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正義って何だろう?「バンデラス ウクライナの英雄」

  • 2022/03/02 22:40
  • カテゴリー:価値観
面白い映画でした。お勧めです。
 
面白いと言ったら大変語弊があるけど。
正義って何だろう?って、考えさせられる映画。
ここ数週間、日本の報道でもよく耳にする「ウクライナのドンバス地方」のお話です。
2019年の映画だから、今から3年前のウクライナ映画。
 
ミンスク合意後も続くウクライナの内戦の一場面を描いた映画です。
親ロシアの分離派とウクライナ政府軍の対立の中、同じ村で育った男達が政府軍側と分離派側に別れ敵と味方で再会する。
それぞれの信念や、村社会、経済環境、報道など、さまざまな理由で、それぞれの立場に分かれる。
政府軍の兵士の会話。
「村は敵だらけだぞ」
「いや、彼らはテレビに毒された同胞だ」
という会話が、最近の戦争はドンパチ始める前の情報戦からすでに始まっていることをよく表している。
実際の虐殺。
諜報活動による偽の虐殺。
疑心暗鬼。
騙しあい。
裏切り。
物語は続く。
現実は、ウクライナという国に、悪の権化のロシア軍が侵略したという単純な話ではない。
もちろんここ数週間のロシア軍によるウクライナ侵攻は決して正当化される話ではない。
しかし、現地の人々にとって、それぞれの立場での正義があり、信念がある。
バイデン大統領が言うような、単純な勧善懲悪物語ではない。
今日も日本のテレビでは、米国の報道の受売りを、識者と言われる人達がしたり顔で垂れ流している。
いまだに、この国の世論は、新聞やテレビなどのオールドメディアが作り上げている。
それが現実なんだよなぁ。
「お前は何人だ?」
「ウクライナ人」
「ウクライナ人なんて存在しない。ベラルーシ人もバルト人もいない。」
「皆、スラブ人だ。同じ民族だ。」
僕は右とか左とか、そんなことを言っているのではありません。
意見が違うことはよくあること。それはどうでもよい。
私利私欲を正義だと偽る人達が、大嫌いです。
特に、それが影響力のある立場に付いているのは許せない。
古い言葉ですが「お天道様に誓って」という言葉が、僕は大好きです。
 
よい映画でした。ぜひどうぞ。
 

幸せというのは残酷な感情である

  • 2021/02/28 11:28
  • カテゴリー:価値観

「みんなで仲良く」とか「ともに幸せになろう」などと言うのは一部の人間のきれいごとであり、本来、生き物というのは残酷なものである。

もともと全ての生き物は他の生物を捕食して成り立っているものである。
つまり、他者の犠牲の上で成り立っている。

ベジタリアンとかビーガンとか言ったって、何も食べないわけにはいかない。
動物はだめだけど、植物はOK?
まー、それは人間の勝手な理屈ですよね。
植物だって、生き物には違いはない。

感情の有無?
はて?それも勝手な人間の理屈なのでは?
牛や馬、犬や猫と感情を分かち合える。はい。それはそうかもしれません。

植物には感情はない?
さぁ?それはどうなのでしょう?

細胞のひとつ一つが痛いとか不快とか感じるのかもしれません。
それを知る手段が、今の人類にはないだけで。
細胞の中のミトコンドリアだって、元は別の生物だったわけですからねー。

ここで言えるのは、生き物とは他の生き物の生命を奪って生きている、ということ。
これは、残酷だ。。。


ところで、幸せとはどういう感情なのか?
まず、幸せというのは絶対値で感じるものではなく、相対値で感じるものである。

一日3回ごはんが食べられて、スイッチ一つで暖かくも涼しくもなり、手を伸ばせば近くに娯楽もある。
そんな状況が幸せなのだとしたら、日本人は皆、幸せであろう。
しかし、日本人の幸せ度は世界で比べると低いらしい。

世界中の人の置かれている環境を数値化して、1から10までに並べる。
生活水準と一言に言ってしまえばそれまでだが、住環境、食の環境、道路や生活インフラなどの環境、学ぶ環境、仕事の環境、それらをみんな数値化して、その人の置かれている状況を数値化する。

餓死しそうな人は、食の環境は1。(餓死しちゃった人は0か)
学校が歩いて行ける範囲に物理的に存在して、子供が教育を受ける権利を大人に対して義務化している環境は5、とか。

自宅に水道が引いてある環境は4、とか。
それがそのまま飲めるなら8とか。
(アラブの砂漠の民に「湯水のように使う」という表現は理解できないだろう。)

自宅に水洗トイレがあれば5で、トイレットペーパーをそのまま流せるなら6とか。
掃除をされたトイレに、暖かくて清潔な便座があれば9かな。
(日本の女子高生がトイレで便座に座ってパンを食べている映像が衝撃的だ、なんて言われたことがあるよね。)

誰でも決まった手順さえ踏めばパスポートが取得できるなら5。
年収の10%未満で海外旅行ができる国は8とか。
世界中のほとんどの国に短期間ならビザなしで渡航できるなら9とか。
(日本のパスポートはミラクルパスポート

まぁ、数値の決め方には反論もあるかもしれないけど、てきとーに数値化していく。
いずれにせよ、同じ尺度で世界中の人を測ることが大事。

そんなこんなでカウントした数字を平均化したのを環境トータルスコアと呼ぶことにする。

普通、真ん中の5より上なら、幸せな環境といえるのではないか?
客観的に見たらね。
おそらく日本人もそのあたりの数値に沢山分布しているのではないだろうか。

真ん中より上。
トッピンの上クラスではないけど、中の上って、いいポジションだなーと、僕は思う。
ほとんどの人にとって、飢えもない代わりに一生使い切れない金があるわけでもない。
そんな社会を目指してきたのが日本なのかな。

一部の特権階級が数百億円の資産を持ち、かたや年間所得が数百ドル程度の人が沢山いるような国より、よっぽどいいだろう。
発明や社会貢献で得た金ではなく、ただの権威や政治的地位であるならば、なおさらだ。

日本は、数百億円、数千億円、ともすると数兆円の特権階級が得られる可能性があったであろう金を、国民全員で享受してきたからこそ、一億総中産階級ともいわれる社会ができた。
それは、一つの理想国家だと思う。

広く世界を見てみると、今日明日中にまともな食糧が手に入らなければ、確実に餓死してしまうという人も沢山いる。
暖かい暖炉の横の窓から外を眺めると、庭にプライベートジェットの滑走路が見えるような家に住む人もいる。
日本には、いずれも、いない。(超特殊な人を除く)

しかし、その僕らが自分を幸せに思うかどうかは、まったくの別の話だ。

あいだみつをは言う。
「しあわせは、いつも自分のこころがきめる」
おっしゃる通り。自分が決めるのだ。

誰かに「お前は幸せだ!」と言われて、その人が幸せを感じるわけではない。
むしろ、他人からそんなことを言われたら「お前に俺の何がわかる?」「こんなことやあんなこともあって、本当は不幸なんだ!」と思うかもしれない。

つまり人間の感情とは絶対値によって決まるのではない。
感情は非論理の世界。
理系の人がいくら論理的に説明しても、人の感情は相対的な感覚で決まる。

客観的に、いかに幸せかを説明されても、その人が幸せになれるわけではないのだ。

極論します。
窓の外に、凍えているマッチ売りの少女がいるからこそ、暖かい暖炉の前にいることが幸せなのだ。
飢餓の危機を救う活動をしている団体に、ただならぬ寄付をする大金持ちは、目の前の不幸な人を救うことに幸せを感じるからに他ならない。

世界中の多くの不幸が身近に感じられないことこそが、日本人の不幸の原因なのではないか?と僕は思う。

公園の水道をガブガブ飲んでも、衛生的な理由でおなかを壊すことはない。(飲みすぎは駄目よ)
日本のホームレスは太っている人すらいる。
生活保護でパチンコしている人もいる。

さて、さっきの環境トータルスコア。
5~7くらいの人を抜き出してみよう。

真ん中より下の人を除いて、あと、上位2割の極端な人達をはずす。
すると、どうなるのか?

その5~7の人が、その中で改めて1から10に分布してしまうのだ。

つまり、5~7だけの人たちの世界では、5.0は一番底辺。
5.1、5.2と上がっていき、7.9が頂点の分布図が改めて出来上がるのだ。

そうするとどうなるか?

5.1とか、5.2の人は不幸におちいる。
たとえその人が世界の中で平均以上だとしても。
5~7だけを抜き出した世界では、最底辺なのだから、そりゃ不幸だ。

それが日本。

窓の外に凍えたマッチ売りの少女がいなくなった世界では、暖炉の前が幸せで、暖炉から遠い壁のそばに座る人が不幸なのだ。


他人の不幸があってこそ、自分が幸せを感じる?

たとえそうであったとしても、人間は誰しもそんな自分を卑下する必要はない。
生物学的にそれは正しいのだから。
生物学的に、というと、範囲が広くなってしまうけど、進化論的に、と言い換えてもよい。

生物は生き延びるために様々な工夫をして進化を遂げてきた。
今は、そのピラミッドの最上位に霊長類ヒトが存在するのかもしれない。

かつてはその席に恐竜達がいた時代もあった。
同様に、永遠に霊長類ヒトがこの席に座り続けるとは限らない。
(300年とか500年後には、このピラミッド最上位の席にバクテリアとか特殊な細菌が座っているかもしれない。)

しかし、必死に生き延びてきた歴史の上に胡坐をかいた人類は、生き延びるという過酷な競争を忘れかけている。

いじめを撲滅?
小さな金魚鉢の中でも、弱い金魚は強い金魚から突っつかれて、尻びれをズタズタにされて死んでいく。
強い種が生き残る。
それが、生物にとって、自分の種が生き残るための最適解だから。
(いじめをなくすのではなく、陰湿ないじめ方をなくすのがよいのでは?ジャイアンがのび太をポカスカ殴ることよりも、スネ夫が誰にも気づかれずにのび太を陥れたり辱めたりするようなことをやめさせるべき、かと。)

男女平等?
男は他の動物や他の種族からの襲撃に備え、命を張って村を守ってきた。
そして女は命を懸けて出産し、守られた安全な村の中で懸命に子育てをして暮らしてきた。
男は常に外敵を気にして生きてきたから、立っておしっこをするのだし、SEXの後、射精するとすぐに賢者タイムといわれる現実に意識が戻る。
(男女を同じにするのではなく、適材適所がいいんじゃない?)

地球温暖化対策?
恐竜のいた頃、地球の大気中の二酸化炭素は今の20倍もあった。
さらに遡って、突然変異によって酸素を作り出すバクテリアが生まれる前の酸素濃度は1%未満だった。
この酸素を生み出すシアノバクテリアは、それまでの生き物をほとんど焼き尽くし、壊滅させた。

二酸化炭素によって平均気温が上がって人類が絶滅するなら、絶滅したらよい。
そのあと、その温度に適した生物が、この世界に君臨すればよいだけだ。
(そもそも、本当に二酸化炭素によって温暖化しているのか?のエビデンスも、はっきりしていない。あと、北極の氷が溶けて海抜が上がるというのも嘘だ。コップ一杯に入った水に氷が浮かんでいる。その氷が溶けてもコップから水が溢れないのと同じ理由。氷の体積は水になったら小さくなるため。)


人間は、生きるための努力をする必要がなくなってから、おかしくなってきたのかな。


閑話休題

人は皆、幸せになる権利がある、なんて言うけど、幸せとは残酷なものである。

その感覚が相対評価である以上、すべての人類が幸せになるということは、論理的にあり得ない。
幸せというのは、常に不幸の対角線上にある状態を指す言葉なのだから。

だから、きれいごとを並べるのではなく、その残酷さを理解した上で自分の幸せを追求し享受していこう。

 

 
 

大学4年生になる娘への手紙(社会人になるあなたへの戯言)

  • 2020/03/07 18:29
  • カテゴリー:価値観

大学4年生となる娘へ

就職ということについての、僕の思うことを書いてみました。
この通りにする必要はありませんが、日本社会で数十年間、食ってきた人の一つの意見として読んでみてください。

1.仕事について思うこと
2.お金について思うこと
3.業界を考えるということ
4.職種を考えるということ
5.幸せになるために

この5項目について書いています。


1.仕事について思うこと

仕事とは、何でしょうか?

世の中には親が大金持ちで、親の遺産で一生遊んで暮らせる、という人もいます。
しかし、ご存知の通り、うちは普通の家です。
なので、あなたも、好むか好まないかを問わず、これから長い人生、自分で稼いで食べていかねばなりません。

仕事というと、お金を稼ぐこと、と考える人が多いですが、必ずしもそれだけではないと思います。
お金についての考え方は次の項にゆずるとして、ここでは仕事ということを考えてみたいです。

仕事がないと暇である。
人生において、遊んで暮らせるというのはバラ色の生き方に見えるかもしれません。しかし、人間というのは無いものを求める習性があるのか、遊んで暮らしていると仕事というのもを求めるもののようです。

お金のために働くのではなく、仕事というものを通して、社会貢献したいと思ったり、そんな高尚な考えはなくても、単に自分を高めてくれる経験をすることができたり、仕事というものを通して知的好奇心を満足させてくれたりすることは楽しいことです。
できなかったことができるようになる、というのは本能的な楽しみなのでしょう。

そして、仕事をしていると、必然的に人間は成長していくようです。

日本では、本格的な資本主義社会が始まって100年くらいでしょうか。
その間、蓄積された知見に個人が触れることができるとしたら、それは仕事というものを通して知ることができるでしょう。
蓄積された知見と言ってもわかりづらいので簡単に言うと、合理的な組織運営の方法であったり、品物やお金を扱う合理的かつ安全な仕組みであったり、物作りの膨大なノウハウであったり。

現代社会は、さまざまなプロフェッショナルの知見によって成り立っています。
満員電車に乗っている風采の上がらないおっさん一人ひとりが、なんらかのプロフェッショナルとして社会の中で役割を担っているのです。

もちろん、プロのレベルに達していない人も中にはいるでしょうし、複数の分野でプロとして活躍する人もいる。
現代社会の中で生きていくのであれば、少なくとも一つの分野でプロフェッショナル性を持たないと、生きづらい世の中となってしまうでしょう。

なぜなら、プロフェッショナルとは、他人からお金をもらうことにふさわしいレベルのサービスを提供できる人ということだからです。
つまり、社会の役に立てる人=プロということです。
(いや、俺はゼネラリストになりたいと思っているので関係ない、と考える人がいますが(←若い頃の僕がそうでした)ゼネラリストというのは複数のプロフェッショナル性を持つ人のことだと社会人10年目位に気付きました。)

他人からお金をもらうということ、とはどういうことでしょう?
最も単純化して言ってしまえば、人の役に立つ、ということです。
その人にはできないモノやサービスを提供することで、その人の問題解決をすることです。

僕は陶芸ができませんし、材料や道具も持っていません。
だから、お茶碗はお店で買ってきます。
それが問題解決です。
そんな個人レベルのことから、組織レベルの問題解決をすることが、あらゆる仕事というものの本質です。

個人レベルの問題解決は想像できる話だと思いますが、組織レベルの問題解決とはどういうことでしょう?
この組織レベルや企業レベルの問題解決ということは、社会に出る前の学生にとって想像しづらいところではないかと思います。

例えば、ビルを建てるということ。
これは人々の英知が集結したノウハウの塊です。
コンクリートに含まれる水分量から面積当たりの鉄筋の本数といった基本的なことから、設計ノウハウ、建設現場での安全管理に至るまで、これまでの膨大な失敗から学んできた方法が、仕事というものを通して脈々と受け継がれています。

モノづくりだけではなく、サービスでも膨大なノウハウが蓄積されており、それが受け継がれている。
ITサービスは、単にITサービスと一言で言われることも多いですが、その世界は細分化され、専門化されている。

僕はITサービスの中でも、ネットワークエンジニアと言われる分野で今は仕事をしています。
ネットワークエンジニアとは、主に通信インフラに関わる設計構築や保守運用業務を行っています。

具体的にはルーターやスイッチ、ファイヤウォールなどの設計構築したり、構築された通信システムを運用するとか。
そこにはルーティング技術とか、VLAN技術とか、アクセスリストとか、スパニングツリーとか、とか、とか様々な技術が使われて、安全にかつ、合理的にシステムが動いています。

流通業であっても、ノウハウ蓄積は仕事を通して濃縮されており、単にトラック1台では実現できない総合システムとしての物流だったり、そのインフラを効率よく運営するノウハウがあります。

国際間貿易を担う仕組み一つとっても、さまざまな高度化した技術が駆使されています。
モノを運ぶということだけでも、空輸なのか海運なのか?から始まって、コンテナ輸送をするのか?RORO船を使った方が経済的合理性があるのか?とか、そんな手段一つの選択にしてもプロのノウハウというのがあるわけです。

金融業でも、さまざまな技術があります。
金融システムのリスク回避にオプション取引が使われたり、商品市場のリスク回避のために先物市場があったりします。
(例えば、大規模な自然災害での商品市場の高騰(気候変動で大豆が取れないとか)のリスク回避のために、あらかじめ未来の期日での値段を決めておくというのが先物市場の考え方です。)

それらの専門技術や専門知識を提供することで、サービスを受ける側としては自分や自分の組織だけではできないことが実現され、それに対して対価が支払われる。

やはり学生の頃には、見えずらいのがB to Bビジネスでしょう。
(BはBusinessのBです。対してB to CビジネスのCとはConsumerのCです。)
B to Cビジネスのコンシューマー(=個人客)は自分個人にも置き換えられるので容易に想像できるでしょう。

仕事として本当に面白いのはB to Bのビジネスではないかと僕は思っています。(B to Cビジネスでも規模が大きくなると必要な技術レベルも上がりますし、B to Bの要素も必然的に含まれてくるので、区別が難しくなります。例えば、今のAmazonは小売ビジネスという意味ではB to Cですが、法人相手のビジネスも多数手がけているのでB to Bビジネスもやっている。)

そして、この世界は奥が深く、また、報酬も膨大です。
個人に対する問題解決とは比較にならない専門性が必要ですが、その報酬も桁がいくつも違ってくると同時に、もっとも得難い無形の利益として、高度な知見の蓄積が自らにも身につくのです。

2.お金について思うこと

お金によって幸せになることができるでしょうか?
お金さえあれば幸せになれるとは思っていませんが、多くの苦痛や不幸を取り払ってくれることは間違いありません。

たくさん持っていても、邪魔にはならないのがお金でもあります。
ただ、お金を得ることにあまり興味がなければ、この項目を読み飛ばしていただいてOKです。

あなたもアルバイトなどを通して、お金というもののありがたみはご存知の通りだと思いますが、お金を効率よく稼ぐにはどんな方法がよいのでしょう?

「金持ち父さん貧乏父さん」という本があります。
僕の人生を変えた数冊の本の中の1冊です。

この本の中身を要約すると、次の通り。
・モノには資産と負債がある
・職業は4つに分けられる

この二つのことが書かれています。

最初の資産と負債の話。
ロバートキヨサキ(金持ち父さんの著者)のいう負債と資産はそれぞれ以下のモノをいいます。
負債例
自宅、自家用車、腕時計、宝飾品等

資産例
賃貸アパート、業務用車両、株式、債券、ビジネス等

要は、金を生み出すか否か?という話。
金を生み出すものを手に入れ、金が出ていくものを所有しないということ。

職業は4つに分けられるとはどういうこと?
・従業員(いわゆる会社員)
・個人事業者(医者、弁護士とか)
・経営者
・投資家

これは下に行けば行くほど、稼げる職業になっています。
それぞれ、桁が違ってくるでしょう。
詳しく知りたかったら、「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでみてください。


金持ち父さんとは違った面でのお金の話。

前の項目で、仕事とは問題解決をすること、と書きました。
その問題解決のレベルが高くなればなるほど、解決できる人が少なければ少ないほど稼げる仕事となります。

個人向け問題解決よりも組織や企業向け問題解決の方が、数桁多く稼げるという話も書きました。
それは、組織や企業の問題解決では、より専門性が高い問題解決能力が必要だからです。(例えば、B to Bビジネスでは、時給5,000円なんて別に珍しくありません。)

つまり、より合理的に稼ぐには、自分の専門性を高めること、この一つに絞られます。
そして、複数の専門性を持っていたらより良いでしょう。
問題解決能力を高めるということはそういうことです。


ここでは最も重要な話を一つだけ。

問題解決能力を高めるのはどうしたらよいのでしょうか?

本を読んで勉強する?
資格を取る?
学校に行く?
いやいや、間違ってはいませんが正しくはないです。

お金をもらってスキルを磨くのです。
お金を払ってスキルをつけようとしても、たいてい失敗します。よっぽど頑張らないと。

日本の新卒大学生はほとんど使い物になりません。
僕自身も同じでした。

では、どうするか?

その仕事は自分の考える方向のスキルを磨いてくれるか?
その観点で仕事を選んでください。
重要なのは、給与の額や福利厚生ではないのです。

お金をもらってスキルを磨くのが最も成長が早く、実践的技術になります。
学校や本で学ぶ理論も大事ですが、実際に役に立つ実践的技術は現場からしか学べないことも多いのです。

10年後にどんな自分になっていたら嬉しいのか?

まず、それを考えましょう。

そして、その方向に進めそうなスキルを磨ける仕事をしましょう。
それを意識するかしないかで、生涯年収は数億は違ってきます。


3.業界を考えるということ

問題解決をすることによって対価が得られる。
そして問題解決をするには専門性を持つことが大事。

そうは言っても、人間、興味のないことは続かないもの。

興味の向く方向であれば、続けることができる可能性は増します。

人によっては、私はこれをやる、というのがはっきりしている人もいます。
ごく稀ですが。
そんな方は、この項目は読み飛ばしてください。

ほとんどの人にとって、学生を終え社会に出る20歳前後で天職なんか見つかるわけがありません。
だって、まだ、社会全体のごくごく一部しか見ていないのですから。

もし、あなたがそんな状態であるなら、これまで見ることができなかった世界を見ることができる業界を選んでみたらよいのではないか?と思います。


僕は大学4年の頃、将来経営者になりたい、と思っていました。
そして、その勉強ができる業界は何か?と考えて、経営コンサルティング会社に就職しました。

その会社は、税理士が社長のコンサルティング会社で、経営について学ぶことができました。
学ぶというより、その会社の顧客であるたくさんの企業の経営を目の当たりにすることができました。

最初は意図に反して、コンサル部門ではなく会計部門に配属され、法人税の決算書の別表を書いていました。
結果として、決算書というものが自分にとって身近な文書の一つになりました。
会計の仕組みを知ることができましたし、様々な節税方法があることも知りました。

そして、その分野でその後専門性を高めていく、貴重な友人達を得ることができました。(←当時から続く友人は税理士として仕事をしている奴もいれば、病院経営のコンサルタントをしている奴もいるし、彼ら(ただの同期だが)は、かけがえのない僕の人的財産です。

経営コンサルタント以外でも沢山の業種をみることができる仕事はあります。
法人相手の金融業もそうだろうし、企業と企業をむすぶ商社だってそうです。

どの業界で仕事をしていくのか?を見極めるための業界選び、でもよいのです。

ただ、その後、どうやって生きていくのか?の基本的な部分は20代で考えるのがよいですよ。
30代未経験というのは、乗り越えるにはとてもハードルの高いものですから。
(僕はIT業界に入ったのは35歳からです。)

 


4.職種を考えるということ

業界を選んだら、次は職種を選ぶ。
職種とは、営業職とか技術職とか、要はどんな部署への配属を希望するのか?という話。

僕は経営者になりたかったという話を書きましたが、そこから考えた職種が営業職でした。
経営者として、人に任せられる仕事と任せられない仕事があると思っていて、たとえば会計業務であれば、税理士事務所とか会計担当に任せればよい。
労務人事も、基本方針を示して、それを実現するのは担当を雇えばよい。

どうしても人任せにできないのは(特に起業当初は)営業部分だと思ったのです。
他の部分は任せられても、誰も自分のために仕事を取ってきてはくれない。
仕事が取ってこれるなら、その人は、もはや経営者、もしくは個人事業主だ。

そして、僕は人と話すのが苦手だった。
引きこもりのパソコン少年だったし。
苦手克服のためにも営業職を選んだ。(←この考え方はあまり勧められない)

まぁ、この職種選びは、個人の好みかな。
また、就職した時に希望通りの職種に就けるかどうか?も、運によるところもあるからね。

5.幸せになるために

幸せになることを誰しもが望んでいる。
そして、誰しもが、幸せになる権利を持っている。

どうしたら自分の心が幸せを感じるのか?
皆、それを追い求めて生きている。
永遠のテーマですな。

幸せの対極に位置するもの、それは不幸。
いくつかの不幸はお金で解決できる。
お金がない状態で、これらの不幸が降りかかってくると地獄であり修羅となる。
お金で解決できない不幸もあるけど、それはそれで問題解決していくしかない。

一般の人にとって、仕事をしている時間は長い。
起きている時間の大部分は仕事をしている、という人が日本人のほとんどではないだろうか?

それだけ長い時間を費やす仕事というもの。
大学4年生となる数か月間が、大きな転機です。

大学卒業の新卒学生、という立ち位置は、一生に1度しかめぐってきません。
この世には、新卒学生しか採用しない会社というのもたくさん存在します。

大企業の歯車になるのは嫌だ?
でも、あなたは大企業の歯車って自分の目で見たことがありますか?

大企業の歯車って、悪いことばかりなのでしょうか?

大企業だからこその、合理的なシステムもそこには存在しているし、それを知ることができるのは中の人と、その周辺の人達だけです。(もちろん、大企業病とも言われるネガティブな部分もあります。それも自分で見てみなければ理解はむずかしいでしょう。)

僕はいくつもの大企業の歯車とその仕組みを見てきました。
それは、僕にとっての仕事上の貴重な財産です。
今現在は、それらを見てきた上で、それらの経験を使って、自由に仕事をさせてもらっている。

チャンスというのは、すべての人に均等に降り注いでいます。

しかし、そのチャンスをつかむことができるのは、その時に準備ができている人だけです。
準備をしていない人は、チャンスが目の前にあることすら気付かないでしょう。

今、この数日間、自分を探求してください。
自分の心を掘り下げてみてください。

君に幸あれ。

父より。

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世界侵略のススメ

  • 2018/11/24 18:49
  • カテゴリー:価値観

日本語には「欧米」という言葉がある。
しかし、欧州と米国は似ているところもあるが、違いの方がはるかに多いと思う。

イタリア人の素晴らしいところは人生をエンジョイすることに長けていること。
平均的なイタリア企業では、有給休暇が年間8週間もあるらしい。
そして、それら福利厚生を捻出している企業経営者達は、それでも余りあるリプライを会社は得ていると言う。

毎日、2時間かけてゆっくり家族と昼食を取り、年間30日はバカンスに出かける。
結婚記念日で1週間休み、年末にも1週間休暇を取る。

それを聞いたアメリカ人は、更に働けばより豊かな収入を得られると言うが、それに対してイタリア人は、なぜ1度しかない人生を仕事だけに捧げるのか?と言う。
すでに飢えずに生活ができるのに、それほど働いて収入を増やすことに何の意味があるのか?と。

フランスの給食はプラスチックプレートを持って並ぶことはない。
小学校の給食でも、フルコースを給しからサーブされ、マナーや料理について学び、豊かな時を過ごす。
片田舎の小学校の食堂でも陶器の皿にステンレスのフォークとナイフを使って食べる。さすがに銀の食器ではないが。。。
もちろん、田舎の小学校の厨房でさえ、数種類のチーズはいつもストックしてあるそうだ。

フランスはアメリカや日本に比べて税金が高いが、国のサービスは充実している。
基本的な「警察」「消防」「道路等のインフラ建設」「水道」「国防」「銀行の救済」などの基本サービスに加えて「医療費」や「保育料」は無料だし、「高度な教育」も無料で受けることができる。

アメリカや日本は税金が多少安くても、これらの国の基本サービス以外は自己負担なので、トータルの負担額は大きくなる。
子供一人育てるのに数千万円かかるのであれば、誰も子供を産みたがらないのは当たり前だ。

給与明細には差し引かれている税額が記載されているのは万国共通だが、さらにフランスではその税金の使い道が記載されているらしい。
「所得税」とか「社会保障税」等と記載されているのではない。
国のサービスとして何に使われているのかが具体的に書かれている。

これをアメリカや日本でやったらどうなるだろう。
アメリカの給与明細でこれを実現すると、所得税の60%が軍事費に使われていることを書かねばならなくなる。
そんなに彼の国は他国から侵略されているのだろうか?あるいは、他国を侵略して領土を拡大しているのだろうか?いずれもNoだろう。
恐らく、フランスのように税金の使い道をすべての労働者の給与明細に記載したら、アメリカでは暴動が起きるだろう。

日本でそれを実現したら、医療、年金、生活保護、そして国債の支払利息などと書かれるのだろうか。
最近問題になっている生活保護や保険医療の不正など、不正の温床になっているものが上位にくるのだね。
そして、国債の支払利息なんて、金融機関へのバラマキでしかない。

閑話休題。
これらの話はすべて、「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」というドキュメンタリーの受け売りだ。

世界でもトップクラスの学力を誇るフィンランドでは、宿題もなく、授業日数も非常に少ない。(小学校低学年ではわずかに週20時間程度だそうな。昼休みも合わせてね。)
そして、統一試験もなければ、マークシート試験はない。
学校教育では、選択問題の回答が導き出せる教育は行わない。

「学校とは幸せを学ぶ場所じゃない?」と真顔でフィンランドの教師が語る。
「詩の授業では就職ができない。だからアメリカでは美術や音楽の授業も、ポエムの授業も、みな削減されている」と語るマイケル・ムーアの顔を、議論にならないと、唖然と見つめるフィンランド教師の表情が印象的だ。

フィンランドでは学校の序列はなく、国内のどこに住んでも同じレベルの教育が受けられる。
それどころか、フィンランドでは学校を設立し授業料を取ることは違法だそうな。
さすがに、これには驚いた。

さぁ、ネタバレはこの程度にしましょうか。
というか、僕自身、まだここまでしか観ていない。
今夜、この文章を書き終えたら、また、続きを観ようと思う。

マイケルムーアは、ネタバレをブログを書くことも多分許してくれるはずだ。
なんせ、彼のこの映画のアイデアは、すべて欧州からの受け売りなのだから。(笑)

アメリカ人の素晴らしいところは、相手の良いところを素直に学ぶところだろう。

今の日本は多分にアメリカ人的な価値観が強くなっているが、そろそろこの国も幸せについて考える時間を増やしてみてもよいのではないだろうか。

僕達にとって、明日食うことを心配する時代は遠く過去の歴史となりつつある。
僕達は先人の努力の成果の上に生きており、幸いにも、必死にならなくても生きられる現代の日本に生まれ育った。たまたま、運良く、だ。

明日は日曜日。
一度しかない人生、幸せって何なのか?を、暖かい日差しの下に座って、ゆっくりと考えてみてはいかがだろうか?

「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」は、そんなきっかけになるドキュメンタリーです。<木村君、大絶賛!!>

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他人を幸せにするということ

  • 2017/04/30 18:50
  • カテゴリー:価値観

どんな風に生きたいか?と、あなたが聞かれたらどう答えますか?

若いうちから「他人のためになりたい。ひとを幸せにできる人間になりたい」とかって、言う人がいるけど、僕はそんな考えは、今すぐにやめたほうがいいと思う。

まずは、自分が幸せになることに向かって、一生懸命になるべきだ。

必死に自分の幸せと向き合うべきだ。

自分が少しずつ幸せになると、だんだん自分だけの満足では幸せになれなくなってくる。
そうすると、自然に、他人の笑顔がなければ幸せが味わえなくなってくるものだ。

自分の幸せを追求する過程で、他人を顧みないで生きている人もいる。
でも、それは過程であって、そんな人も、本当の幸せの尻尾を掴むと、自分だけでは幸せにはなれないことに気付く。




自分が幸せになるって、簡単ではない。
ましてや、他人を幸せにするなんていうことは、そんなに甘いことではない。

自分自身が幸せになる技術を身につけていなければ、他人など、幸せにはできっこない。

まずは、一生懸命、自分のために生きることだ。
10年、20年、自分のために一生懸命、生きてみる。

すべては、そこから始まると思う。

ポタポタと水道から落ちる水の下にコップを置く。
落ちてくる水が幸せだ。

一生懸命生きていると、ポタポタ落ちていた水がだんだん沢山落ちるようになってくる。
だんだん、飲む量よりも多くの水が、落ちてくるようになってくる。
※注 ここで言う「水」はお金ではありません。

やがてコップが一杯になり、あふれ始める。
あふれた水が、周りの人を幸せにするということなのではないだろうか?

他人を幸せにするということは、そんなことじゃないかと、僕は思う。

僕は、自分に幸せに生きるための技術も能力もないのに、そんなことを目指して、10年以上の歳月を無駄にしたような気がする。

もちろん、人生に無駄な時間などない。
無駄だと思っている時も、後から考えるとよい経験だったりする。

人生遠回りをするのもよい。

でも、たまには、ぢぢいの独り言に耳を傾けるのも、よいと思うよ。(笑)

そして、僕はそんな人間になりたい。

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Re:野生動物保護か?見世物か?
2013/04/24 from ぢぢいの独り言管理人
Re:公立小中学校でも留年?
2012/02/24 from ぢぢいの独り言管理人
Re:更なる社会主義化?
2012/02/23 from ぢぢいの独り言管理人
Re:公立小中学校でも留年?
2012/02/23 from 鈴木規之
Re:更なる社会主義化?
2012/02/23 from 鈴木規之

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