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ダイビング用語 その2

ダイビング用語 その2

■リップカレント
沖にぐいぐい持っていかれる潮の流れ。
地形と潮の流れによって発生する離岸流で、無理に力技で反転しようとしても体力を消耗する。

あらかじめのブリーフィングで潮の流れを把握しておくことが大事だが、万が一、予測していなかったリップカレントにつかまったら、流れに逆らわず、大回りして回り込むことを考える。

■ダウンカレント、アップカレント
リップカレントは水平方向の流れだが、ダウンカレント、アップカレントは上下垂直方向の流れ。

地形と潮の流れによって発生する。強い潮の流れの中、複雑な地形があるなどの場所では起こりやすい。

水流によって急激に水深を変えられてしまうので注意が必要。

バディと違う流れに乗って、はぐれないようにする。
少しの距離を平行移動するだけで、アップカレントやダウンカレントから外れることも多い。

上や下に引っ張られていると思ったら、落ち着いて横移動だ。
横に崖がある場合はそこから離れると、カレントから逃げられることが多い。

少し話は脱線するが、バディとはぐれた時は意識して上下も探そう。
人は地上に生きる生き物ゆえか、仲間を探す時、無意識だと水平方向にしか頭を動かさない。

意識しないと、上下は探さないのだ。(焦ったりパニクると、この簡単なことに気が付かない。)

あらかじめ決めた時間でバディが見つからず、浮上したら思いの外、近くにいた、なんていうのは、大抵このケースだ。
それ位、水深が違うとお互いを見失い易い。

あなたが、もし、初心者なら、仲間とはぐれたと思っても急に泳ぎ出してはいけない。
それによって、本当に遭難したりする。

多くの場合、上を見上げると(上斜め後ろかな?)ガイドやイントラの優しい目に会えるだろう。

下から上は逆光だし、見上げないと見えないが、上から下は見やすい。
だから、大抵、あなたのガイドはあなたの上にいるものだ。(二人以上で引率する場合だが。)

だから、ひとりぼっちになった!と思ったら、まずは深呼吸。
そして、上を見ろ!

ま、そんなこんなで、横の流れよりも垂直方向の流れの方が、要注意なのだぁ。
とくに引きづり込まれる流れは恐ろしいのだ。

■カレントフック
流れの強い場所で、岩などにしがみついて1箇所にとどまっていると結構疲れるし、グローブが痛むのよね。
そんな時に活躍するのがカレントフックだ。

ロープの片側にフックが着いており、反対側にはクリップがついている。

フックを岩に引っ掛け、クリップを自分のBCDなどにつけて、水中の一点に留まる事ができる便利な道具。

専用のものは途中にバネ等も入っており、水流の強弱があっても外れづらいと解説されているが、その効果は僕は良くわからない。(外れづらい、気もする、程度。)

ホームセンターのパーツと登山用のザイルの細いものを組み合わせて自作するとお安く作れますぜぃ!

■ドリフトダイビング
無理に潮の流れに逆らわず、潮の流れに流されながら行うダイビング。当然、エントリーポイントと、エキジットポイントは別の場所ということになる。

流れに乗って移動するので、体力をあまり使わずに大きな移動ができるはずだが、誰かとはぐれたり、想定している潮の流れと違ったりと、いろんなことが起きる。

その対処で、流れの中でフィンキックをすると、流れのない穏やかな海より数倍疲れるし、空気を消耗することは容易に想像できるだろう。

潮の流れをきちんと読んだ計画と、ドリフトダイビング用の器材準備(風船等)が必要。

■風船
正式名称は「シグナルフロート」かな?単に「フロート」と言われることが多い。

オレンジ色の空気で膨らます細長い風船。長さは1~2m程度が一般的。膨らますと魚肉ソーセージを巨大にしたようなイメージ。

ドリフトダイビングでは、浮上しても各グループが離れた場所で浮上することも多く、ボートがこの風船を目指して移動しつつダイバーを回収する。
海面に浮上しても、波やうねりがあるとダイバーの頭は見えづらいので、オレンジ色や黄色などの視認性の高い色の風船を膨らませて、ボートから発見されやすくするのだ。

海面に浮上してから膨らませても良いが、安全停止時に打ち上げておき、あらかじめ場所を示しておくとボートが移動するのを待たなくても良い。事前に段取りは船長とよーく打ち合わせておこう。

ドリフトダイビングではなくても、BCDの中に入れておくと、はぐれた時にも安心できるグッズである。

レギュでエアを注入シグナルフロート3

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値段はちょっと高いが、風船の内側に金属膜が仕込んであり、レーダーに映りやすくなる、というシグナルフローともある。真空パックしてあり、都度、中までびしょびしょにならないのがよい。

シグナルフロートって、ダイビング後、使わなくても洗ってやらないとカビが生えるんだよね。
なので、この真空パックという発想は良いと思う。
使ったことないけど。高いんだもん。ま、命には代えられませんが。

■シグナルミラー
ミラーって、そのまんま鏡ね。

昨日から、海で一人ぼっちで漂っている時に、ヘリコプターが救助に来ました!
ヘリはまだ、自分の存在に気づいていません。

どうする?

風船を膨らませて振れば気づくかも。
が、そんなもんは昨日の夜、無くしてしまった。

では、どうするか?

昼間だったら、太陽光線を反射させて気づいてもらう、というのも一つの方法。
そのためのグッズだ!

鏡と言っても強化プラスチックでできているので割れない素材でできている。
使っていると表と裏がはがれてくる製品もあるが、接着剤で貼り付けてやれば復活する!

穴が開いているものも多いので、その穴からヘリコプターを覗きながら太陽の光をうまく当てよう。

ちっちゃいのでBCDのポッケに放り込んでおいても邪魔にならない。

普段はその穴にカラビナとかフックを通して紐とかをつけておいても良いね。
いざという時に、無くした、なんてことが起きないように、BCDに結び付けておこう!

■海面着色剤
ミラーと共に、昼間の救助で役立つのが、海面着色剤。
よくハリウッド映画で戦闘機が脱出したパイロットが海に落ちたときに自動的に撒かれる緑とかの絵の具みたいなやつ。

色はオレンジとか黄色とか見やすい色がいいね!

ミラーは地味な道具だが、繰り返し使える。
でもこの海面着色剤は流れてしまうので、使うのは1回だけだね。

長い時間、自分と一緒に漂うように作られているらしいが、流石にこれは使ったことはない。
持ってはいるのだが。。。
使う機会が訪れないことを祈っている。

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