グアムの基本情報


国名 アメリカ合衆国準州
人口 168,564人(05年)
面積 549平方キロメートル
民族 チャモロ人37%、フィリピン人26%、アングロサクソン7%、その他(太平洋系、中国人、日本人、韓国人等)27%
宗教 カトリック85%、その他15%
言語 英語、チャモロ語、フィリピン語
時差 日本−1h
GNP グアムのみの統計なし
通貨 1US$(米国ドル)=約90円 (10年1月)
物価 観光島であり日本と同じか高め。ローカル向けサービスは日本より安い。
出国税 空港施設使用料4.5US$、税関検疫審査料6.36US$、空港保安料2.5US$
電気 110〜120V、60Hz プラグはA-2
小さい街の割には各国の料理が食べられます。中華、韓国、ベトナム、タイ、もちろん、日本食も。
島だし観光地なので物価は高め。
ハンバーガー15US$とか。チャーハン8.5US$とか。
お安く食べるには郊外に行きましょう。国道を走っていて沢山の車が駐車しているレストランがお勧めです。「地元の人が集まる店は美味い」の法則は世界中どこでも一緒ですね。
巨大なハンバーガーをやっつけると、アイスクリーム食うか?と聞かれます。うっかり注文すると、巨大な激甘アイスがでてきたりするのでご注意願います。どおりで、ビアダルのような体になるわけです。合掌。
移動の足 小さな島ですので、鉄道はありません。もっぱら車が足となります。街中の異動であれば免税店や日本の旅行会社のバスが島内をぐるぐる走っています。旅行会社のバスはその会社のツアー客用のものですので、マイレージなどで航空券を手配した方は、その他の足を確保せねばなりません。路面バスを利用するか、レンタカーを利用するか?というところでしょう。
Guamもアメリカの端っこということで、車社会です。
国道沿いのレストランやマーケットは駐車場完備ですし、駐車場代なんてチンケな事は言わない。

■5車線の道が多いのはなぜ?
Guamの道は片側2車線の道が多いのですが、真ん中に3車線目があります。 対向車線も合わせて数えると、全部で5車線の道が多いのです。
この真ん中の車線は、どっちの方向に進む車でも利用することができる、便利な車線です。つまり、自分の進行方向の車線に移るまでの暫定的な車線なのです。
右側通行のGuamでは、左折する際はこの3番目の車線でウインカーを出して止ればよい。対向車の流れが途絶えたところで左折する。わき道から左折して大きな車線に入る場合も、一旦、真ん中の車線に入って走行し、自分の方向の走行車線が空いたところで右側2車線に入って走行するわけです。
だから、ずーっと真ん中の車線を走るのはなしです。これは危ない。右側が空いたら速やかに右2車線に入りましょう。
ダイビング 海が綺麗ですので、ダイビングは楽しい。
「ロタやサイパンの方が綺麗だ」という人は多いけれど、上を見ても下を見てもきりがないのは、どの世界も一緒なわけで。ダイビングスポットも島中に散らばっているものの、日本でも有名なスポットは島の西側に固まっている。(そもそも北側は米軍キャンプのため通常は潜れない海域が多い)
有名スポットの中では「Blue Hole」「Crevasse」「GabGab2」「American Tanker」「Gun Beach」等に潜りました。それぞれ、それなりに綺麗だし、楽しい。水温も年間を通して30度近いので、軽い装備で身軽に潜れるのが楽ちん。その他のポイントとしては「Bile Bay」「Petes」「Barracuda Drift」「Anae Caves」等に潜ったことがあるが、それぞれの楽しさがあります。
ダイビングサービスは日本人ショップも沢山あるので言葉の心配はいらない。2ちゃんとかで検索すると、あれこれ変な噂があったりするが、2ちゃんねるは本当も嘘も同居しているので、全てを信じてはいけない。
僕はMDAという現地向けのショップとGently Blueという日本人ショップを利用したことがあるが、どちらも良いショップだと思う。MDAは現地向けのショップなので、基本的に日本語は通じないと思った方がよい。(一人だけ日本人のスタッフがいるが、特に日本人対応というものはない。)サービスも日本人ショップのような手厚いサービスはなく、ジャンジャン自由に潜るスタイルですね。(現地ではマイタンクを持っている人も多いし、ダイビング自体が気軽なスポーツなんですよね。だから手取り足とりを期待してもダメです。)送迎も無いと思うので、レンタカーで行かないと駄目よん。
ただ、この店は米軍が大口顧客のため、突然、米軍からの大口の予約が入ると、個人客は片隅によって潜ることになる場合もある。というか、キャンセルされそうになったことがある。(現地向けサービスなので、今日潜れなくても明日潜れば良いでしょ?という感覚なのだろう。。。遠くからはるばる来る客を待っていないのね。)
米軍と仲良しなショップであるが故のメリットは?他のショップが催行できないスポットでのダイビングが楽しめる。Guamでは米軍基地が主要な地位を占めているので、潜れない水域が多い。でもねー、MDAだと行けたりするので、ひと通りのスポットに飽きてしまった方にはお勧めします。(最初に書いたとおり、現地向けショップは日本人向けとか日本国内のショップの様に至れる尽くせりのサービスはありませんので、あらかじめご承知くださいませ。)自分の面倒は自分で見られる人は、門を叩いてみましょう。

一方、Gently Blueは日本人ショップでは少ない自社ボートを持ち、当たり前だが日本人スタッフが多い。外国人スタッフも片言の日本語を話し、皆、気さく。
レンタル機材は新しくはないが、それなりに手入れがしてあるようには見える。(スタッフが雑に扱う店はろくでもないところが多いが、こちらは丁寧でした。)金額は現地向けショップよりははるかに高いが、日本人ショップの中ではリーズナブル。
ブリーフィングも基本的な部分はきちんと押さえており、安全面の配慮もある。ログ付けなども、かなり細やかに見てきた魚の名前などを教えてもらえる。(私は2008年にMDAでセルフダイビングを楽しんだが、その時のログブックには魚の名前が一つも書いてなかった。。。今回の2010年の訪問ではGently Blueにお世話になり、各ページに書ききれないほどの魚種名が書き込まれた。)

まぁ、人対人の話なので、合う合わないはあるだろうし、同じガイドさんがずっといる訳ではないので、その限りではないが、経営者が変わらない限り、基本的な経営方針は変わらないのだろう。
その他のショップはどうかって?
僕は行ったことがないのでわかりません。あなたのレポートをお待ちしております!
射撃 街中にはいくつも屋内射撃場があります。屋外射撃場は郊外にあるようです。拳銃を撃つだけなら屋内射撃場で十分ですが、ライフルやショットガンを中心に撃つなら屋外射撃場の方が良いでしょう。
いぜれにせよ、射撃場は日本人ご用達の状態です。観光客のうち、韓国人は自国に徴兵制があるので当然のように自動小銃等の扱いは慣れているわけで、わざわざ高い金を払ってGuamで撃つ必要がない。中国は選抜徴兵制だが、志願者多数のため、事実上の志願制となっているので、全員が兵役経験を持つわけではないが、自国の射撃場の方がはるかにお安く撃てるので、やはりGuamで撃つ必要はない。
ということで、お客は日本人ばかりですし、日本語が普通に通じます。
銃種は当たり前ですが、アメリカ国内で一般的に売られているものが主体です。よって、カラシニコフとかはドラグノフはなかった。軍用銃だとM16はありましたが。 ただ民間用の設定なので、連発はできません。カンボジアやベトナムの射撃場では連射を楽しめますが、Guamでは単発射撃となります。
個人的な感想 格安パックツアーでは往復航空券と3泊4日のホテル代、燃油サーチャージと成田の空港使用税まで入って3万円余りなんていうものもある。(2010年2月に行った時は上記料金でした。)金額で言うと、関東からなら沖縄より気軽ですね。
Guamは2008年と2010年の2回訪れたことがありますが、日本の植民地みたいな感じで、日本人観光客で成り立っているように思う。 ただ、この2年の間に何が変わったかというと、中国人が増えた。もちろん他国にもれず華僑は一定数いるのですが、観光客が増えている。2015年には中国人観光客だらけになっているかもしれません。
人によっていろんな楽しみ方があると思いますが、海外旅行は初めてという人にも優しい島です。世界中の国と比べたら治安は良い方だし、街も清潔。 基本的な観光や買い物には日本語だけで事足りるし、少し外国風な空気に触れることもできる。もちろん地元相手の店に入れば、アメリカンな雰囲気にも浸ることができますし。

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