休4日制にする!と宣言する。

すると、どうなるか?

3日目の休日は、月曜を休みにするのか水曜日を休みにするのか?等、意見は分かれるところかもしれないけど、そんなのはどーでもよい。
休みにすることで、個人の労働時間の全体量は減る。
かつて、この国が週休2日制を導入した時のように。

でも、会社の中には、減らせない業務が山ほどある。
週休2日になった時、そういう業務はどうやって回してきたかというと、1人でやっていたのを1.2人とか1.4人とかで回してきたわけだ。

これが一番現実的で、手っ取り早いワークシェアリング。

学校などはどうなる?どうする?
会社は週休3日とか4日にするが、学校は週休2日のままか、むしろ週休1日に戻す。
仕事と学業は別なのだー。わはは。(子供の敵。)

ただし、学校の先生は今まで一人が週に5日間を担当していた訳だが、それが4日とか3日しか担当しなくなる。
すると、教師が足りなくなる。

ならば、雇えばよい。

3日と2日、2交代制の担任。
月~水までの担任と、木金の担任。
生徒は、よりたくさんの大人と接する機会ができるし、教師の負担も減る。
ワークシェアリングって、こーゆーのでしょ?

ところでこの国が週休1日制から2日制に移行した時、企業は効率化と経済の成長を元に、その1日分を吸収した。
よって、大きな賃金削減は行われなかった。

しかし、時代が違う。
週休3日、4日制を実施するとなると、当然、収入減につながる。
これは致し方ない。

総収入の30%カットなどが各企業で実施される。
しかし、同様に勤務時間も30%オフされることにより、双方の選択肢は増えることとなるだろう。

時短を強制する代わりに企業は従業員に対して、兼業の自由を認める。
(休みの日は好きに稼いでくださーい。)
空いた2日間とか3日間を使って、例えばさっきの例でいうところの教師という職業を選択しても良い。
大学で教職課程を修習して、教員免許を持っていながら、まったく別の業務についている人って多いだろう。

空いた2日間とか3日間を使って、農業法人に勤めても良い。
郊外の農地で畑を耕すサラリーマン。
1人月の給与は支払えないが、半人月の給与なら支払えるという零細規模の農家でも、労働需要が掘り起こされるかもしれない。
また逆に、フルタイムで農業をやりたいとは思わないが、週に2日間だけなら、そんな仕事も良いな、と思う若者もいるかもしれない。

同様に空いた2日間とか3日間を使って、漁業をやってみる?
フルタイムだと不漁続きだと喰えなくなる恐れがあって踏み切れないが、生活の最低保障部分は他の3日間で働いて、残った時間をタイムシェアリングすることで漁業を務める、とか。
人生を豊かにするために、第二の職業を選ぶこともできる。

もちろん、そんな片手間で一人前にはなれねーよ、という声もあるだろう。
でも、後継者がいない漁業を続けるのと、週の半分以下の時間でも、若い人が集まる漁業はどちらが良いのだろう?

転職してスキルチェンジしたいと思っている人は、まずは空き時間からスタートしてみればよい。
完全に転職する前に、その業界を内側から見ることができる。

空いた時間をお金に換えるのではなく、自分で消費しても良い。
働き過ぎと言われている日本人は、もっとたくさんの時間を趣味に費やしても良いのかもしれない。
(その場合は今の7割の収入で生活せねばならんけどね。)

生活をダウンサイジングして、高級ホテルではなく、キャンプの旅を楽しめばお金をかけずに贅沢な時間が使えるかもしれない。
仕事の合間に年に一回取れた5日間の休みでヨーロッパを駆け足で回るのと、1ヶ月間まとめて休んで日本一周オートキャンプの旅に出る、なんていうこともできるだろう。(金はなくとも時間がある)

夜景を眺めながらの高級ディナーの回数を減らしてダッチオーブンで作った焼きたてのパンを食べてみたらどうだろうか?
(金はなくても、手間かける。)

父親の生涯のうち、子供と一緒に過ごしてあげるべき年月は短い。
子供が父親を認識するのが、物心ついた1~2歳の頃からだろうか?
コミュニケーションが取れるようになるのは3歳頃からかな?
その後、子供の歳が思春期を過ぎると、双方に子離れ親離れが必要になる。
コミュニケーションが取れ始めて、子供が親離れするまでの期間は、わずか10年余りしかないことになる。

その10年間は今よりもっと家族に時間を割いても良いのかもしれない。
実際には働き盛りの頃と年齢が重複するので、その年代のフルタイム労働者としては、充分に時間を割くことは難しいかもしれない。

でも、週休4日制が施行されたなら、子供が小学生の頃の6年間程度は子供と過ごす時間を増やしてもよいと思う人が増えるかもしれない。
小学生の頃であれば、勉強も教えられるだろう。
(中学、高校は無理ですが。。。(笑))
子供も喜んで一緒に遊んでくれる。
(中学高校と進むと徐々に遊んでくれなくなるだろう。段々と小遣いが欲しい時しか、話しかけてこなくなるかもしれない。。。(笑))

さて、現実的に収入が7割になって暮らせるのだろうか?
というか、実際に全家庭の所得が7割になるのだろうか?

今現在も、所得格差は広がっている。
週休3日制、4日制の実施は、高賃金層には所得の圧縮を、低賃金層にはあまり影響を及ぼさないものだと思われる。
むしろ、低賃金層には職業機会を増やす政策になると考えている。

そう考えると、高賃金高消費家庭にとっては厳しい政策かもしれない。
低賃金低消費家庭にとっては、職業機会が増えるだけ得になるだろう。
高賃金ではない、言い方を変えると、労働者ではないいわゆる本当のお金持ち家庭にとっては、これまで同様、投資活動による収益機会は変わらないだろう。
生き方が多様化し、労働流動性も高まる分、ビジネスチャンスも増えるかもしれない。

しかし、一人当たりの労働時間が減る分だけ多くの従業員を雇わねばならないので、雇用人数が増える分だけ固定的なコストが増える。
逆に、雇用人数が増す分だけ、一人の人間に負うリスクは減るので、一概に悪いとはいえないかもしれない。

ということで「ワークシェアリングを実現するんだー」等と大上段で構えるのではなく、週休4日制を導入すれば、結果的にワークシェアリングは実現できると思うのでした。
(連休中にポケラーっと考えたこと、でした。机上の空論かな?)

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生き残る為にいじめる

Date: Fri, 15 Dec 2006 00:31:20 +0900

最近、盛んにテレビなどでは「いじめ問題」なるものを取り上げています。
誰かをいじめたこと、あるいは、誰かにいじめられたことって、あります?

私はどちらもあります。(どちらも無いという人は稀ではないかと思うが)小学校3年生の頃に、東京の杉並区から埼玉の大井町(現ふじみの市)に引っ越してきたのですが、転校生なんて格好のいじめのターゲットです。
おまけに私は極端に歯並びが悪かった(出っ歯だった)のでなおさら。
毎日学校に行くのが嫌だったのを覚えています。(いまだにあだ名はビーバーです。)

いつの頃からか、いじめられないようになり、逆に皆と一緒になって他の子をいじめるようなこともありました。
ま、特定の誰か、というよりも、あの子いじめて明日はこっちの子、というような按配ですが。

そもそも論として、文部科学省や教育委員会が言うように、「いじめ」って、無くすことが可能なのでしょうか?

さかな君がこないだテレビで言っていましたが(さかな君って、TVチャンピオンの魚通選手権3連覇の人です)魚の世界でもいじめは存在するとか。
グレ(メジナ)かなんかを水槽に入れておくと、いじめられる奴が出てくる。
いじめられているグレを他の水槽に移してしばらくすると、その水槽でも、いじめが発生するらしい。(2:8の原理の話に似ていますが。)
結局、いじめられっ子の集団の中でも「いじめ」は発生するらしい。

思うに、いじめって、生き物の本能なのかな?と。
本来、強い者が生き残り、弱い者が淘汰されていくというのが生き物の世界のルールであり、だからこそ、強い者が生き残り、種が保存されていく。
種の間でも同じことがあって、弱い種が淘汰されていく。

そう考えると、いじめってなくならないのでは?と、思うのです。
(人間だけ、特別な生き物であれば別ですが。。。)

問題なのは「いじめが存在する」ことではなく、「いじめかた」の問題だと私は思うのです。
昔は学年を超えて遊ぶ子供も多く、その中にはジャイアンのような子もいて、スネオみたいな子もいた。
もちろん、のび太のような子もいて、そんな子はいじめられていた。(でも、現実世界にはドラえもんはいないし、浦見魔太郎のような魔術?も使えないのだった。エコエコアザラク。。。)

ドラえもんはいなくても、誰かがかばうこともあったし、陰湿ないじめ方は皆から嫌がられた。
それが今では、よってたかって陰湿な方法でいじめたりする。

私は中学、高校とぐれていた?のですが、高校を卒業して何年かして母校に遊びに行った時の会話を思い出します。
その時に当時の担任が言っていたのは「お前らの頃は良かったよ。悪そうな奴があからさまに悪いことをしていた。今では普通に見える秀才が影で何をしているかわからない。」と。

「いじめを根絶」なんて、しようとするから、水面下に潜ってしまうのです。
ばれないように、より、陰湿になっていくわけで。(「暴力反対」なんてやるから、子供同士殴り合いの喧嘩なんてなくなった。でも、その代わりに人を殴った経験がないから死ぬまで殴ってしまう大人が増えた。それとはちょっと違う話か。。。)

もっと、明るくいじめましょうよ。
「やーい、お前なんか嫌いだー、あっかんべー」でいいと思うのです。
「そんなこと言っちゃいけない」なんて言うから見えない所でやり始める。
見えない所でやるから、陰湿にもなるし、いじめられている方もたまらない。
だって、人知れずいじめられているのですから逃げ場もない。

「いじめはなくならない」という立場に立って考えないと本質は解決しないと思うのです。

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日本の地価はもう上がらない

Date: Mon, 17 Oct 2005 07:53:51 +0900

最近、街を歩いていると「テナント募集」とか「空部屋あります」の看板をよく見るような気がします。

調べて見ると2005年現在、660万戸の住宅が空家になっているそうな。
全国の世帯数から計算すると、なんと9軒に1軒が空家なのです。(不景気だから?いやいや、そんな簡単な話では、なさそうです。)

それなのに、新聞などでも報道されているとおり(というか、新聞の広告をみると、そんな状況は一目瞭然)新築マンションラッシュですね。
片や大量に在庫が余り、片や新築物件を大量に着工し供給している。

バブル後の「失われた10年」と言われている時期に企業や工場の倒産などで土地の持ち主が変わってきている。
なかでも工場の閉鎖や海外への移転などの動きでまとまった土地が売りに出される機会が増えている。
こういった土地が以前の1/3とか、場所によっては1/10といった値段で売りに出されることによって、マンションなどの大規模開発がしやすい環境が整ってきているのだ。

首都圏で言えば新築マンションの着工件数は、過去5年間ずっとバブル期の倍以上を推移している。(戸建て住宅も倍以上の数字なのだ。)
こりゃ、凄い供給量だ。(ま、開発業者も走りつづけないとならない経営構造があるのだが。)

その背景にあるのは、異常な低金利が続いていることが一つの原因だろう。
住宅等の多額の借り入れを伴うことが多い市場は低金利だと活性化される。

2000万円を25年返済で借りると、金利が2.5%なら月々89.720_だが、5.0%だと116.920_になる。
頭金なしでも9万円なら家賃より安いですよ、などというキャチフレーズが生まれるわけだ。
(以前のように7.5%程度の借り入れ金利で計算すると、147.800_の支払いになるのだから低金利時代は割安感がある。実際には金利以外にも、修繕費や固定資産税も加算せねば賃貸との比較にはならないし、2.5%の25年固定金利ではないだろうから、そうはいかないのだが。ま、そんな話は今回の話題とは別なので、いずれの機会に。。。)

それに加えて「以前の1/3の金額です」などと言われると、めちゃ安!って感じもする。(しかし以前のって、バブルの異常な高値と比べても何の意味もないのだが。)
だから、バブルの頃の倍ほどの供給量が、なんとか支えられているわけだ。

統計によると、2006年には日本の人口はピークを迎え、減少に転じる。
人口減では、当然、長期的に住宅需要は減るわけだが、その上、少子高齢化の社会では、住宅需要と共にオフィス需要も減っていく。
オフィスや工場などの需要もますます賃金や物価の安い海外へ移転していく。
インターネットの普及などでは企業活動も効率化が図られ、これまでのように大勢の人間がひとつの場所で仕事をする必要もなくなっていく。
挙句の果てに、あと数年すると団塊の世代は定年を迎えるし。
これによって、大幅に就業人口の低下が進んでいくわけだ。

これらを考えると「不動産デフレ」は、かなり長い期間に渡って続くということが、容易に考えられる。(人口減による長期的需要の低下&ここ数年の大量供給)
つまり、この国の地価が再び上がることはない!(んー場所にもよるかな。でも一部の超便利な土地以外は上がらない。)

家賃相場などのキャッシュフローを考えた金額が適正だとすると、一部の中古不動産市場を除いて適正価格と言えるものは少ない。(利回り計算をしてマイナスになるような金額が適正とは思えない)
それを考えると、今なお、割高な値段でとどまっている新築マンションは金利が反転したら暴落するだろう。(単純利回りでも赤字がほとんど)
異常な低金利で買い支えられている今でさえ、需要に陰りが見えてきているのだから、なおさらだ。

こんな状況でじゃんじゃんマンションやらビル建ててしまって、この国は本当に大丈夫なのだろうか?
今でさえ、9軒に1軒が空家だと言うのに、この調子で開発を続けていき、しかし不動産需要はドンドン減っていき、異常な低金利が終わった時、、、その時は、空恐ろしい状況が目に浮かぶのだ。。。

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なにやってんの?日本のプロ野球。

Date: Sat, 23 Oct 2004 01:44:23 +0900

なんだか日本のプロ野球界が揺れているようですね。
相次ぐオーナーの辞任。
その原因は獲得したい選手に対する金銭授受がきっかけとか。

でも、現金渡して、何で駄目なの?
だって、プロじゃないの?

プロはお金をもらってプレーするからプロなわけで。
プロになりたい選手に金を渡して何が悪い?

そのお金を受け取った選手が税務申告しなければ、それは悪いことですけど。
ちゃんと受け取ったことを申告して、税金を払えば日本の法律では全く問題ない。

それなのに、なんで、なんで、どうして悪いの?

高校生に多額の金を渡すと教育上、悪いの?
じゃー、若くして金を稼いでいる奴、たとえば芸能人なんかは、みんな人の道をはずしているの?

自分の実力で金を稼いでいるんだから何も問題はないはず。
教育上悪いとか、グレるとか、そんな暇なんてないって。
プロの世界はそんなに甘くない。
どうしても駄目、というなら、金は親に渡せばよいし。

それとも、金のない球団が選手獲得できなくなるから?
そんなものは共産主義者か、仲良しクラブの変な理屈。

金がないなら、そんな球団は淘汰されるべきです。
(金がないなら退場しなさい。)

金があってやる気のある会社はいくらでもある。
ソフトバンクしかり、ライブドアしかり、楽天しかり。

仲間内の仲良しクラブで球団全体を維持していこうとするから、そんな、わけわかんないルールを作ることになる。
そのへんにある、ごく普通の会社のように、自由に売却もでき、自由に市場参入もできる、欲しい社員(選手)には好きなだけの金を払う、そんなプロ野球界に早くならないと日本の野球はどんどん衰退していくと、思う。

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日本人の構造改革

Wed, 22 Oct 2003 03:07:03

今朝、出勤途中に民主党のマニュフェストをもらいました。
マニュフェスト、もう読みましたか?

道路公団改革、郵政公社の民営化、年金改革、地方財政の自立、教育制度改革。
少しずつ日本社会のひずみを解消しようという動きが出てきています。
ところで、日本社会のいびつな仕組みというのはいつ頃できたのでしょうか?

私は徳川幕府の300年間が今の日本人の根っこを作ったのではないかと思っています。(それとアメリカの占領統治とその教育制度ね。)
江戸幕府は士農工商という制度をこの国に作り、あらゆる観点からこの制度をうまく運営するための組織を作った。

戦国時代までの日本人は明るかった。
割と南国気質も強くあっけらかんとしていた。(と伝えられている。)
それが徳川300年を境に国民の大多数は考えることをやめ、日々に埋没していく。
決められた士農工商という名のカーストの中で決められた場所で決められた仕事をして生きていく。

徳川幕府の根本的構想のひとつに「幕府の許可無き事は禁止」というのがあった。
(と私は思う。)
この国ではあらゆることは原則禁止なのだ。
街道を旅するには関所札が必要だし(それも武士と商人のみ)階級によって髪形まで決められていた。

だからだかどうだか、今でも日本の法律の考え方は世界に類を見ないものが多い。
何ヶ月か前に日本の民法の考えがおかしいという話をここに書いたが、道路交通法然り。
道路は走ってはいけないもの?から考えがスタートして許可を取った者は自動車などで走ってもよい。ただし制限速度の表示のとおりに。表示がなければ無制限?
もちろん違います。車種によってあらかじめ制限速度が決められており表示がなければ車種ごとの上限を守り通行する。

車検制度?車の整備くらい国家権力にあれこれ言われなくても自分の身は自分で守るべきでしょ?
許認可制度?弁当屋ひとつ開くのにどれだけの許可が要るでしょう?
診療所を一つ開くなんていったら分厚い本一冊分の許可申請が必要になる。

もっとわかりやすいところでいえば看板ひとつとってもそう。
華厳の滝などの景勝地でよく見かける「立ち入り禁止」の看板。
あれが「私有地のため立ち入り禁止」なのならわかるのだが、「そっから先に行くと危ないよ」という意味で書かれていたりする。
アメリカあたりだと「ここから先は自分の責任で・・・」と書かれていたりするのを見たことがあるしカンボジアならただ単に「地雷原」と書いてあったりするが。

人は生まれながらにして自由であるはず。
少なくとも民権国家に暮らす人はそうであるはず。

しかし、この国の国民はいつの頃からか、自らの行動を他人に指示してもらうことに慣れてしまった。
何かをはじめようとするとき、「それって、やっていいの?」なんて考えるのはもう辞めにしましょう。

 

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