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久しぶりの2千円札

Tue, 28 Oct 2003 02:42:42 +0900

お財布には今いくら入ってます?
その内訳は?万札?千円札?それとも二千円札?

今日仲間と昼食を食べた後の会計で、ひとりが二千円札で支払っていました。
発行当初は大騒ぎだった二千円札もトンと鳴りをひそめてしまいましたね。

その、二千円札で支払った友人いわく「ローソンでお金をおろすと二千円札で出てきますよ。」だそうです。
ま、限られたスペースしかないATMに二千円札を入れることによって、ストックする金額を増やすことはできそうです。(千円札を減らして二千円札を入れる。)
でも、この二千円札って使い慣れないと使いづらいですね。(だって980円の買い物で1020円のおつりですよ。)

と、いうことで今日は貨幣の話。

現在は「日本銀行券」と「補助貨幣」が流通しているのはご存知のとおりかと思います。
「日本銀行券」とはいわゆるお札のこと。
昔は金との兌換貨幣でしたが、現在は日本銀行が「○○円の価値がある」と言い張っているだけのきれいな絵の描かれた「ただの紙」です。
(まぁ、日銀が金に換えてくれなくても「徳力本店」や「田中貴金属」に行けば金に換えてくれます。というか金を売ってくれますが。金価格と連動していないので兌換紙幣ではありません。アジアの通貨危機後、インドネシアのマハティール前首相が金兌換紙幣の復活を考えたとか。余談。)

そして「補助貨幣」は政府の発行する硬貨。
1円玉から始まり、すっかりおなじみになった500円白銅貨まで。
(1円玉はなんと1円以上価値のアルミニウムを使っているということで1円玉を溶かしてアルミの板を作っていた小学校の理科の先生が書類送検されたという事件が昔ありました。)
また、世界でも珍しい穴のあいたお金を日本では使っていたりします。
(海外旅行のお土産にどうぞ。珍しがられます。)

ところで、日本の貨幣は過去にさかのぼるともっと面白い。

江戸時代の貨幣制度。
上流武士階級は金貨を使い、下級武士は銀貨、いわゆる庶民や農民は銭貨(銅や鉄)を使っていました。
この頃の銭貨は真中に穴があいていて紐に通して保管したりしました。

ところがこの貨幣制度は使いづらい上この上ない。(2千円札の比ではない!)
塩や砂糖、薬は銀貨でしか買えないし、野菜やまきや小豆は銭貨でしか買えない。
幕府がそれぞれの階級の住む世界を分けるとともに意識まで分け隔てをしようとしていたのかもしれません。

そのため、貨幣の種類もさまざまなものが混在することになっていた。
金銀貨の種類は大判、小判、一分判、二分判、一朱金銀、二朱金銀、丁銀、豆板銀など。貨幣単位は斤、両、分、朱、匹、など。
両は斤の1/16、分は両の1/4、朱ははじめのうち両の1/24、のち、1/16にあらためられた。

この他、銭貨の単位では文がある。(100文=10匹)
16文キックの文ですね。(古すぎ。)早起きは3文の得とも言いますが。
そんでもって1両小判ひとつが銀で60匁だったりするからややっこしい。
(1匁=3.75g 匁は重さの単位です。今でも真珠は匁で計る。また余談。)

今度お金をおろすときは、ローソンのATMでおろして二千円札を手に入れようと思う、今日この頃でした。

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