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つぶやいてますか?

遅ればせながら、私も最近、つぶやき始めました。
いわゆるツイッター(Twitter)ってゆー奴ですねー。
http://twitter.com/kimurahajime

毎日、鳩山首相のつぶやきを聞いています。
ホリエモンは、ほぼ毎日、一日中つぶやき続けています。
糸井重里はプップカプップカおならばかりしている。
蓮舫ちゃんは20日から始まる事業仕分けの準備をしている。

Twitter、なんだか、まだ、よく使い方がわかりません。
というか、人によっていろんな使い方があるみたい。
単に著名人の独り言を眺めていたり、ひたすら持論を演説したり。
閉じた仲間同士だけで盛り上がったり。楽しみ方もいろいろ。
企業によってはマーケティングに使ったりしているところもある。

そんな中、こんな記事を読みました。。。
http://www.j-cast.com/2010/05/06065900.html
福岡のこの高校では「mixiやtwitterの禁止」をしているとか。
こんなことをしているから、駄目だって言われちゃう。
禁止の理由はSNSでのトラブルがあったから、だそうな。
バカじゃなかろうか。
人が集まりゃ、トラブルは起きる。必ず。

そういう高校が存在する限り、この国は情報後進国であり続けるんだろうねー。

自動車がこの世に出現してしばらく経ったある日、交通事故が発生した。
自転車だったら、そんなにひどいことにならなかったのに、自動車だと大ケガになったり、死んでしまったりすることがわかった。
だから、自動車は禁止します、っていう話と同じかな?

ハサミという便利な道具が発明されたけど、指を切り落とした事故が発生したから、禁止します。

ストーブに触って火傷をした人がいたので全教室のストーブを金網で囲いました。

こうやって育つとアホな大人ができてしまうのではないだろうか?

どんな世界にも、いじめっ子はいるし、悪人はいる。
危ないモノも、そこかしこにあるのが、自然環境だ。

いい加減に、世界中からいじめっ子をなくすとか、世界中の悪人を刑務所送りにすることを断念したらどうだろうか?
全ての崖に柵を施し、立ち入り禁止の立て札を立てるのは止めよう。

どの職場にもいるんです。
いじめっ子は。
(金魚鉢の中にだって、いじめっ子はいる。)

職場にはそんなに極悪の人はいないかもしれませんが、街に出ればいるんです。極悪人が。
満員電車には、いるんです。きしょい人が。

そーゆーのから、完全隔離して育つのがよいのだろうか?
前から、極悪な顔をした人が、道に唾を吐きながら歩いて来たら、自分の進む道を変えるのか?
電車に騒いでいる酔っ払いがいたら、隣の車両に移るのか?
違うでしょ?っていう話。

「mixi禁止」とか「Twitter禁止」というのは同じ発想。
「Webアクセスフィルタ」も同じ発想。
道具が悪いのではなく、その先にいる人が悪いのだ。
そして、大人になるまでの間に、そうした悪い人達をうまくかわす方法や、うまくあしらうコミュニケーション技術を身につけないと一人前の社会人にはなれない。

このニュースを読んで悲しくなったのが、これが高校の話だということ。
小学校ならいーと思う。禁止しても。中学だと微妙かな。
なんで?って、高校生はきちんと使い方を理解できるし善悪の分別がついている年齢だから。
逆に避けて通っちゃ駄目なんじゃん?って思う。

ブログや掲示板に個人情報を書き込むな、とか、こういうサイトはフィッシングだから注意せよ、とか言っても、小学生だと、全員は理解できないだろう。
だけど、高校生なら、ちゃんと説明すれば理解はできる。

毎日、鳩山さんが独白するTwitterを読む事は、社会の教科書を3回音読するよりも良い勉強になるのではないだろうか?
「本日、徳之島入りをします。今日という日は・・・」などという鬼気迫る雰囲気のつぶやきを読んだら、新聞を読まない、ニュースを見ない高校生も、徳之島に何しに行くんだろう?って、思うだろう。
(実際の鳩山さんのつぶやきは超つまらないのだが。。。)

著名な人のつぶやきを読むというのも、それはそれで面白いが、自分が発信する、ということの難しさと楽しさもわかると思う。

こうやって僕もメルマガを書いて10年以上になるが、発信するというのは、辛くもあり、楽しくもある。
それが、気軽に体験できるのが、Twitterだろう。

僕の場合、こーゆーメールは1通書くのに数日間かかる。
まず、題材を探す。
新聞を読んだり、ネットのニュースを読んだり。
本屋に行ったり、誰かと議論したり。

題材が決まったらネットで検索して、周辺情報を固める。
そして書き始める。
自分宛てにメールを書いては直し、書いては直しを何度か繰り返して、完成する。

次から次へとネタを探し続けるのはしんどい。
そんなメールに誰かからリアクションがあると嬉しい。

そんなシチメンドクサイ過程を負わなくてもツイッターはつぶやけばいい。
返信を求めないし、返信されても別に返さなくてもよい。
ひたすら、しゃべり続けてもよいし、一切書き込まなくても良い。
なので、気が楽。吟味しないで書き込める。

著名なあの人と、ブログ以上に気軽に簡単につながれる。
でも、その分だけ、つまらない発言も多い。
その人のファンであれば楽しめるのかもしれないが、「あーねむい。
だって昨日寝たの3時だもん。」とかって、書かれてもね。。。

気に入らないならフォローからはずせば良い。
それも自由だし簡単。

だらだら見ているだけで、フィーリングと言うか、話題の合う人が見つかる。
今までとは違った出会いなのかな。
出会いなんてそんな大げさなものではなく、気軽にちょっと会話を交わすだけ。

こないだホリエモンに「部屋の掃除をどうしているのか?」と聞いている人がいた。
したら、週2回、ダスキンさんに頼むのだそうだ。
その後、その人はダスキンのサービス内容とか金額とかを聞いていた。
ホリエモンはマメに答えていたけど最後は「詳しくはググってみてね。」
で、終わらせていた。

Twitter。
使いこなせたら面白そうだ。

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予想は嘘よ

突然ですが、世の中のほとんどの予想は嘘である。
3次元に棲む僕らにとって、過去を知ることはできるが、未来を知る事はできない。大企業だってできない。誰もできない。
知ることができないから予想する。

未来は「予め想う(あらかじめおもう)」ことはできるが、予測する事はできない。
それを勘違いしている人がいかに多いことか?

あなたの会社にも予算計画があると思う。
ちょうど新年度を迎えた会社も多く「今年度予算は昨年度予算の10%Upを目指します!」とか、各社計画を立てている。

近年、この計画に対する縛りが益々厳しくなってきてはいないだろうか?
今日の話は「予算計画なんてクソ食らえ~」という話です。

さて、最近は予測しづらい世の中になってきていますね。
20世紀の日本は何度かの戦争があったにせよ、それ以外の時は割と安定的に成長してきました。
人口は増え市場は大きくなり、産業の進歩によって新たな需要が生まれ続けてきた。
自分の組織の次年度計画を立てる際、国や地域の成長と同じ位の成長率を見込んでおけば、多くの組織では大きく違うことはなかった。

しかし、21世紀のこの国では、人口は減り市場は萎み、年金問題や多額の国家負債に喘ぐ状態を想うと、更にネガティブに成らざるを得ない。
継続的、安定的な成長などは、困難極まりない話だ。
つまり、会社に対して「成長率」という言葉は、一律には使うことができなくなってきている。

市場とともに皆が成長するのではなく、新たに誕生する組織の数以上に滅んでいく組織がある。
なので、成長すると言うよりも、生き残ることが大切なのである。

さて、そんな中での次年度計画。
いつもの様に「昨年度の120%を目指す」何て事を言い続けている企業は、滅んでいく口かもしれないですね。
目標設定自体で滅ぶとか、生き残るとかと言うことはできないのですがその程度の時代認識では生き残っていくことは難しいだろうという意味です。

これからの組織で求められているのはいかに計画し、計画通りに経営を進めるのか?では、なくなってきている。
計画することによるデメリットが、大きく世の中に蔓延しているから。

お役所仕事の代名詞として、年度末の集中工事がよく言われる。
年度内に予算を使い切ってしまわないと、翌年の予算に影響する。
使い切らない予算は不要な予算と見做され、翌年度には削減対象とされるというものだ。

年度末に近いの営業会議で「幸い我々の課は予算を達成した。これ以上の売上の積上げは翌年度目標を引き上げることに繋がるので、今月以降の売上数字は、できるだけ翌年度に繰り越すように。。。」なんていう課長の訓示がある。

IRの観点やメインバンクの担当者からは、経営計画の大幅な上方修正は「経営者の計画管理能力の欠如と判断される可能性がある」なんていうことも聞く。

ある上場企業の例では「売上予算に対し下方修正がマイナス査定対象であることはもちろんだが、今年度からは、上ぶれ修正も130%を超えるとマイナス査定になる制度に変わった」という会社が実在する。

数ヶ月かけて、1年の予算計画を立てる会社もたくさんある。

バカじゃなかろうか。。。と思う。
今取れる売上を、今取らないで予算通りにすることが、立派な経営なのだろうか?
残しておいたその売上は、翌年度に本当に残っているのだろうか?

地道な営業努力がいつ花開くか?などは正確に予想できるものではない。
今取れるものを、今取らないでいつ取るのか?
明日には、その需要は、まず確実に残っていないのだから。

ただ、それぞれの組織に所属する人達にとって、上記の行動は自己保存の法則から見たら、正しい。
誰だって、評価されるための行動を取るのだ。
つまり、この社会の中で戦っていくルールがおかしいという話だ。

予定は未定である。
これは世の中の真理であり、予測することは不可能である。
では、どうするのか?

いかに計画通り進めるのか?ではなく、いかなる事態が起きたとしてもあらかじめ想定しておき、用意しておいた選択肢を実行していくか?が大事なのではないだろうか?
言い方を変えると「どんなカードを切るか」であり、「どんなカードを用意しておくか」という話が大事なのだと思うのだ。

「食い逃げされてもバイトは雇うな」の著者(山田真哉氏)は言う。
天才CFOの作った緻密な計画よりも、グラビアアイドルの戦略の方が優位性が高い、と。

天才CFOの過去分析と自社分析、社会経済の未来予測に基づく経営計画を忠実に実行することは、変化の激しい現代においては困難である。
むしろ、グラビアアイドルとしてデビューして、その後も競争の激しい芸能界で生き残っている彼女達に学ぶべきであると。

彼女達はグラビアアイドルとしてデビューした後、見た目の話だけではなく、話術であるとか、演技だとか、歌であるとか、楽器だとか、自分の長所を伸ばす努力をする。

そして新しい若いアイドルにその座を奪われても、いつの間にか司会業に転身していたり、気象予報士になっていたり、自分の居場所を作って生き残っていく。

組織も同じで「何を切る?」の選択肢となるカードをいかに増やすか?
が、重要課題になるというのだ。
まったくもって、その通りだと思う。

さびれた商店街の文房具屋。
昔は店の前でワゴンセールをすると売上が増えたのだが、最近は店の前を通る人すらいない。

必要なのは予算計画ではなく、インターネット販売かもしれないし、郊外の国道沿いに出店予定のショッピングモールへ出店することなのかもしれないし、文房具問屋の在庫処分品を発展途上国に売り込むことなのかもしれない。

いずれにせよ、カードを増やし、次の手を打つ必要がある。

カードを増やすと言うだけでは、会社の指針にならないのではないか?
という意見もあるだろう。
ま、それもそうです。おっしゃるとおり。

では、脱予算経営をしている会社はどのような基準で見ているのだろうか?
スウェーデンの銀行やフランスの化学メーカー等では予算経営をやめて、KPIなどの新たな基準を設定して企業経営をしている。
(KPI=Key Performance Indications=目標に向けての達成度合いを 定量的に示したもの。)

具体的には「売上高」とか「利益率」でみるのではなく、「在庫水準」「品切れ率」「解約件数」「顧客訪問件数」「従業員離職率」などの数値を定期的に取得し、プロセスの進捗管理をしていくという方法だ。
絶対的な予算目標とは違い、これらの数値を同業他社と比較したり、市場や社会の変化に応じて、対応していくために活用していくわけだ。

IR情報を目を皿にして読んでいる投資家の方。
投資家の動向が気になる上場企業の経営者の方。
顧客企業へ融資の可否を決める金融機関の方。

見るべきは予定通りか否か?ではなく、何をしようとしているか?
どれだけカードを持っているのか?だと思うのです。

一緒にこの生きづらい時代を生き抜きましょう。

参考文献(昔のベストセラーね)
「さおだけ屋はなぜつぶれないのか?」
「食い逃げされてもバイトは雇うな」
「食い逃げされてもバイトは雇うな、なんて大間違い」
山田真哉著
上記3部作は「さおだけ屋」が1巻で、3冊続きの連続ものです。
僕的には3冊目の「なんて大間違い」が最も面白かったですね。
数字との付き合い方から、数字をうまく取り入れた説得力のある話し方、それに、今回みたいな話まで、幅広く楽しめる本です。

是非どうぞ。

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食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)

真実と正義

最近、ある人の本を続けて何冊か読んでいます。
それは村田信一という報道カメラマンの本。
取材っていろんな手法があるし、その人その人の得意不得意もあって千差万別。
ただ、この人の本は僕にとっては新鮮だった。

何が新鮮か?って言うと、地に足がついた報道と言うか、目線が非常に現地の庶民に近いと思うのだ。
いわゆる報道と言うとその国の政府の見解とか、戦争報道なら軍の発表に頼る部分がすごく大きく、そんな国目線での報道がほとんど。
しかし、村田さんは地に足が着いている。
その国で暮らす庶民がどう思っているか?をある側面から切り取った取材が多いと思うのだ。

分野としては戦争報道が多いのだけど、レバノンでも、チェチェンでも、ソマリアでも、軍の広報からの情報なんていうプロパガンダでこねくりあげた情報などは一切取り上げず、実際に自分の目で見て耳で聞いたことを報じている。
だから、断片的ではあるのだが、一つひとつのリアリティーが凄まじい。

また、日本の一般的な報道は欧米からの視点で成り立っているが、村田氏は、あくまで地元の人々の視点での報道をしている。
(地元の人は必ずしも、欧米各国と同じ主張ではないかもしれない訳で。)
なので、日本の一般的なTVニュースや新聞を見慣れた人には違和感があるかもしれない。

それは、取材方法の違いによるところが大きいだろう。
例えば、ソマリア内戦への国連平和維持軍駐留の報道についても、TVでは現地中継と言っても、ナイロビからの報道が多かったのだが、ナイロビでどれだけの情報収集ができるのだろうか?
(ちなみにソマリアの首都はモガデシュ、ナイロビは隣国ケニアの首都。)
当然、国連平和維持軍の報道官からの情報やケニア政府、ソマリア政府の出先機関の情報がほとんどを占めることになる。

村田氏の取材は、まず、現地に行く。これに徹底している。
公式情報で「現地には入れない。」と言われようと、現地に行く。
でないと、現地に住む人々が何を思い、何を見ているか?という、取材にはならないからだ。
その為には当然リスクを負うことにもなるが、本当は何が起きているのか?
に肉薄することができる。

ロシア軍が支配するチェチェンでは、直接入国はできず、お隣のダゲスタン共和国から陸路での入国を目指す。
当時、ジャーナリストに対してナーバスなロシア軍(ロシア軍の人権侵害についての報道が多かった)から身を隠す為にダゲスタンにいるチェチェン人の民家を転々としながら国境を越える。
チェチェン人の案内人(イスラム義勇軍兵士?)と一緒に夜の暗闇に紛れて山を越え昼間は民家で体を休める毎日が続く。

無事、チェチェンに入国を果たし、シャトイという村でその村の行政長と知り合う。
彼の手引きで、首都グロズヌイへようやく辿り着く。

その後、グロズヌイの潜入取材の後、ロシア軍の虐殺があったといわれる村へその真実を見るために向かう。
途中、路線バスの後部座席に堆く積まれた地元おばちゃん達(行商かな?)
の荷物の下に隠れて無事検問を突破するなんていうエピソードもあった。
勿論、おばちゃん達の全面的な協力があったことは言うまでもない。

言葉も通じないのにここまで周りが協力してくれる人間関係を築けるというのは村田氏の特技だろう。

これは、1996年04月の話だ。
その年の暮に、チェチェンは終戦を迎えている。
戦争についての一般論では、終戦間際というのが最も激しい戦闘がある。
ちょうどその時期の市民の目線での日本語での報道は殆ど他に類を見ない。

戦争ではないが、エボラ出血熱が大流行したザイールの取材では。。。
コンゴ共和国がまだザイールと言われていた頃、キクィトという小さな村では全身から血を噴き出し死ぬという奇病で、日に数人が亡くなっていた。
直接ザイールには入れないため、一旦隣のコンゴ民主主義共和国の首都であるプラザビルに飛ぶ。ここからは車と船を使ってザイールへ向かう。

国境ではカメラ機材リストのついた大使の紹介状を持っているにも拘らず荷物チェックに金を要求される。ここはUS$5で突破するものの、あちこちの部署をたらい回しにされつつ国境のビルを出た時にはUS$70が消えていた、と書かれている。
ようやくザイールの首都キンシャサに到着。
日本大使館では何も情報は得られず、赤十字へ。
日々変わるリアルタイム情報を得つつ、情報省の許可証がないとキクィトで取材ができないことを知る。
許可証を手に入れキクィトをお訪れ取材を進めていく。

まさに事件が起きているキクィトという村にはジャーナリストはほとんどいない。皆、逃げ帰ったのだ。
そこにいたのはオーストラリア人のジョン氏とカナダのテレビクルー4名だけ。
世界中で報道されているキクィトの村には、ジャーナリストは実際にはわずか6人しかいなかったのだ。
エボラ流行の渦中の村で、村田氏が見たものは。。。
(こちらについてもその先の取材内容については本を読んでね)

これが本当の取材なのだろうけど、新聞記者やテレビスタッフが皆がこれをやろうとしたら、命がいくつあっても足りない。
それに自社の社員を社命でこのような手法を取らせるわけにはいかない。
高確率で殉職するだろう。(村田氏はフリー。)

だから、すべてのジャーナリストに同じことをやれ、とは言わないけど、こーゆー手法の取材記事も一つの事象を一面的に見ないためにも知ることが必要なのだと思うし、
それを読むことで、一つの事象を多面的に見ることができるようになる。

徹底した現地主義というのは彼がカメラマンだからかもしれない。
記者なら現地の新聞や政府機関などの発表を伝聞で聞いても記事が書ける。
しかし、カメラマンはそれでは仕事にならない。

超望遠レンズで、遠く離れた街が燃え上がる風景を撮ったとしてもあまり意味がない。
TVクルーも同様のはずなのだが、政府軍や国連軍、関係機関が様々な映像を提供してくれるし、政府軍引率の報道撮影ツアーが催される場合もある。
(こーゆーツアーには、日本のカメラマンも多数、同行している。)
当然、主催する側の都合の悪いところには行かないし、見せない。

政府が情報提供した典型例は、イラク戦争の時のミサイル映像がそうだ。
全世界の報道機関がこれに飛びつき、アメリカの軍需産業のセールスマン役を買って出た。
あんなもんは、まったくもって、報道ではない。
少なくとも、テロリスト集団に着弾するところは映っていないし、着弾点のすぐそばの学校で学ぶ子供たちの姿も見えないのだから。

逆の立場も然りである。
村田氏は湾岸戦争当時、イラク政府が誤爆で破壊された病院や学校の写真を撮ることを強いられた、と、その著書に書いている。
どちらも自分に都合のよい報道をさせるために報道陣を利用しようとする。

政府組織や国の機関の正式発表に、中立的な情報はない。
その組織の見解であり、その国の立場であり、主張である。
それをいつの間にかお茶の間では世界で起きている真実の"全て"であると、信じてしまう。
真実であることには間違いないかもしれないが(加工された映像なんていうのは問題外)一面的にとらえた真実でしかなく、それは"全て"ではない。

身近な、例えば日本の刑事被告人の例でも同じような事が言えるだろう。
あるアパートの隣人を刺殺した被告人がいたとしよう。
被告人の立場から、その生い立ちを取材し、その犯罪に至るまでのドラマを作ったとする。
刺された隣人の分も、同様に生い立ちからの人生ドラマを作る。
どちらが真実か?といえば、もちろん両方とも真実だ。

でも、片方のドラマだけを見たら、見た人の感情は違ってくるだろう。
被告人が悪いことは間違いないにしても、被告人の生い立ちからのドラマを見た「裁判員」は、量刑を少しだけ軽くするかもしれない。
反面、被害者のドラマだけを見た「裁判員」は、極刑を望むかもしれない。
それと同じ話だ。

むしろ国と国の話の方が複雑なだけに、いくつもの見方をするべきである。
人の数だけ正義があり、人の数だけ真実があるのだと思う。

例えば、パレスチナ問題って一言で言うけど、誰が正義なのだろう?
って、そんなもんはない。
ない、のではなく、むしろ、人の数だけ、人生の数だけ正義は存在する。
だから片方の言い分ばかりを聞いていると事実を偏って認識してしまうかもしれない。

実は、この村田さんはイスラム教徒である。
どこまで敬虔な信者かは知らないが、酒は飲まないし、モスクでお祈りもするらしい。(毎日欠かさずしているかは知らない。)

多くの日本人は「イスラム教徒」というだけで、「自分とは違う何か」と考える人も多いのではないだろうか?

もっと言うと「イスラム教徒ってなんでテロとかするの?」というわけのわからないことを言う人もいるかもしれない。
イスラム教徒が、皆、テロリストのわけがないし、イスラム教以外のテロリストもたくさんいる。

ある調査では世界人口68億人の4分の1を占める15億7000万人がイスラム教徒だという。
もちろん、その大多数のイスラム教徒は「普通の人」だ。
ITエンジニアだっているし、女子大生だっている。
彼らは、音楽も聞くし、ダンスもするし、菓子だって食べる。

でも、彼らイスラム教徒の考える正義であったり理想というものは、欧米の報道機関では、ほとんど報道されることはない。
そんな彼らの内側から見た戦争というものを、一読してみるのも、見識が広がるのではないだろうか?
        「戦争の裏側」村田信一著

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視界良好、息、苦しい。。。

だんだん、暖かくなってきましたねー。
ところで、まだ寒かった数週間前に潜りに行ってきた時の話を。。。

寒空の中、砂浜野宿の1泊2日の旅でした。
場所は大瀬崎というダイビングのメッカで、スキーで言えば苗場のようなメジャーポイントです。
(苗場でテントを張っているようなものですね。)

今回は新作グッズを持って参戦!
水中メガネの特殊品、フルフェィスマスク!?

これは近所のダイビングショップのマスターにお借りしたモノ。
水中でも鼻から息ができ、しゃべれる、というもの。
マスクの口のところにレギュレターが固定されていて、マスクは顔全体が覆われて鼻からも息ができるのだ。

マスクをセットしてからはひたすらタンクの空気を吸う仕組み。
当然、シュノーケルも付いていないし、付けられない。

何も考えずにこのマスクを装着して、海に入ると水面移動が必要でした。(ビーチダイブです。)
おー。両サイドをストラップで留めてあるので簡単にはマスクは外れない。うげげ。

ジャブジャブ水面を泳ぐこと数分間。
はーはー、ぜーぜー。はーはー、ぜーぜー。
息が上がって肩で息をする。

ふと、空気の残量を確認するに、まだ潜ってもいないのに残りは160しかない。。。(酸素濃度34%のちょっとリッチな圧縮空気)
一人先に、エアが足りなくなったら嫌だなー、と思いつつ、潜行。

まぁ、ポイント自体はどうってこともなく、なんか皆はちっこいゴミみたいなウミウシ等を写真に納めていたがあんまり興味なし。
(黄色地に黒のピカチューとか呼ばれているウミウシだそうな。)

なんてやっていると、案の定、エアー残量が減っていく。
海底に沈められている熊のプ~さん像の前で記念撮影したあとは、残量25しかない。
(基本的にダイビング終了時に残量50は残すのが望ましいのね。)

その後も、皆さんはあっちいったり、こっちいったり。
のんびりとダイビングを楽しんでおります。
俺、残圧少ないんだよなー、と、残圧計が気になる、気になる。

そうこうしている内に、空気の出が渋くなる。
エア切れの特徴だ。
あと数呼吸できるか?

上空から皆にハンドシグナルでエア切れを知らせ、自分だけ浮上。
やばいと思っていたので、あらかじめ5mの深さのところまで浮上して一人勝手に安全停止をしていたのだ。(皆は十数m位のところ)

ある程度の深さにいると、浮上中に数呼吸できるのだが、すでに浅瀬に上がってきているので、浮上してもあまり空気は増えた気がしない。(まぁ、逆に急浮上しても大丈夫な深さなのだが。)

水面にあがったものの「く、苦しい。」
マスクが顔から外れないのだ!
ぐぅおーーー。周りは空気に満ちているのに息ができん!

なんたって、後頭部を2箇所のストラップでとめてあるのだから、簡単には、はずれない。
指で顔の横に隙間を作って、深呼吸。

ふぅ。
無事生還。

視界は明るく、鼻から空気が吸えるというのは、とっても楽。
だけど、これはボートダイビング向きですねー。
水面移動には向かない、ということがわかりました。
(ちょっと考えればわかるだろーー。)

そんなこんなでした。

ところで、友人の写真展があります。(ダイバーです)
美しい写真、幻想的な写真など、様々な写真が見られます。
3/12-23で横浜で開催されるようです。
http://tetsuphoto.blog51.fc2.com/

是非どうぞ。
(哲さん、ごめん。僕は行けそうもないのね。)

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日本航空株、指値で買注文出してみた

突然ですが、日本航空(JAL)の株に、買注文を出してみました!
連日、報道されていますね。
日本航空の今後について。

なにやらデイトレーダーが売買しまくっているとか。
出来高が4億株以上で本日の東証一部のトップ。
先週は1日で10億株の出来高を記録した日もあり1銘柄としては過去最高。
完全にマネーゲームとなっています。
しかしね、僕はデイトレードをする為に買い注文を出した訳ではないのね。
と、今日はそんな話です。(すごーく地味です。)

さて、今、日本航空はどんな状態になっているのでしょう?
売上に対する赤字もさることながら、資産に対する債務の超過も物凄い。
なもんで、明日にも会社更生法を申請するとのことで、国家管理下の稲盛氏の元、再生の道を歩むことになるらしい。(社長は代わるみたいだけど。)
会社更生法申請後は、上場廃止となる見込みと見られている。

うーむ。上場廃止ということは自由に株の売買ができなくなるのね。ふむ。
でも、価値が無くなる訳ではないのなら、再建後は金持ちになれるかな?
一株1円で10万株買ったら、、、再建後は億万長者じゃーーー。ふふふ。
億万長者まで行かなくても、株価が100円になるだけで千万長者だ。

なんて、そんな世の中甘くない。
「再建計画には支援機構が第三者割当増資の引き受けによって日航に3千億円を出資するとともに、 既存株式の100%減資を実施することを明記した。」とな?
ほげ?ほげ?漢字ばっかで、いみふー。

今までも100%減資というキーワードは出ていたものの、「日航の場合は個人株主も多く99%減資の道を探ることはできないか?」等という意見も出ていたのよねぇ。。。

ゼロと1はぜんぜん違います。
ゼロは何倍してもゼロ。
1は千倍すれば1000ですから。(あたりまえ)
なんて思っていました。

でも実際には、これも、頓珍漢な話なのでした。
(99%の減資の道を探ることはできないか?と言っていた人は「減資」の意味をわかっていない。)

さて、減資って、どーゆーことなのでしょう?

昔は株式数と資本金が連動していたらしいけど、最近はそれぞれ別途のカウントになっています。←(これ重要。試験に出ます。)

ということで、減資しても株式数は変わらないし総資産額も変わらない。

99%減資すると株式が1/100になるわけですが、株主にとってはまったく影響がないのです。
1000株持っていた人は10株になっちゃう訳だけど、会社の純資産の総額は変わらないので、1株あたりの価値は100倍になる。
よって、99%減資は、株主にとってはまったく痛みがないわけだ。
(昔、堀江モンが株式分割をした逆の話です。)

が、100%減資だけはまったく意味が違う。
現在発行している株式を「全部取得条項付種類株式」という株式に変えて、会社が株式を全部取得する(取り上げる)ことを意味する。

つまり、これこそが、株主責任を問われると言うこと。
株券が紙くずになってしまう。
もとい、今は電子化されているため、紙くずにすらならない。。。
鼻もかめないのだ。(そもそも分厚い紙の株券で鼻をかむ奴はいないが。)

ぐぅ。(ぐぅの音が出てしまった。)
駄目だ、千万長者になる夢は潰えた。10万株の注文を出すのはやめよう。
(そもそも、俺、これっておかしい気がするんだよね。だって会社の持主は株主だとして株主の権利を会社が奪うわけでしょ?話がおかしくね?)

と、いうことで、先程、指値1円で1000株注文してみました。

実際、100%減資って、どんなことされるんだろ?って思って。
知らない間に手持ちの株がゼロになっていると言うこともないだろうし。
なんか、通知とか来るのかな?

通知が来るとしたらどこから来るのだろう?
やっぱ、日本航空から来るのかな?それとも再生機構から来るのか?
証券会社からくるのかな?
それって、どんな文面なんだろ?
そもそも、名義書換しないと来ないんだろうなー。

実は僕は株式は短期売買でしか持ったことがないので、名義変更手続きってしたことがない。
どーやってやるんだろう?

いろんな疑問が浮かびます。
ま、1000円で本でも買ったつもりで日本航空株を買ってみよう!
1000円の本以上に勉強になりそうな気がするのだよ。

明日以降、約定したら後日談を書きますね。

*****************翌日の訂正********************

昨夜の記載ですが、1箇所間違いに気付きました。
下記の文章は間違いがありますね。

> ということで、減資しても株式数は変わらないし
> 総資産額も変わらない。
>
減資すると、総資産額はかわらないけど資本金は減ります。
資本金の項目を繰越損益に振返るだけの話ですので会計上の話でしかありません。
ここで言う減資とは無償減資の話であり、儲かっている会社が行う有償減資だと、資産額は変わってしまいます。

減資によって、株式数は変わる場合もありますが、変わったとしても総資産額は変わりませんので、この無償減資自体では、株主は損も得もしません。
ただ、無償減資に伴い、第三者割当増資などが行われることが多く、株式の希薄化をされることが多いので、その場合は株主責任として不利益をこうむることになります。

というのが100%"未満"の減資の話。

で、先の記事の100%減資の話を読んでいただけると少しはわかりやすいかと。。。

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僕らの自由が奪われる日
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新型コロナとOnlineコミュニケーション
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「専守防衛」概念は素晴らしいけど、現実的にはすごく困難なこと
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大学4年生になる娘への手紙(社会人になるあなたへの戯言)
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答えだけを求める世の中は人を劣化させる
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2006/07/20 02:33
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2006/03/14 08:01
命のともしび
2006/01/28 02:43
ホリエモン逮捕
2006/01/24 02:19
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2006/01/20 03:28
賄賂が少なかったから捕まったのか?(中国の贈賄容疑)
2006/01/19 01:06
宮崎さんちのつとむ君
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日本の地価はもう上がらない
2006/01/01 05:10
産めや増やせやの年金改革
2006/01/01 05:08
国民皆保険なんてー、
2006/01/01 05:05
どや、香港へ行かへんか?
2006/01/01 05:03
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2006/01/01 05:03
「好きな仕事」の話のつづき
2006/01/01 05:03
DVDプレーヤーは3980円が一番!
2006/01/01 05:01
幸せはネコで測るのだ!
2006/01/01 05:01
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2006/01/01 04:11
アメリカの良いところ
2006/01/01 04:10
イチローはこう考える。そうな。
2006/01/01 04:10
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2006/01/01 04:10
なにやってんの?日本のプロ野球。
2006/01/01 04:10
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2日目はイライラ憂鬱ブルーな日
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1年は14ヶ月ある
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久しぶりの2千円札
2006/01/01 03:10
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2006/01/01 03:10
あなたは何のために働きますか?
2006/01/01 03:10
ミラクルパスポート
2006/01/01 03:08
蟻の王国のキリギリス
2006/01/01 03:08
ザワヒリって誰よ?
2006/01/01 03:07
史上最大のセールスプレゼンテーション開始
2006/01/01 03:05
続・日本崩壊の日
2006/01/01 03:01
博打で勝つためには?
2006/01/01 03:01
アメリカは景気が悪くなると戦争をする
2006/01/01 03:01
どうしてテロリストになるのか?
2006/01/01 02:12
日本では担保の意味って?
2006/01/01 02:12
日本の民法って異常なのよ?
2006/01/01 02:11
史上最悪の殺戮者は?
2006/01/01 02:11
日本の民法がおかしい話の続き
2006/01/01 02:11
綾乃さんと達也君の将来はいかに?
2006/01/01 02:09
核戦争の可能性
2006/01/01 02:03
テロ対策措置法
2006/01/01 01:10
経済ブロック
2006/01/01 01:07
一方的に助けてもらおうと思うなよ
2006/01/01 01:06
進化しない本屋はつぶれてしまえ!
2006/01/01 01:03
墜落遺体
2006/01/01 01:01

新着コメント

Re:野生動物保護か?見世物か?
2013/04/24 from ぢぢいの独り言管理人
Re:公立小中学校でも留年?
2012/02/24 from ぢぢいの独り言管理人
Re:更なる社会主義化?
2012/02/23 from ぢぢいの独り言管理人
Re:公立小中学校でも留年?
2012/02/23 from 鈴木規之
Re:更なる社会主義化?
2012/02/23 from 鈴木規之

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