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<大戦略>リアル戦争シュミレーター

いわゆるシュミレーションゲームというやつです
久しぶりにやってみたら、これが進化していてなかなか面白かった。


今までは目を三角にして一所懸命各マップを戦っていましたが、最近は自動モードで戦闘させ戦争シュミレーションみたいにしてただ眺めて楽しんでいます。
自動でシュミレートさせるにはスタート後、ユーザー設定で自国を<USER>から<COM>に変更するだけです。

簡単に世界地図で各国の戦争を眺めてみることができます。


もちろん現実の兵器が公称値(装弾数や武器スペック)まで再現されており、季節、天候はもちろん、各戦闘においては相互の地形差等も考慮されています。

こちらのスクリーンショットは日本周辺に配備されてした兵器の一覧です。
この画面は自動で配置したものですが、もちろん自分で自由に配置することが可能です。


下図は、シュミレーション開始直後の状況です。
青色の部隊が日本です。


こちらの写真は、開戦数年後のものです。
日本列島は完全に他国に蹂躙されてしまっています。(赤色は米国)涙



同盟設定も自由に変えられるので、現実に近い設定をしてみました。

同盟関係
日本=アメリカ
中国=香港

協定関係(相互不可侵)
日本、米、豪、印、インドネシア
中国、ロシア、香港

戦略方針は米中露の3か国だけは侵攻重視。
その他の国は防御重視もしくは均衡型に設定。
あとは、初期軍備や国庫金の設定を直して、再度シュミレーション。(日本は防御的な武器ばかりを配備)

ユーザー設定で自国を<USER>から<COM>に変更すると自動で動作しますが、自分のターンでまだ意思決定していない残りの部隊がある場合は「ターン委任」を押すと、残りを自動実行してくれます。

さて、結果はいかに?
みなさんも色々やってみてください。





この記事で書いたものは「WW II 太平洋戦争」というマップを使ったものです。
実際にはマップに補給線なども設定されているので、同盟設定を変更して試すなら他のマップの方がよいかもしれません。
あるいは、別途マップエディターがあるので、それで支配領域や地形まで書き換えちゃえば完璧ですが。

収録されているマップでも作り込まれているものはかなりあります。
例えば、現在の自衛隊の配備状況にかなり近い状態を再現しているものもあったりして面白いです。
Map名:専守防衛



※たまたま見かけた解説動画です。
https://youtu.be/DplyGpO22tQ

ぼく自身は、キャンペーン版 大戦略II(1989年12月)から楽しんでいます。(笑)
(PCは Epson PC-286VEでした。)
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA


これって、
Mapが全世界と同じ広さになって、
作成できる部隊数やパラメーターが無制限になったら、

それはもはや、現実なのでは?
それは、ある瞬間に発生した偶然が重なったひとつの現実?
早く、AIバージョンでないかなぁ?




https://youtu.be/DplyGpO22tQ

Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA

 

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Chat GPT で変わる未来

人工知能(AI)サービスのChat GPT が巷で話題ですね。
使ってみました?

これまでのなんちゃってAIサービスと違って、人と会話しているような感覚でテキスト出力させることができるサービスです。

日を追うごとに、さまざまなインターフェイスと接続されてきており、入出力の形式は今後、ますます豊富になっていくでしょう。

単に、チャットで返答してくれるサービスなのに、今後の世界を変えてしまう可能性がある、と言われているのは何故でしょう?

それは、AIが既に人間社会のプロフェッショナルとも言えるレベルまで達していることが大きな要素と言えるでしょう。
実際にAIに医師試験やMBAの問題を入力すると、合格レベルの出力を一瞬で導き出してくれます。(間違いは日に日に減っている)
つまり、駆け出しの医者、駆け出しの弁護士、経営学修士の卒業生レベルの回答は瞬時に極々安価で提供されるようになったわけです。

医者のライバルとか弁護士のライバルが出現した、という意味ではありません。
すべての素人はAIを使うことで、医学部卒業生、弁護士資格合格者、経営学修士取得者と同等レベル程度の知識を活用することができるようになるわけです。

今はまだ、ベテランの経験知見には及びませんが、今後、ますますAIは経験値を上げていくでしょう。

また、そうした知識集約型ではない職業にもAIの出現は影響していきます。

例えば、商業用写真の写真家。
かっこよいWebページを作ろうと思ったら、センスの良い写真などを入手する必要があり、そこには著作権の壁があるので、有料サービスで画像などを入手するのが普通でした。
しかし、AIで画像出力が簡単にできるようになったので、素材写真の有料サービスは壊滅するでしょう。

美しい都市の夜景写真が欲しい。
右側に大きなビルを配置して、左側は川、対岸に東京タワーを配置して、、、と要望するだけで、会社紹介のトップページに使う美しい夜景画像が手に入ります。それも著作権フリー。

プログラミングなんかもAIの得意分野です。
SEの仕事はまだ今のAIにはできないけど、指示された内容を正確にコーディングすることはできてしまう。
(なので、今からプログラマーを目指しても幸薄いです。目指すならSEを目指しましょう!)

ブログの量産なども簡単です。
〇〇のテーマで、その商品の効能を説明した1000文字のブログを作って。 そのブログには、〇〇のアフィリエイトコードを〇箇所以上に埋め込んで。などと指示するだけ。

アフィリエイターは、目的のサイトが検索結果の上位に表示されるように、被リンクを多数自分のサイトに向けることをしてきました。
(検索エンジンは、多数のページが参照するページに重きを置くため。)

そのためには目的のサイトへのリンクを張った膨大な数のHPをUpしていましたが、AIを使った自動ツールで量産させれば、数億枚のHPなども簡単に作れてしまいます。
そんなのがはびこったら、検索エンジンは混乱しますね。
(今あるNet上の情報が、AIによる焼き直しで、短時間で数倍、数十倍の量に膨れ上がる)

しばらくは、世の中が混乱する原因ともなるように思います。
これまで蓄積された玉石混交のネットデータが、より飛躍的に物量を増し、より魑魅魍魎な文章が増えることも予想されます。

マスコミでは「このAIをどのように教育に活用していくか?」なんて言っている番組もありますが、そういう話ではないのです。
AIの出現によって、教育の根本を見直す必要があるのです。

単に知識詰込み型の教育は、すでにGoogleがぶっ壊しています。
カンニングが禁止という特殊な状況下の学校社会だからこそ、知識の量を競う試験で優劣がつけられますが、一度社会に出たら、あらゆる仕事を進める上でカンニングは自由。
仕事の企画書を作るのに、Googleでも国会図書館(死語?)でも、何でも使ってよいわけです。

ChatGPTに代表されるAIの出現によって、すべての素人のレベルをプロレベルまで引き上げることが可能になり、その結果、プロに求められるものも変わってくるでしょう。

もし、学校教育が社会に出るための準備期間だと考えるなら、教育の根本を見直す必要があるのは言うまでもありません。

医者の世界でも、症状から診断して薬を処方する、なんていう一連の業務は、今後はAIがやるようになっていくでしょう。
また、レントゲン写真から人間では発見するのが困難な病変を探り出し病気をいち早く発見する、などというのもAIが得意な分野です。

人間が担当するのは、物理的な手術であったり、新しい治療法の開発などの高度な技術分野だけになっていくかもしれません。


社会システムが進歩すると人間は劣化します。

自動車が普及して、人は歩かなくなった。
天気予報が普及して、天気図を読めなくなった。
ワープロが普及して、漢字が書けなくなった。
カーナビが普及して、道を覚えなくなった。

さて、AIが普及して、何がどうなるのでしょう。
考えるだけで、楽しくも恐ろしい未来が見えてきます。



 

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インターネットが変えたもの

Thu, 20 Jul 2006 02:33:50 +0900

今日は最近巷でよく言われている、インターネットが世界を変えている、という話について。

インターネットによって世の中の仕組みが変わりつつあると言われていますが、それって具体的にどういうことなのでしょう?
(「Web2.0」とか「ボーダレスになった」とか。。。)

実際、何がどう変わったのでしょう?
最も変わったのは、私は「情報の流動性」だと思います。

それって、どーゆー意味?
それによって、最も影響を受けているのは誰なの?

最も影響を受けているのは、様々な分野における「一部の専門家達」だと思います。

世の中の「専門家」と言われている人は、どういうところが専門家なのでしょう?
専門家というのは、「ある特定の分野について深い知識や情報を持っており、それを経験に基づき実経済の中で活用できる人」だと思います。

具体的には不動産会社であれば、最近どこの土地がいくらで売買されたかの情報を持っている、とか、どんな文言を使った広告だとどういう客層をつかみやすい、とかの情報を持ち、かつ、有効活用できる人が専門家なのでしょう。

税理士であれば、どんな税法があり、どんな時にどのような措置は合法での節税となり、どんな措置は脱税になってしまうのか?を知っていたりすることとか。(もちろん、それだけではありませんが。)

これら専門家の業務は、情報の切り売りで成り立っている人が少なくない。(経験の浅いプロほどこの傾向が強い。)

もちろん、それらの情報に独自の付加価値をつけて業務を遂行している専門家もたくさんいる。(本来の専門家)
そのような専門家はこれまでも仕事が減ってはいないし、今後も世の中に重宝される存在であり続けるでしょう。

しかし、情報の切り売りを中心にして、たいした付加価値を付けることなく仕事をしている人は、インターネットの出現により自らの業務が存亡の危機に立たされている。
電気製品の市場価格を調査して歩いていたマーケティングの人が「価格.com」に仕事が奪われたように。

多くの分野では専門家の裾野は広い。
もちろん、ピラミッドの頂点に近い人達は、高い専門性を持って業務を行なっているのだが、その裾野近くの人達は多くの場合「素人よりも多くの情報を持っている」というだけで、専門家として仕事をしていたりするのだ。(その業界やその会社に籍を置くだけで、情報は素人よりは、はるかにたくさん入ってくるわけで。。。)

インターネットの出現で情報の流動性が格段によくなってきた。
あらゆる分野の情報が、HPやブログ、DBなどにアップされ、共有されつつある。
今後もこの大きな流れは変わらないだろう。

そうすると、多くの"裾野"の方で仕事をしている専門家は廃業に追い込まれる可能性が高まる。
法律に関する情報やら、業界のしきたりまでもがGoogleで検索すればかなり高度な話まで検索結果として得ることができる。
後はそれをビジネスに活かせばよいわけだ。

そうすれば、中途半端な専門家は要らない。

証券会社や保険会社の外務員はそうした流れにもろに影響を受けている人達だろう。
終身保険の内容は、各保険会社とも同じような内容であり、その最大の違いは価格かもしれない。(あるいは、外務員の違いかもしれない。)
それなら、Webで保険会社の製品比較のページで見積もりを取ればよい。(外務員を呼ばなくても金額はわかるのだから。)

証券会社の外務員を呼ばなくても、ほとんどの株式や債権、ファンドなどはインターネット上で買えてしまう。
もちろん、それにまつわる様々なデータなどの情報と共に。(外務員が教えてくれる『あなただけへの情報』については、ここには含まないが、証券会社にとって、よっぽどの上客でない限り、その情報は『(皆に宣伝している)あなただけへの情報』である可能性が高い。)

「年収300万円時代」とも言われている、今後の日本社会。
生き残るには、中途半端な専門家を辞め、高度な専門家になる必要があるでしょう。

情報にいかに付加価値を付けるのか?
どんな付加価値が、消費者にとって有用なのか?
それらを考えて実現できる人。
そんな人が、求められる人、なのではないでしょうか。

ただ、人よりも多くの汗をかくだけでは、中国の大量生産と、真っ向から戦うようなもの。
中国の土俵で戦うのではなく、あなたの(私の?)土俵で戦わねば、あなたに(私に)勝ち目はないわけで。。。

我々はそうならない為に、一緒にがんばりましょう!

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